ハノイの街から200km位離れた、世界遺産のハロン湾に観光に行った。
旅行社の人の運転。
ベトナムの道路は、舗装はしっかりされているが、でこぼこは多い。そしてなにより、皆、運転が荒い。昨日書いたように、バイクがやたらと多い。なので自然と中央線寄りを走る。皆が全速力なため、速度差が大きい。何しろポルシェからトラクターまで走っている。
それらの各車が、常に追い越しを計り、対向車線に飛び出る。クラクションは鳴りっぱなし。よく正面衝突しないものかと感心する。
運転はともかく、街道を眺めるのは楽しい。新興国には必ず居る、ぼんやりしゃがんだおじさんとか、色々な物売りの露店とか、水牛を見た。
ハロン湾は、風光明媚な、水墨画の様な奇景。水上生活民の船や、洞窟をクルージングして回った。船上でシーフードを食べた。
同道のおじいさん(名古屋のお金持ちらしい)の奢りで、カブトガニを食べた。たぶん、人生で一度だけの体験だろう。海老の様な蟹の様な味。食べる部分はあまり無かった。
夕食は、フレンチだった。東洋人向けに、あっさりして量もほどほど。元フランス領だけあって、とても美味しい。ベトナムは野菜が美味しい。緑の野菜に勢いがあり、赤い野菜は完熟している。ハーブの風味もしっかり感じられる。