読み終えた本は、部屋の隅に平積みする事にしている。
ずいぶんな量になったため、古本屋へ持って行った。
「ブックオフよりも地元のチェーン店のほうが買取価格が良い」というインターネットの噂を信じて、県道沿いのブックオフ的な（でも静岡ローカルな）大型古本店へ行った。
全部で5650円になった。確かにブックオフよりも少しだけ値付けが良い気がする。高い本や新しい本をきちんと査定してくれたと思う。
しかし「帯や特典の小冊子はゴミですからね~」とか、ちょっとぎすぎすした言い方をされて（たぶん店員の個性だろう）、嫌な印象。
「これは読みなおすかもしれない」という、とっておきの2冊（上京時に古本店で発見した）は、いつか買い直す可能性を考えて、街の個人経営の古本屋に託す。
それほど価格はつかないけれど、でも「良い本ですね」と言ってくれたから嬉しい。
本当は図書館が引き取ってくれれば最高なのだが。自分で保管するほどではないが、大切な本というものがある。
本といえば、最近は下に設置しているAmazonのアフィリエイト（今日は「いま集合的無意識を、：神林長平」）が、ときどき思いがけない収入をもたらす。
誰が買ってくれているのだろう。ともあれ、有難い事である。
今日の臨時収入のうち5000円と、この2ヶ月分のアフィリエイト収入を、震災関係の寄付にまわす。
Twitterで好印象を持った、東京大学の早野教授のプロジェクトに送金した。
福島県内の子供達の食べる給食をまるごと検査して、セシウムの量を測る。地味だが、とても大切な活動だと思っている。何より実効性という点で、とても評価できる。
少し前までは赤十字へ寄付していたが、目先を変えてみることにした。
ほんとうに少ない額だが、役に立てば良いと思う。
ちなみに5650円のうち、650円は既に使ってしまった（画材屋で紙を買った）。
