ラーメン専門店

 
 
神社の猫。機嫌悪い。



友達に誘われて、ラーメン専門店へ行った。
ラーメン店へ行くのは久しぶり。
一時期はラーメン店巡りを楽しんだこともあるけれど、ラーメンというのは発作的に食べたくなるか、食べるのが習慣になるか、どちらかしかない。



静岡のパルコの向かい。前はマクドナルドだったところ。昼休みの時間には、小さな行列ができているのを見たことがある。
今日は少し遅い時刻だったため、特に並ばずに座れた。


券売機で支払いをして、券を渡す時に「ラーメンにご注文はありませんか?」と聞かれて、ちょっと面食らう。
どうやら麺の茹で加減(硬め、普通、柔らかめ)や、脂の量を指定できるようだ。席についたら、張り紙があった。いきなり聞かれても困る。



カウンターからは、厨房がよく見える。
店員は黒のTシャツ。「魂」の字を丸で囲った図案が胸に白くプリントされている。
とにかく威勢がいい。ちょっと声を張り上げすぎじゃないかと思うくらい。
席の前には「ラーメンはこう食すべし」みたいな紙が貼られている。「ああ、ラーメン専門店に来たのだなあ」と実感する。



店長(だと思う)が、新入りに対して、かなり厳しく技術指導をしているのが聞こえる。
指導というか、ちょっと威張りすぎの感じもする。新人が何かをする寸前に「遅いよ何やってんの明日はもっと忙しいよ」と口を出す。
あまり気持ちのよいものではない。
それでいて、女の子の店員さんにはニコニコと会話をしているのが、気になる。
厨房が開放されている飲食店というのは難しい。料理人が働いているのを見るのは大好きだが、今日のように嫌な感じの声が聞こえる時もある。



ラーメンは、普通に美味しかった。脂と旨みが強い、こってりした味。
若い人が好きそうな、流行りの味ではないだろうか。ラーメンは「大外れ」が無いのが良いところと思う。
ともあれ、誰かに誘われない限り、再訪することはないと思う。
「味よりも店長が気になったね」というのが、友人との共通見解。



この種の専門店よりは「街で適当に入ったところ、中国人の老夫婦が切り盛りしていて、水餃子と鶏麺が本格的だった」みたいなお店が、個人的には好きだ。
でもまあ、毎週のように前を歩いていて、気になるお店だったから、行けて良かった。





友達と駅で別れて、一人で自転車に乗って街を巡る。
本とパソコンの周辺機器を探し、帰路に「hug Coffee」で美味しいフレンチプレス・コーヒーを飲む。
今日はこってりしたラーメンを食べたから、おやつは無し。





漫画「木曜日のフルット」を買った。2巻が出るまでずいぶんかかったが、週刊誌で2ページずつの連載なので、仕方ない。



大好きな小説「氷菓」がTVアニメになるらしい。楽しみ。しかし静岡で放映されるのだろうか。
このシリーズを読んでいると、高校時代の部活(文化部)の空気を思い出す。



 
 

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