ハロウィーン考

 


ミスタードーナツのハロウィンドーナツ。




昨日、大きな買い物をしたので、今日は小さく節約をするつもりだった。
しかしミスタードーナツに季節商品が並んでいて、おやつに食べてしまった。
ハロウィーンをモチーフにしたドーナツたち。かぼちゃ色をしている。
2つ選んだ。パンプキン・オールドファッションと、ジャック・オ・ランタンを象ったもの。



オールドファッションは、ちょっとだけかぼちゃ風味がする。色もついている。しかし多少の変化があるだけで、全体としては普通のオールドファッションだった。
ジャック・オ・ランタンのほうは、プレッツェルをもそもそさせた感じがして、なかなか美味しい。定番にしてほしいくらい。
 


しかしショッピングモールはハロウィーン一色である。
10月は目立った行事が無いから、お店としても取り組みやすいのだろう。
なんとなく、コンビニで売られる恵方巻きを思い出す。こういうものは、企業が主催するお祭りのようなもので、盛り上がりたい人達には嬉しいのだろう。
しかしディズニーランドでお膳立てされるのならともかく、文化的背景を欠いたままで「幽霊騒ぎ」をして面白くなるのか、ちょっと気になる。
多くを祀るのは庶民の強さだけれど、そもそも祭祀や神様に興味が無いから、どうしても外側から眺める気分になってしまう。でも甥や姪が仮装して楽しんでいたら「わあ可愛い」と思ってしまうだろう。
それにしても10月末のイベントに、今から盛り上がりすぎではないか。クリスマスみたいなものか。





屍者の帝国」を読み終えた。
本を最後まで読んだあとにいつもなる、ちょっとほわっとした気分は何なのだろう。
ともあれ、良い本だった。言葉と意識というテーマが最後に円環のように繋がるのが見事。
続編が出せそうな終わり方だったけれど、期待できるのだろうか。



ところで、「自分の読み終えた(お気に入りの)本を、図書館の蔵書にしてほしい。寄贈するから」という思いというか願望を友達に話したら、笑われてしまった。
それは本好きの発想だという。良いアイデアだと思ったのに。








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