本屋には毎日のように行っているけれど、高い本は買わない。文庫本か、漫画か、雑誌が多い。
ハードカバーの場合、だいたい1800円を超えると「高くて手が出ない」という感じになる。翻訳もののノンフィクションは、もう少し高くても買う。
社会人になって、本当に欲しい本が買えないなんて事は無くなったけれど、この金銭感覚はずっと同じだ。
今日は3000円以上する本が欲しくなって、かなり悩んだ。小さいのに高価な本。
こういう時はメモだけして、帰宅してAmazonで詳細を調べて、それでも必要と感じたら地元の書店で買うことにしている。
でも今日の本は、他のところでは売っていない気がする（それなりにマイナーなジャンルの本を、大きな書店の専門書棚で見つけた）。
熟慮の後にAmazonか地元の書店で取り寄せてもいいが、趣味に関することで、できれば今日欲しい。
余談だが、Amazonを利用すると、ちょっと悔しいというか、ローカル経済にダメージを与えている気分になる。いつか地元の本屋が潰れた時に、きっと後悔する。
だから（アフィリエイトで小銭を稼ぎつつ）Amazonでの買い物は避ける傾向にある。
というわけで、いちど書店から出て、少し車を走らせてから、Uターンして買いに戻った。
今はそれほど勿体無い気分にはなっていない。たまにはこういう買い物をしないと駄目かな、とも思っている。
節約は、他の分野でする。服も靴も昔ほどには買わなくなってしまったし、他に出費といえばカフェでおやつを食べるくらい。3000円程度の節約ならば、コンビニでの買い物と、お菓子の買い置きを無くせば可能だろう。
悩んで衝動買いした本を持って、「つきさむ」でコーヒーを飲んだ。
「ふかみどりブレンド」という、深入りのコーヒー。「フルーツゼリー」も食べた。どちらも大変に美味しい。本をひろげて、のんびりとした時間を過ごした。
