工場出荷時の状態に戻す

いよいよ調子が悪くなったOSX。今日はメールを書いていたときに「もももももももも」と入力されて、大変に面白い状況に陥った。面白いが困る。
というわけで、いったんハードディスクを空にしてOSの再インストールをする（ハードウェアの点検に異常無し）。いきなり最新バージョンをインストールしてくれるので楽である。でも同時に、新しいハードディスクにデータを移して、再インストールするアプリケーションを吟味してと、やるべきことは多い。引っ越しと大掃除と修繕を同時にやるようなもの。しかも明日にはAdobe Illustratorだけは普通に使えなければならない。庭いじり的な作業は後回しにするのだけれど、見栄えが気に入らないコンピュータを使うのは楽しいものではない。

とはいえ、真っさらのパソコンは良いものである。できるだけカスタマイズの類は避けて使ってきたはずだが、それでも個人的な癖のようなものがあって、実はそれが不便なのに慣れでなんとかやってきた、という部分が必ずある。ことパーソナルコンピュータの操作に関しては、デフォルトのままを維持するのが結局は楽になる。

本当は「一連の作業を、備忘録も兼ねてここに記してみたい」といった書き出しでテクニカルな内容の日記にしてみたいのだが（誰かの役に立つかもしれないし、自分には機会がないので憧れている）面倒なので書かない。単にiMacの指示に従い操作をしていったところ、真っ当で軽快な状態になっただけ。書くべきことも特に無い。

しかしこの数日間の、狂人のようなOSXは何だったのだろう。クラッキングさえ疑われるような、微妙に使いづらい狂いかたをしていた。

つぼやきのテリーヌ The cream of the notes 2 (講談社文庫)