驚きのぺんぎん

夕方まで仕事。その後病院巡り、及び家事、昼寝。
以下時系列にて記す。

 

 

20:00
夕食
米飯、蒟蒻とキノコの味噌煮、林檎の甘煮、他を食べる。

21:00
外出。
仕事帰りの恋人と、caféSnugで待ち合わせ。

21:02
Snug入店。
店内は賑わっている。
丸テーブルに、友人(乙女)を発見。久しぶりの再会。
自然と3人で相席となる。

21:04
歓談。
挨拶、近況報告等。女子の会話は賑やかである。
テーブルがリボン等で飾り付けられているのを発見。理由は不明だが、華やかで良い。
なんとなく2人の様子がおかしい。はしゃぎすぎているように見える。

21:06
暗転。
店内の照明が穏やかに落ち、“ハッピー バースディ トゥ ユー♪”が店内に流れる。
この店では何度も見た光景。常連らしく、慌てず騒がずに音楽に合わせ手拍子を打ち、店内の誰かに特製ケーキが運ばれるのを待つ。何度遭遇しても、良い風景だ。

同時刻
ケーキ登場。
店内が手拍子に包まれるなか、とてもとても可愛らしいペンギンのケーキ(ぺんぎんを象ったケーキ)が運ばれてくる。
蝋燭も立っている。
そして、何故か僕の目の前にケーキが置かれる。
大変に驚く。
同席の2人から、ハッピーバースディと声がかかる。
何だかよく判らないまま、火を吹き消す。
何だかよく判らないけれど、幸せな気分になる。

21:08
写真撮影。
テーブルの2人はもとより、見知らぬお客さんまでもが、ケーキを撮影する。
うっかりカメラを忘れていたので、携帯電話で撮ってみたが、あまり綺麗では無い。
メッセージ入りの、可愛らしいアイシング・クッキー(魚型)も添えられていた。


21:10
再び歓談。
しばらく驚きのあまり平常心を失っていた。
気が付くとぺんぎんケーキは一旦下げられていた。
僕の誕生日は8月。全く予想外の誕生日パーティだった。


21:15
ケーキ再登場。
切り分けられたペンギンケーキがテーブルに並ぶ。
僕は頭の部分。可愛すぎて食べ辛い。でも美味しい。幸せな気分になる。

プレゼントも戴く。
忘れられない宝物となるだろう。

ようやく事情が判ってきた。
同テーブルの女子2名とカフェの女店主さんが共謀していたらしい。
今まで、全く気付かなかった。
考えてみたら、テーブルの飾りつけや、皆の態度等、不可思議な点はいくつもあった。

しかし、本当に驚いた。
女の子達(乙女達)の、“謀略実行能力”は、本当に凄いと思う。
たぶん、男子には真似出来ない。

今まで、サプライズ・パーティを開いたり、カフェやケーキ店で、他人が感激するのは何度も見ていたけれども、自分が当事者になるとは思ってもみなかった。

8月の誕生日を、10月に祝ってもらうなんて、最初で最後だと思う。
だから、今日はぺんぎんの日。

少し浮かれながら、今日は眠る。



 

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