パスワード以外

 
 
朝早くに、携帯電話がメールの着信音を鳴らした。目が覚めてしまった。
見ると、よくわからない英文のメール。差出人は自分(のGmail)。BCCで知人数人へも送信している様子。
これはGmailのアカウントが乗っ取られたのではないかと、急いでiMacを起動する。
何人かの送信先へ接続できなかったというメールが来ていた。先の携帯メールにあったBCCの内容と一致する。
結果的に、乗っ取られたにせよ古い(現在は使われていない)アドレスにスパムメールを送ったため、友人知人へは届かなかったようだが、送信履歴なんて残っていないから本当のところはわからない。 



とりあえず、Googleのサービスに共通のパスワードを変更した。長めの文字列。
そして情報収集する。Gmailのアカウント乗っ取り(あるいはそう見えるトラブル)は急増中という。
Googleのアカウントは、パスワードに加えて二段階の認証が出来るそうなので、試してみた。
ハードウェア(僕の場合はiMaciPod touch)に紐付けした認証をする。これは簡単。ただし旅先でパソコンを借りてメールチェックするなんて時はどうすれば良いのだろう。
それとは別に、それぞれのアプリ毎に認証する手続きもある。これは最初は意味が掴めなくて、ちょっと手間取った。理解した後は、なるほど賢い仕組みを考えるものだなあ、と感心した。



ひと通りの作業を終えた後は、アンチウイルスソフトのフルスキャンと、トロイの木馬探しをした。時間はかかるがアプリケーション任せだから、楽なもの。何も見つからない。
しかしよくわからないリンク(英国にある一般企業のWebサイトに見えるけれど、怖いからクリックしない)が本文にあるメールが1つ送信されただけという、なんだか不気味かつ実害が少ないトラブルだった。
パスワードだって変更されていない。
こういう時、詳しい人が身近にいると安心なのだが。今もじわっと怖い気持ちが残る。
僕が気づいていないだけで、何か酷い事が起きていないだろうか(アドバイス等あったら連絡下さい。それと、僕から変なメールが来た人は削除して下さい)。




今から病院へ行く。
インフルエンザの予防接種をする。
街はクリスマス・ソングが流れていたけれど、おやつは麩菓子だったし、夕食は父が蕎麦を打つし、僕はクリスマスとは無縁の一日だった。



 

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