私は帽子を買い、あんみつを食べる。


早い時刻に仕事が終わり、その後に静岡の街を自転車で散策した。
昨日の疲れで軽い筋肉痛がある。こういう時にのんびり自転車で走ると筋力が効果的に付く、と本で読んだ。


日差し対策として、帽子を買うことにした。先週のような天気だと、さすがに頭が暑い。
つば付きの帽子を買うのは生まれてはじめて。
真冬の防寒用にニットキャップをかぶる以外に、帽子に縁がない生活をしている。そのニットキャップも、貰ったものだ。
何が良いのかわからないまま、街のジーンズショップで、シンプルな紺色のものを買った。
厚い綿布でできている。つばは短く、天辺は平ら。皮革製のアジャスターが付いている。フィールドキャップ、というのだろうか。キャスケット、とは少し違う。よくわからない。
特に癖のないデザインなので、日常的に使えると思う。ただし今日は妙に涼しく、曇り空だった。





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前から気になっていた、鷹匠にある、少し和風の喫茶店へ行ってみた。
夕方なのに、ほぼ満席。客の全員が、元気なおばさん。とても賑やか。
隅の席で、コーヒーとあんみつを注文する。
コーヒーは丁寧にネルドリップ。あんみつの白玉団子は茹でたてで、赤豌豆も小豆餡も上品な味付け。寒天はぷりぷりしている。
ということで、大変に素晴らしいコーヒーとあんみつだったのだが、なにしろおばさんだらけの店内で、ちょっと疲れてしまった。読書に集中することもできなかった。




帽子の側面には「Genuine of the(略)style and Impossible(略)lifestyle」などと意味不明の刺繍がされた小さな布地(3cm✕2cm)が縫い付けてあるので、これは外す。
安いだけあってあちこちで糸がほつれているため、綺麗に処理した。
ようやく、それなりに満足できる状態になった。





クリームあんみつキャンドル

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