仕事の後、同僚を隣町の鈴鹿市まで送っていった。
親切心というよりは暇潰しのつもりで自宅まで行ったら、どういう訳か家族と夕食を共にすることになった。
平日で急な来訪だったにもかかわらず、なかなか豪華な晩御飯。
揚げ物(トンカツ、チキンカツ他)と煮物とサラダ、それにおせち料理。
何と、フルーツ白玉まであった(久しぶりに食べた、美味しかった)。
何故か飲み物はノンアルコール・ビール。
正直に言って、これはあまり嬉しくない。
他人の家で、ノンアルコール・ビールを飲んだのは、初めてだと思う。
同僚は平成元年生まれ。
当然、両親も若い。
父親が“銀河鉄道999”や“キャプテン・ハーロック”のマニアらしい。
“999”辺りならば、漫画やアニメ(再放送)で楽しんだ記憶がある。どちらかと言えば、年上の従兄達の世代の作品だと思っていたので、ちょっと驚いた。
お祖父さんも健在、というよりも若くて元気でびっくりした。
全然よぼよぼしていないし、お酒だって沢山飲む。
昨年他界した自分の祖父も、十数年前は同じ位に元気だった。少し思い出した。
帰宅途中に父から携帯メール。
地元の高校のサッカー部が全国大会の決勝戦に出るので、夫婦で国立競技場まで応援に行くらしい。
あまり地元意識の強い人では無いと思っていたので、少し意外だった。
普段から練習試合を見物していたので、愛着が湧いたのかもしれない。