インド映画「ロボット」とドーナツ

 


 
 
昨日は、インド映画「ロボット」を観た。
ものすごくお金をかけた、そしてインド映画の妙なところを余すところなく引き出した怪作。
ストーリーは単純。ロボット(アンドロイド)が作られ、自我を持ち悩み、悪い奴に利用されて暴走する。生みの親の博士がそれを止める。
単純明快な話なうえにずいぶん長い上映時間。それでも日本向けにカットされたのだという。ノーカット版は、何故かマチュピチュ(映画には登場しない)でのダンスシーンなどがあるという。観てみたかった。
そんなわけで、楽しく観ながらも疲れてしまったが、テンポが良いので飽きさせない。
ちょっと盛り上がると、インド風にゴージャスなダンスシーンが始まる。綺麗なヒロインが出ると、それだけで無意味に数カット使う(ヒロインは無意味にカメラ目線でにっこり笑う)。
特殊効果だって出し惜しみしない。最新技術を駆使して、でも描かれるのは過剰なアクションシーン。たまに炎などの描写が「ジュラシック・パーク」のレベルになるのも微笑ましい。
主人公とロボットの2役をするのは、インド的美男子の、むっちりとしたおじさん。アメリカだったらアーノルド・シュワルツェネッガーなのだろうが、インドでは違う。
そのむっちりしたアンドロイドが大暴れする。シリアスさが吹っ飛ぶ大活劇なのだが、大真面目に作ってある。





全体に漂う未来感は、数年前のハイテクの匂いがする。一昔前の、自作PCパーツに描かれたようなぴかぴかのステンレススチールとLEDライト。
なんとなく、東名アジアで売られているバイクや原付の、とんがった感じもする。インド的な最新鋭映像。




インド映画というと、純真な少数民族が子供が田舎で苦労するようなハートフルストーリー(ミニシアターで上映)しか観ていない。
歌と踊りの大衆向け娯楽作品は、実は初めて観る。
突っ込みどころは数多いけれど、そんな事は忘れて楽しめる娯楽大作だった。
小劇場で、お客さんは映画好きっぽいお年寄りばかりだったが、終始くすくすと笑い声が聞こえた。最後には手を叩いて笑う人もいた。楽しい映画鑑賞だった。






今日はおやつにミスタードーナツの新作を食べた。
黒糖と生姜を使った、柔らかめのドーナツ。
生姜の味はあまりしない。香りと薬臭さが感じられる。砂糖蜜がかけてある品は、ちょっと甘すぎると思う。普通のチョコ味が一番美味しかった。

ミスタードーナツの新作。生姜黒糖味。




両親が使っているノートパソコンが故障してしまった。
モニタのバックライトが消えている。たまに液晶が復活するが、ほとんど真っ暗な画面。そしてヒンジの角度によっては画面が映る。


Windows Vistaは起動する。ただ液晶画面が駄目。
なので、電器店で映像出力のアナログケーブルを買ってきた。居間の大画面テレビに繋げた。仕事でプロジェクタを使っていた頃を思い出す。
目論見通り、きちんと表示されたから、今からデータをDVDにバックアップする。たぶんパソコンは修理に出されて初期化されてしまうだろう。
面倒な事になった。





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