なぜか早朝に目覚めたので、出勤前に懸案だった蔵書（という程大したものではないが）の整理をした。
大きなトートバッグに３つ。
車の後部座席に放り込んで、仕事が終わった後にBookOFFに売ってきた。
数週間前から、クローゼットの奥にトートバッグを並べて、“不要本仮置きスペース”を作っておいて、要らないと判断した本はどんどん放り込んでいた。あまり悩むと片付かないので、できるだけその空間は見ないように気をつけていた。
そんな整理方法なので、漫画から文芸書、仕事用の専門書まで雑多に混じっている。
昔の古本屋ならば、盗品か死後の蔵書処分だと思われたかもしれない。
どういう訳か捨てられずにいた、オレンジページのムックもついに売り払った。
いつも、処分しようと思ったときに限って出てこなかったり、忘れたまま仕舞っていた本だ。
学生時代に山梨県で購入したので、実家の静岡、そして原住地の三重と、３県を旅してきたことになる。
売る前に読み返してみたけれども、学生時代にしか参照した記憶が無い。
もう少し活用してあげれば良かったかな、と少し寂しい気持ちになったりもしたが、再版（再販？）もされているシリーズなので、これでお役御免。
料理本は、わりと流行り廃りが激しいように思うので、これで良かったと思う。
ともかく、ずっと（物理的にも心理的にも）場所を取っていた本が無くなって、ずいぶんとすっきりした。
値段の付かなかった雑誌類も引き取ってもらったのが大きいようだ。
そして、上手くすれば誰かの手に渡る。
それを考えると、ちょっと嬉しい。
