先日、caféSnugで友人の娘さん(1歳?)と席が隣になった。
数週間前に会っているはずなのに、ずいぶんと言葉や表情がはっきりしている。とても可愛らしかった。
今までは氷ばかりかじっていたのに、最近は生クリームの美味しさを知ってしまったようだ。
僕も生クリームは好きだ。
週末は伊勢に行っていた。
伊勢に行く前に亀山のふじっこぱんにも寄った。お店に香ばしい匂いが充満していて、それだけで得をした気分になる。いくつかパンを購入。
伊勢神宮などには行かず、古い商店街の近辺、かなり狭い範囲でのんびりと過ごした。
昼食は伊勢うどん。今まで観光用の“演出された”うどん屋や、駅の立ち食いで食べたことはあるが、地元で親しまれているようなお店ははじめて。“駒鳥”という古くて活気のあるお店に行った。
こしの無い、つるりとした太い麺と、甘辛いたれが美味しい。つるりと食べてしまう。
少し商店街を歩いた後、I.F.D(伊勢ファミリーデパート)で日用品を色々と購入。
デパートと名乗っているが、全然デパートでは無い。日用雑貨が2Fと3Fにあるだけの、かなり小規模なスーパーマーケットだった。
食料品もいくつか買った。地方のスーパーを覗くのはとても楽しい。それにとても安かった。
ずっと行きたかった映画館の“進富座”で、『やわらかい手』を観た。
とても素敵な映画館、とても良い映画。旅先の映画は、ちょっと特別な思い出になる。
夕食はぎょうざの美鈴。
ここはずっと前から行きたかったお店。
radicafe::diaryに素敵な文章があって、今回はそれを思い出しながらお腹一杯食べた。
色々と餃子のお店は行ったけれど、ここが1番美味しい。
沢山食べて、確かに満腹になるのだけれど、全然気持ち悪くならないし、もたれない。
揚げたての唐揚げやおにぎりも、特別な味付けでもないのに不思議とおいしかった。
カウンター越しに厨房が丸見えなのも嬉しい。
不必要な大声を張り上げるような人は誰もいない。
ただ各人が黙々と自分の仕事をしている。
その動きに無駄が無くて、ほれぼれしてしまった。
また食べに行きたい、と今も思っている。
皮が目の前で延ばされて、みるみるうちに包まれて、かりっと焼かれて、小ぶりのお皿に盛られて目の前に置かれる(作りだめをしないお店なのだ)。その様子を、つい思い出してしまう。
美味しかった。
夕食後に、有名な宮川の桜を見にいった。
お祭り騒ぎの明るいところもあったし、ちょっと怖くなるくらいの幽玄な雰囲気の暗い道もあった。
桜は好きだ。
夜桜をわざわざ見に行くというのも、あまりない経験だったけれど、良いものだ。
たぶん、そろそろ散り始めるだろう。良い時に行けたのかもしれない。
今日は疲れたのか、家事の合間に昼寝をしてしまった。
暖かくて良い風が吹いていた。
色々と片付けたいことはあるが、今日はもう寝ようと思う。