明日から旅行。
その前に、カメラ(GX100)のストラップを自作してみた。
先月の京都旅行の前に、麻製の簡単な自作品を取り付けた。
これは、黒い麻布のりぼんを無理矢理ストラップ穴に通して結んだだけの急造品で、今回の自作に向けたテストも兼ねていた。使用に不都合は無いのだが、幅広のりぼんを結んでいるので、結び目が大きくて見栄えが悪い。それに、いつか解けてしまいそうなのも心配だった。
もともとはメーカー純正品を使用していたのだけれど、カバンに放り込んでおく時に長さの調整部分やプラスチック部品がかさばるのが嫌で(同様の理由で革製品も不採用)、できるだけ軽くて薄いものが欲しかったのだ。
携帯電話のものと同様の細いストラップ穴しか無い、しかも2点吊りというちょっと変わったカメラなので、なかなか市販品に良いものが見つからなくて、一時期は紐から自作しようとリリアン編み機の購入検討までしていたほど。
職場には色々な素材(ケブラーやシリコンゴム等)があったが、風合いや加工性に難があってどうしても制式採用には至らなかった。
麻を使った今の試作品で実用化の目処がついたので、旅行前に仕上げてしまうことにした。
今日作ったものは、きちんとストラップ用の紐を付けて、布端も縫いつけた"決定版"。
それなりに高価で重いものを下げるので、強度もしっかり考えなければならない。
とはいえ、縫い物はあまり得意ではないし、コテコテに手作り感を出すのも好みではない。
その点、黒い麻りぼんは、ぱっと見ても違和感が無くて使いやすい。
かなり機能を削ぎ落とした代わりに(長さの調整が出来ない、等々)シンプルなものができたと思う。
ちょっと格好悪い部分があるが、それは後日直していく。
そして、全く予想外だったのだが、いつの間にか(主に"写真生活"的な女子の間で)ストラップの自作が流行っているようで、ちょっと恥ずかしい。
期せずして流行りモノに“かぶってしまう”ことがある。
これも時代の流れだろうか。
こういうものは、平時に作ってしまえば良いと(旅行前日になってから)思う。
でも、いつも旅の直前になってしまう。
だから旅の前日は大忙しだ。
困ったものだ。