沼津へ小旅行

 
 
新東名高速道路沼津サービスエリアから駿河湾を望む。
 
日帰りで沼津市へ行った。
良い天気。ほとんど渋滞も無く、予想以上にのんびりと楽しめた。



由比缶詰所
なにしろ暇人なので、高速道路は使わない。でも平日の昼間なら、国道1号線バイパスでも快適。寄り道もできる。
由比にある小さな缶詰工場で、ツナ缶を購入。工場の直売所か、通販でしか売られていない。
ちょうど手作業で缶にラベルを貼っているところが見られた。
特に高級品というわけではないが、なかなか良い雰囲気のラベル。たぶん中身も美味しいと思う。



■新東名高速道路NEOPASA駿河湾沼津
いわゆるサービスエリア。上りと下り、両方に行った。
カーナビが古いため、新東名高速道路関連の道は載っていない。案内標識の類も無い。
だいたいサービスエリアというのは僻地にある。
というわけで、ずいぶん苦労してたどり着いた。ほとんど勘で、山を登っていったら新東名高速道路があったので、あとは道沿いに進む。
下り側は特徴のない、ただ新しくて綺麗なだけのサービスエリア。トイレがデラックス(空間が無駄に使われている)だった。
上り側は駐車場が空くのに少し待たされた。「リサとガスパール」のカフェがある。「南欧をイメージした空間」とあるが、ぴんとこない。
しかしリサとガスパールは大好きだが、グッズを購入したり、ガスパールを象ったパフェを食べたいとは思わない。そういう"好き”ではない事に、到着してから気づいた。
なので何も買わなかった。
サービスエリアは、いずれ必要があれば立ち寄るだろう。急いで行くものでもないな、と思った。



深海水族館
本日の主目的。沼津港にできた新しい水族館。
いつか親類や友人と行くかもしれないが、その前に一人で見ておきたかった。水族館マニアとしては、皆で行くのも楽しいが、じっくり見たいとも思うのだ。
想像以上に展示は充実していた。特に1階には珍しい魚や魚介類が沢山。
子供時代に図鑑で見た変な生き物達が、生きて水槽を泳いでいる。とても興奮する。
でも少し狭い。料金の割に展示が少ない。あっという間に見終わってしまう。しかも2階は剥製や模型展示がメイン。
シーラカンスの剥製を中心にして、進化について展示しているのだが、そういうものに興味がない人には退屈かもしれない。
僕は十分に楽しめたが、小さな子供ではつまらないと思うかもしれない。
オオグソクムシ。 擬態した魚。正面から撮影。
coelacanth クラゲ。


水族館に隣接して、海鮮丼や寿司やカフェを集めた一角がある。「港83番地」という商業施設。
そこで昼食をとった。
「深海丼」という、深海魚を使った天丼を食べた。
見た目は普通の魚の天ぷら。もっとぐちゃぐちゃどろどろした正体不明の食材を期待していた。
でも柔らかくて、脂がたっぷり乗っていて、確かに普通の魚と違う。美味しい。安い仕出し弁当に入っている正体不明の照り焼きの脂に似ている。
マンボウの腸の串焼き」も注文した。これは貝のようにむにむにしていて、味は鶏のささみと魚の中間といった、不思議な珍味だった。
この「港83番地」の直営駐車場(時間貸)は、あまり停めている人がいない。後で見たら、周りにある普通のお土産屋や干物店、それに漁協の駐車場が無料なのだ。
せめて水族館利用者は駐車料金を割り引いて欲しい(200円だけど)。
マンボウの腸の串焼き。 深海魚丼。美味しかった。


ウィークエンドブックス
ずっと前から気になっていた、カフェ兼古本屋兼CD店。
古本のセンスが良かった。自分の好きな本がたくさん。悩んで買わない本があって、今も後悔している。
CDはボサノヴァ等が多い。
カフェといっても、コーヒーとカフェオレとチャイ位しかメニューは無い。
コーヒーを飲んだ。濃くて、飲んでいて落ち着く味だった。
近所にあったら通っていただろう。
焼き菓子が美味しそうだったため、お土産に購入。伊豆の「irodori」の品とのこと。
ウィークエンドブックスのコーヒー。濃くて美味しかった。



水族館の時間を多めに見積もっていたせいで、時間が余った。
町外れに車を停めて、自転車で沼津駅周辺を軽く探検した。面白い街だ。
他に、友人に会ったり、帰り道で親戚の家に寄ったりしたが、それでも夕食時には帰宅できた。
これくらいの遠出なら、いつでもできそう。






  

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