41.5

起床した時は、ちょっと頭が痛いだけだった。
昨日は夜更かしをしたし、最近は何となく身体の調子が悪いので、あまり気にせずにアパートを出た。

通勤時間は約10分。
その間に、だんだん右手が痛くなってきた。熱を持って腫れたような感じ。
頭の痛みも酷く、下を向くと目眩がする。

最近ずっと忙しいので、とうとう体が出社拒否をしたのかと(半ば本気で)思った。
会社を目前にしたコンビニで、車を停めて様子を見る。
劇的すぎる体調の悪化。
こんな事は生まれて初めて。
熱や吐き気はともかく、なんだか気味が悪い。

急遽、職場に電話を入れて休ませてもらうことにした。
一旦帰宅する。

体温を測ったら、41度近くあった。
びっくりして病院に行く。
右手からわき腹にかけて腫れていて、車の運転は危険そうなので、タクシーを使った。

診断結果は、アレルギーか食あたり。
念の為、昨晩から食べたものを報告するが、特別に劇症をもたらす食物は無かった。
漆などで同様の症状が稀に出るらしいが、まったく覚えがない。
疲れやストレスが重なって、そこに免疫系を刺激する何かが効いたのだろう、との事。

虫にでも刺されていたのだろうか。

 

注射と点滴を打ってもらう。
ぼんやりしていたら、眠ってしまった。

帰宅してからも眠くてたまらない。
弱く冷房を入れたまま、夕方まで寝てしまった。

 

ずっと寝ていてもつまらないので、夕方からパソコンで作業をする。
仕事(副業のほう)と友人のイベントを片付けた。
頭が変な感じに冴えている。
こういう時に作ったものは、後で見ると大幅に手直しすることが多い。
今日の制作物もミスが多そうだ。
でも、イラストは普段と違う雰囲気で悪くない。

 

さきほどまで、再び寝ていた。
熱も下がったし、体の腫れも引いた。
たった半日ほどの出来事だったが、“消耗”という言葉が身に沁みて感じられた。

しかし、一体何だったのだろう。
良く効く薬を貰ったし、医者に行けば大丈夫そうだけれど、やっぱり不安だ。

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