静岡市の鷹匠にあったケーキ・カフェの名店、ブーケ。
1年ほど前に、店主が高齢の為、惜しまれながら閉店した。人気があるのに引退する「ハッピー・リタイア」として、その時は話題になったものだ。
しかし本当に残念だった。素敵なお店だった。
そのブーケが、離れたところで復活した。
働いていた人が、レシピや調度類や名前を引き継いだらしい。新しい名前は「Sud Bouquet」。南のブーケ、という意味だろうか。
今度のお店は、朝からやっている。パンの販売もしている(パンはさきほど食べた。美味しい)。
近いうちに行こうと思っていた。今日は暇ができたので、行ってみた。
昼前だったから、まだ空いている。祝いの花がいっぱいあって、窓際のカウンター席は座れなかった。
「ガトーバスク」を食べた。前にも食べたことはあるが、ブーケのは本当に美味しい。新しいお店でも、それは同じだった。
コーヒーは大きいサイズが選べる。価格はほとんど同じで、 ミルクがつかず量が増えるという、ちょっと変わったシステム。僕はブラックをたくさん飲みたいので、これはありがたい。
コーヒーを手挽きのミルで挽き、丁寧に淹れるのは、引退した筈の昔の店主だった。
たぶん新しいブーケには、何度も行くことになると思う。良い店ができた。嬉しい。
午後に少し、静岡の街中で開かれている「大道芸ワールドカップ」を見物した。
街のあちこちで、大道芸人が芸を披露している。人だかりができていて、ずいぶん盛況。
4組くらい見ることができた。ガイドブック(500円)を買って、何時にどこで誰が演じるのか調べれば、もっと見られる。
全体として、海外から招待されているような人達のほうが、やっぱり見ていて面白い。個人的には、話芸はそれほどいらないなあ、と思った。
それよりも、圧倒的な体術とか、怪しげな動きのほうが好きだ。思わず拍手をしてしまうし、投げ銭だって楽しい。
明日と明後日は本格的にお祭りになる。また行くつもり。
昨日の夜に、Twitterで「カメラのストラップを替えた」とつぶやいた。
ミラーレス一眼カメラの時に使っていた、ネックストラップが、今のカメラ(SONY RX100)だと少し大袈裟すぎる。
かばんを小さなものに替えたから、もっと小さなものがいい。そう考えて、カメラについてきた純正品のハンドストラップに換えてみた。
それを知った知人が、「それならば良い品がある」と、使っていない革製のハンドストラップを譲ってくれた。
茶色のシンプルなタイプ。使っていくうちに柔らかくなるそう。かばんへの収まりも良い。良いものを貰ってしまった。