人生初フェリー

2013.06.22-23 伊豆旅行 025 
旅行2日目。
伊豆の真ん中、山奥から峠を超えて、西伊豆の漁村まで一気に下りる。甥や姪は、途中で牧場のソフトクリームを食べる。
それから奇岩が有名な岬を見物したり、近くの浜辺で磯遊びをして過ごす。カニや貝を拾って観察。



伊豆の名産品ということで、心太(ところてん)の専門店にも行った。
自分の生まれ育った土地では、心太といえば酢醤油と辛子で食べる。聞いた話や書物の情報で、黒蜜をかける事は知っていたが、まだ食べたことがない。
今日のお店では、黒蜜版もあったので、試しに食べてみた。
かなりこりこりとした、いつも食べているスーパーマーケットで2パック100円のものとは違う食感。たぶん、「濃く」作ってあるのだと思う。
黒蜜ときな粉がかかった心太は、とても美味しい。東京の老舗で食べる「豆かん」を思い出す味。「磯のものを甘くして食べる」という違和感は特に感じなかった。
酢醤油の品も、ちょっと貰って食べる。箸で引っ張っても切れない、ずいぶんしっかりしたものだった。





2013.06.22-23 伊豆旅行 030
午後の便のフェリーで、駿河湾を横断して一気に帰る。土肥港から清水港へ。
実はこれが生まれて初めてのフェリー体験。旅客船の客として乗ったことはあると思うが、車を乗せるのは初めて。
実に面白い体験だった。たくさんある自動車とバスとバイクと自転車が、きちんと船倉に収まる。
航行中は車には居られない。客席でのんびりしたり、外に出て景色を見たり。富士山こそ見えなかったが、風は涼しく波は穏やかで、良い船旅だった。
このフェリー、道路網の発達で時間的にはそれほど高速道路に比べての優位点は無いのだが(料金は高いし)、でもやっぱり楽だ。広々していて、車のように疲れることもない。
しかし到着地の清水港、いつも見慣れた風景の場所に海側から向かっていくのは、なんだか不思議な気分だった。
甥も姪も船旅を楽しんでくれたようだった。



t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。