「四日市から?」

先日の京都旅行の時、面白い話を聞いた。
場所は新京極の近くのカフェ“御多福珈琲”。
気さくでかっこいい店主のいる、素敵なお店だった。

自分が「三重から来た」と言ったところ、「四日市から?」と聞かれた。
当たっていることに同行の友人は驚いていた。
店主が言うには、三重県民の大半は「四日市市民または関係者」らしい。
南北に長い県だが、県庁所在地の津市を境に、南にあるのは小さな町村ばかり。
松阪や伊賀も、規模としては小さい。

帰宅してから調べてみたら、最大都市の四日市市と、隣接する鈴鹿市、そして津市で人口の大半以上を占めている。
これならば、「四日市から?」と聞いておくのが最も的中率が高い。
もしも四日市在住でなくても、何らかの形で四日市市に関わっている人間も多いだろう。

 

静岡県三重県と同じく、県庁所在地よりも大きな都市が存在する(今はどうなのだろう)。
でも、浜松と静岡はそれなりに離れているし、中規模の都市が点在しているので、このようなヤマは張りづらい。

 

 

大昔、アルバイト先で知り合った占い師のおじさんが、「この種の知識は覚えていたほうが良い。」と言っていた。
人口分布や、その年を代表する事件・災害、大都市の特徴、主要な産業や地元企業の情報。
それらの情報を駆使しなければ、占い師にとって最も大切な“適切な問いかけ”は不可能らしい。
彼らの経験則では、30%の確率で“当たり”ならば、占いの技術として組み込んでしまえるそうだ。
統計と確率を駆使すれば、8割のお客さんを納得させられると言う。
これらの技術でどうしようもない部分は、個人の話術で何とかするらしい。


 

全然関係無いが、四日市市の“市”は1つ余分だと思う。
会社の書類でも、時々省略されているのを見かける。

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