マクドナルドに行った


ものすごく久しぶりに「マクドナルド」へ行った。
新製品の「グランドキャニオンバーガー」が目的。昨日、Twitterで友人知人が食べた報告をしていて、なかなか美味しそうに思えたのだ。


しかし今日は祝日。休日の昼間はものすごく混雑する。
今日はお店の外まで車の列ができていた。でもそれはドライブスルーの人達の行列で、駐車場は普通に入れた。
持ち帰りの人も、無理にドライブスルーを活用せずに、車を降りてカウンターで購入したほうが早いのではないか。しかし車を降りたくない事情があるのだろう。



店内はかなり混雑していた。2人用の席はほとんど埋まっていた。
こんな混雑している時でも、4人分のスペースを使って勉強などをしている若者(中学生か高校生)がいた。
しかも長居するのに飲み物のひとつも追加注文しない。テーブルには文房具だけ。なので店員に「何も飲み食いしないのなら出て行け(という意味の穏当な言い方)」と言われていた。
でも擁護するつもりは全くないが、こんな状況でも周囲を見渡せないのが若者の特徴だろう。
ティーンエージャーの中には、驚くほど周りを気にしない人がいる。あれは不思議だ。自分が周りを気にしてばかりの子供だったので、実は羨ましくもある。



小さい子供を連れた家族も多い。
僕が子供の頃は、マクドナルドなんてジャンクフードの最たるものとして、ほとんど行ったことがなかった。中学生になって、自分だけで外食するようになって初めて行ったと思う。
今は客の半分以上が子供連れ。「小さな頃から美味しいフライドポテトが食べられるなんていいなあ」と羨望してしまう。
この子供連れ客が、とにかく騒がしい。とはいえ、子供がうるさいのは当たり前なので、それほど気にならない。甥や姪を思い出して、微笑ましい気持ちになったりする。
どちらかというと、親の態度のほうが気になる。TV番組の「大家族スペシャル」に出てきそうな荒っぽい親が怒鳴ったりしていると、こちらまで嫌な気分になる。
もちろん子供は怒鳴られても平気というか、静まることはない。でも親は大声を出し続ける。
外食というのは(ファストフード店であろうと)親の度量が試される場だと思う。




久しぶりのマクドナルドということで、思わず予想以上に注文してしまった。
グランドキャニオンバーガー」のセット(ポテトとホットコーヒー)と、ブルーベリーとクリームチーズ入りのパイ。
ポテトとパイは後から考えたらそれほど食べたくはなかった。しかし、ほとんど反射的に追加注文していた。
やはりマックに来たらポテトが食べたい。パイは新製品らしい(何故注文したのかは忘れた)。




グランドキャニオンバーガー」は、とても美味しかった。
何がグランドキャニオンなのかはよくわからない。肉々しくて、万人向けしそうな味。
ビッグマックもそうだが、中間にパンの層があるのがよくわからない。ボリューム感は出るかもしれないが、野菜か何か、他のものを挟んでほしい。
フライドポテトは、いつも通りの味。芋を揚げて塩を振っただけなのに、きちんとマクドナルドらしい味がする。
コーヒーは昔よりもカップが大きくなっていた。量も増えたのではないか。価格以上の味がすると思う。
パイは油がべっとりとして、甘さがくどい。実に体に悪そうな印象。しかし普段食べられない味ということで「マクドナルドに来た甲斐があった」と妙な感慨を抱いた。



お腹がいっぱいになって、お店を後にした。いつまで経っても空腹にならない。
夕食を軽く済ませられたから、とても経済的な食事だったと思う。







 

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