子供の頃に食べたモンブランは、黄色だった。上に乗っている栗も黄色く色付けられていた。下半分はスポンジ生地。
最近のものはベージュ系の茶色。渋皮煮が乗っている。タルトになっているお店が多い。
どちらも美味しい。でも茶色のほうが上等な気がする。
いつ頃から変遷していったのか、よく覚えていない。カフェのブームや、洋菓子店ではなくてパティスリーを名乗るお店が増えた時期かもしれない。
秋といえば、CafeBikiniの栗のタルトが食べたくなる。たっぷりの量とラム酒の風味がとても良い感じ。近いうちに食べに行きたい。
フランスを舞台にした小説で、栗ペースト（日本のモンブランの上部に細く絞られているもの）を大皿から好きなだけ取り分けて食べるという場面があった。
なんだか、ものすごく美味しそうに感じた。ペーストやクリームをそのまま食べるというのは、とても魅力的だ。
いつか食べてみたいものだ。
