映画『タイピスト』

 

友人夫婦と、その姪と、映画館へ行った。僕は仕事帰り。友人達は休みをとって、姪っ子さんは午前中で学校が終わり。今日が二学期の初日だったそうだ。


今日は『タイピスト』という作品を観る。予告編でいきなり気に入ってしまったのだ。静岡ではミニシアターでの上映。『アーティスト』や『オーケストラ!』のスタッフが作ったという。
50年代のポップで可愛らしい雰囲気の映画だった。タイプライター、パリ、秘書、文房具が好きな人なら大いに楽しめると思う。オードリー・ヘップバーンを意識したのだと思う主人公も魅力的。
概ね、予告編そのままの作品。わりと本気でタイピング競技をするので、甘々な雰囲気だけでないのが良かった。大満足。
友人達もすっかり気に入って、未見の『オーケストラ!』も見たいと言っていた。
姪っ子さんも楽しめたようだ。ミニシアターは初めてという。僕が彼女くらいの時には、『ゴジラビオランテ』や『機動警察パトレイバー』を見ていた。フランス映画なんて見たことは無かった。時代の変化にふと思いを馳せる。


タイピスト!Populaire 映画パンフレット 監督 : レジス・ロワンサル キャスト ロマン・デュリス、デボラ・フランソワ、ベレニス・ベジョ、ミュウ=ミュウ



映画の後は、ベトナム料理店で晩ご飯。フォーと、炒めもの3種類と、生春巻き、スープ、そして甘いデザートを食べる。
腹ごなしにデパートと書店の中を延々と歩く。書店では新刊本を数冊購入した。
そしてサーティーワンアイスクリームにも行った。僕はラムレーズンと、今月限定の派手な色合いのアイスをコーンで、姪っ子さんはチョコとバニラをカップで食べる。
アイスクリームの醍醐味はコーンとのマリアージュだと思うのだが、そしてコーンのほうが食べられるのでお得だと思うのだけれど、カップを選ぶ若い人は多い。僕の甥もカップ派。「楽だから」と彼らは言う。
僕はサーティーワンアイスクリームでは、つい珍しい味を選んでしまう。サーティーワンアイスクリームは僕にとって非日常なのだ。これも現代の若者には通じない感覚だろう。
「チョコとバニラかよ。保守派だ」と思ったけれど、もちろん言わない。
友人夫婦は「ここのアイスはちょっと...」「色も味もジャンク過ぎて...」と言葉を濁して買わない。これは少し寂しい。自分が阿呆になった気分。




遠方の友人から、誕生日プレゼントの本が届いた。「ペンギン・ペディア」という大判の写真集というか辞典。
綺麗な写真と、詳細なデータが素敵な本。地球上の全てのペンギンについて、体長や体重、生活環から足の裏の色まで掲載されている。生息地への旅費まで載っている。素晴らしい。家宝にしたい。
ペンギン・ペディア

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