多くを寿ぐ


昨日まで鬱々としていた反動で、今日は色々なところに行って、活動的に過ごした。
市役所でいくつかの手続きをした。髪の毛も切った。懸案事項を済ませたので、気分が良くなって、そのまま静岡の街へ買い物に出かけた。


姪の誕生日が近いため、デパートをいくつか巡ってプレゼントを探した。まだ幼いから、本人の希望通りの無難な品にした。


今日のおやつ。チョコレートのケーキ。ババロアはおまけ。
「マリアサンク」でお茶とケーキ。今日はチョコレートのケーキにした。
13時過ぎなのに、かなり混雑していた。街も心なしか賑やかな気がする。師走というのは、本当に落ち着かない。なにやら誰もが沢山の買い物をしている。
でも何かわくわくする。吝嗇気味の自分でもそうなのだから、街が好きな人はきっと楽しい季節なのだろう。



クリスマスや年末年始を"由来はともかく、自分達のやり方で楽しむ”というのは、わりと好きな考え方だ。
子供の頃に読んだ「空色勾玉」で、村人が「なにしろ毎日が大変だから、天の神様だろうが土地神だろうが、何でも拝むし、多くを寿ぐ」と言っていた。
何故か、その部分はよく覚えている。
仏教も神道キリスト教も、楽しそうなイベントを好きなように生活に取り入れてしまうのは、ある種の知恵だと思う。しかしこれを、変な具合に理論化して「全ては統一神〇〇様の顕現なのである」とか言い出すと、一気に胡散臭くなる。
贅沢を言えば、クリスマスと年末はもう少し離れていると有り難いのだけれど。



今日はクリスマス用のお菓子(bikiniのアイシングクッキー)や、その他にも甘いものをいくつか買った。
散財した、といえる。細々とした買い物を沢山すると、何故か小銭が増える。ちょっとだけ、今は反省している。でも楽しい買い物だった。



新静岡駅の新しい駅ビル「セノバ」の地階に、生ゼリーの「フルフール」が入っていた。いつか御殿場まで食べに遠征しようと考えていたから、近所で買えるのは嬉しい。



風も吹いていて、それなりに冬の気温だったが、特別に厚着をしなくても自転車で快適に移動できた。手袋は不要だったかもしれない。
先日購入したユニクロの「防風ジーンズ」は確かに温かい。静岡中部では、十二分な働きをすると思う。










評判が良いので、何度も買おうとして、でも読むのが大変そうで(分厚くて二段組み)買わずにいたら、賞を取って品切れになってしまった本。今日、書店を巡ったが、どこにも無かった。できれば文庫で欲しいけれど、重版したら(たぶんするだろう)買う。

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。