黒豆の醤油漬け

最近は雨が多い。
強い雨の日は、バイクや徒歩通勤の同僚やパートさんを送っていく慣習になっている。
特に深夜残業の後や、女性社員の場合は自宅まで送り届けることが多い。
帰宅前に家に報告しているのだろう。深夜でも家族が玄関先で待っていたりする。
残業が続くと、ちょっとだけ会社の体制を非難される事もあるけれど、概ね評判は良いようだ。
それなりに努力して“礼儀正しい年上の同僚”を演じている。

僕が独り暮らしをしている事については、皆知っているようだ。時々、果物やお惣菜やお饅頭を貰ったりもする。
有難いことだ。

先日は、炒った黒豆を戴いた。
味は普通の炒り大豆と同じだけれど、少しぼそぼそしている。
節分の頃に量販される安物の炒り大豆に似た味。
炒り豆は好きで、節分の時期以外にも静岡にある専門店で時々買っている。それと比べると(貰い物なので贅沢を言うのは悪いけれど)、黒豆は好みでは無かった。
何にでも黒豆を使うのには賛同しかねる。
黒豆納豆とか黒きな粉などで、美味しいものに出逢ったことが無い。

大袋一杯も貰ってしまったので、ぽりぽりと毎日のように食べていてもなかなか減らない。
昨晩、ふと思いついて、出汁醤油に漬けてみた。
ごく僅かに酢も垂らしてみる。
一晩冷蔵庫に寝かせると、丸く膨らんだ醤油漬けの出来上がり。

 

今日のお弁当に使ってみた。
ご飯が少し足りなかったので、混ぜ込んで黒豆ご飯(少し醤油味)にしてみた。
もともと炒り豆なので、皮が破れてしまっているが、味は悪くない。ただ、黒くて地味なので、茗荷の甘酢漬けを彩りに添えてみた。
おかずは、塩豚と牛蒡の煮物、椎茸の塩煮、小松菜の御浸し、ゴーヤーと針生姜の酢漬け、そして茄子のピクルス。
ゴーヤーには、ちょっと多すぎかと思う程に生姜をあわせてみた。苦味と調和したさっぱりした味で、なかなか美味しい。
塩豚は塩がきつすぎたが、数日置いたら丁度良くなっていた。

醤油とか酢とか、漬けて保存する惣菜ばかり作っている。
嫌いでは無いが、冷蔵庫が塞がってしまうので、計画的に消費していかなければならない。
暑い時期のお弁当は大変だ。

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