水着と浴衣と輸入雑貨

 
 
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春先に仕事先で知り合った、年若い知人と街へ買い物に行く。彼氏も一緒。
皆で「109」や「丸井」の、若い人だらけのお店を巡る。僕は疲れる。彼氏さんも、買い物は得意ではないそうだ。でも若いので、僕よりもお店に馴染んでいるように見える。
知人は時間制限のあるバーゲン・セールに参戦するというので、いったん別行動をとる。
僕は「マリアサンク」で、たっぷりの紅茶とアンズのタルト、それに持参した文庫本でくつろぐ。
アンズのタルトは、生アンズと干しアンズとプリンっぽい生地が不思議な組み合わせで、大変美味しい。
書店で涼みつつ、漫画「アステロイド・マイナーズ」を買った。
アステロイド・マイナーズ 2(リュウコミックス)






そしてまた合流。しかし彼氏は「暑いし疲れた。女の買い物にはついていけない」とメールを残し、帰ってしまった。
仕方なく2人で街を巡る。
知り合いの出産祝いと、友人の結婚式の仕込み(飾りつけた色紙にメッセージを書き込む、とのこと)などを選ぶ。こういう品ならば、僕も少しは役に立つ。
そして水着と浴衣を買うのを手伝う。といっても、意見を求められてそれに答えるだけ。
概ね、僕の意見は「地味」との事。僕から見ると、若い人の浴衣とそのコーディネートは水商売の関係者に見える(もちろん言わない)。
水着については、よくわからないので全て褒めておいた。布地の機能性について話題にしたところ、軽めの変態扱いをされた。機能は大切だと思う。
せっかくなので、僕もビーチサンダルを買う。まるで無印良品のような、いちばん無難なものにした。



漫画などで、女性の買い物につきあわされると、だいたい男が大量の荷物をよろよろと抱えることになる。しかし現実にはそういう風にはならない。
全然知らなかったが、浴衣とその付属品なども、あまりかさばらない。それに好きなお店の袋を持つのも、彼女にとっては楽しいことのようだ。
僕はわりと他人の買い物に付き添うのが好き。一緒にお酒を飲んだりするよりも楽しく人柄に触れることができる。自分の買い物よりも気楽なのが良い。



いくつか輸入雑貨のお店を回る。
同じ静岡の市街地にあるけれど、知人は「行ったことが無い、というか存在すら知らなかった」と言う。
確かに、客の雰囲気が、知人とは違う。「違うファッション誌を読んでいる感じ」がする。
目新しい経験ができたようで、喜んでくれた。彼氏さんにお土産(お香と石鹸)を買う。僕は自分用の手ぬぐい(※)を購入した。




晩御飯は、タイ料理のお店。
グリーンカレーやサラダを食べる。知人はビールも飲む。
「面白い店を知っている」と褒めてもらった。
10歳以上離れていると、あらゆるところで新しい発見がある。自分はそうでないのでよくわからないが、年下の従妹がいたら、こんな感じなのだろうか。




※買った手ぬぐい。ムーミンハウスとニョロニョロ。
【 ニュートラル 】 注染手ぬぐい ムーミン 「 ムーミン屋敷 」 【 ニュートラル 】 注染手ぬぐい ムーミン 「 ニョロニョロ縞 」

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