映画『ヤギと男と男と壁と』と「大道芸ワールドカップイン静岡2010」

午前中にジムに行って、午後は静岡市街へ。
昨日から「大道芸ワールドカップイン静岡」が開催されている。
中心街が歩行者天国になっていて、平日にもかかわらず結構な人混み。
それでも休日のように人の背で見えなくなるようなことは無かった。



ところどころで人の輪が出来ていて、大道芸人が技を披露している。
大掛かりな道具を使う人から、細かい手先の技で勝負する人までさまざま。
海外組は大抵面白い。日本の若い人達は、ちょっとテンポがズレていたりする。



今日は3〜4人のパフォーマンスを見た。
どれも面白くて、素通りするつもりが投げ銭までしてしまった。
とても楽しい。
2010.11.05 大道芸ワールドカップイン静岡 17
2010.11.05 大道芸ワールドカップイン静岡 04



街のあちこちで、さりげなくパントマイムをしていたり、ピエロが歩いていたりと、夕暮れの街が少し不思議な雰囲気。
明日と明後日もあるので、また行こうと思う。
写真も撮った。
2010.11.05 大道芸ワールドカップイン静岡 20



寒くなってきたので、マリアサンクに寄って熱々のアップルパイを食べてから、映画館に向かった。
今日は『ヤギと男と男と壁と』を観た。
”内容は面白いが文章が読みづらい”タイプの原作だったが、映画はロードムービー的な作りになっていて分かりやすかった。
「米軍に超能力を研究する部隊が存在した」という事実(らしい)を元にした作品。
荒唐無稽な話に思えるが、正義と平和の国アメリカが抱く、「人を殺さない軍隊」という妄想をニューエイジ的思想で体現してしまうというのは有りそうで怖い。
ジェダイの騎士」たらんとする自称超能力者のおじさん達の行動がいちいち面白くて、観客はみんな大笑いしながら観ていた。僕も笑って鑑賞した。
みんなで笑いながら映画を観るというのも珍しい。
馬鹿馬鹿しくて、でも観終わったあとにちょっと寒気がする、変わった作品だった。
DVDが出たらもう一度観たい。とても気に入った。



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