薬局へ行く

先週末に病院に行って、近くの薬局で薬を処方してもらった。

今朝から飲もうと袋から出してみたら、なにか違和感がある。
よく見たら、今まで「10mg」だった錠剤が「25mg」になっていた。
アルミ包装も錠剤の形もほとんど同じ。
大抵、こういう薬は、間違えないように形や色を変えたりする。
2.5倍の量を飲んでも死ぬことは無いが、一度強い薬に慣れると量を減らすのに日数がかかる種類の薬なので、気づいて良かった。

今日の午後、薬局に行って処方せんを確認してもらった。
薬剤師さんの単純なミスだったらしい。
大変恐縮していた。
多分、監督官庁へ報告することになると思う。
製薬会社へも報告が行くかもしれない。
まあ、この程度で済んで、今後は同様のトラブルが無くなれば良いのだが。

薬剤師さんが間違いを調べている間、緑茶とブドウジュースが運ばれてきた。
お詫びの気持ちなのか何なのかわからない。
しかし、薬局のカウンターで緑茶とジュースを飲むというのも変な気分だった。
薬を飲んでいる気分になる。
他のお客さんの目も気になる。
ダイエット中だから糖分は控えたいのだが、勿体無いのと喉が乾いていたので両方飲んでしまった。
今考えると、この種の饗応(というと大袈裟だが)は受けてはいけなかったのかもしれない。
別に懐柔された訳では無いが(でも大変美味しかった)、何となく気になる。

子供の頃、お菓子に虫が入っていて、メーカーに報告したらダンボールいっぱいのお菓子詰め合わせが届いたことがあった。
薬の場合、そういう訳にはいかない。どっさり薬が届いても嬉しくない。

別に怒ったりはしなかったけれども(暇だし、困るのは自分なので)、徒労感を感じた出来事だった。








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