かばんを洗う


 
 
冬からずっと使い続けていた、普段使いの布かばんを洗うことにした。
先日、中身は革かばんに移し替えた。時々こうして巡回させないと、一年中同じかばんを使ってしまう。
革かばんも布かばんも、形や大きさが同じくらいの肩掛けかばんだから、ほとんどそのまま入れるだけ。バッグインバッグは便利だ。古いレシートとか、いらないメモが沢山でてきた。
空にした布かばんの中は、ちょっと汚い。埃や髪の毛が見える。外側はそれほどくたびれていない。



洗面台に水を貯めて、じゃぶじゃぶ泳がせる。
防水スプレーをかけていたので(いつかけたのだろう。思い出せない)、水は吸わない。表面だけ洗う。
そして洗濯機で脱水して、干した。



買ったときは高級品だと思っていたかばんだが、もう10年近く使っていて、かなり乱暴に扱っても大丈夫だと知った。無印良品の安い帆布かばんとメンテナンスは同じ。
それでもほつれたりしないのは立派。
色は少し落ちて、軍の放出品みたいになってしまった。とはいえ、シンプルで荷物が沢山入って肩も痛くならない、優秀なかばんだと思う。
かつての悪癖、「安い肩掛けかばんをやたらと買う習慣」を終焉させただけのことはある。もう十分に元はとっただろうが、今のところ他に欲しいかばんは無い。




ついでにトートバッグも洗った。
買った時の説明書きに「糊付けされた生地なので洗ってはいけない」とあったが、あまり気にしない。もう何度も洗っている。
たしかにハリは無くなった。くたっとしている。再度糊付けする事ができれば、やってみたい。
しかし雑多な荷物運び専用のトートだから、どんな風合いでも構わないのだ。トートバッグがくたっとしていても(たぶん)他人は気にもしないだろう。そして僕も、気にしない。


  

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