映画『スープ・オペラ』


知人から優待券を貰っていたので、新作映画『スープ・オペラ』を観に清水区まで行ってきた。



原作はずいぶん昔に読んだ。
とても良い読後感だったのを覚えている。
細かいことはだいたい忘れてしまって、手元に本も無いので、大まかなあらすじだけ思い出して映画を観ることにした。


観ているうちに色んなエピソードを思い出した。
そういえばこんな話だったなあ、と考えながら楽しんで観ることができた。


地味に暮らす30代の女性のもとに風変わりな人達が訪れて、奇妙な共同生活をする。
その割にはみんな着ているものが良いものだったり、割と気ままに生活できている感じだったが、そういう事に言及するのは野暮な感じの、ちょっとファンタジックなお話。

ところどころでトリッキーな演出があって、僕の好みでは無かった。特にラスト場面はびっくりした。
芸術家が絵に描いたようなエキセントリックな人物だったのも変に感じた。
全体的に、漫画のような印象を(良くも悪くも)受けた。
でも「ハートウォーミング・ドラマ」が苦手な自分でも十分楽しめたのだから、好きな人だったら心に残る映画になると思う。


僕は原作のほうが好きだ。
どうしても原作を読んだ作品は評価が辛くなってしまう。




映画のあと、病院に行き、帰りにジムに寄った。
いつもと逆の順番。
朝降っていた雨は止んで、午後には晴れていた。




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