爆発音

午後から出社。
深夜まで仕事。

 

夕方、工場の敷地内を歩いていたら、軽い衝撃の後に「ぼんっ」というか、「ばんっ」という音が聞こえた。
ガラスが震えるほどの音で、遠くから聞こえた気がする。方向は判らなかった。

すぐに建物から工場長達が飛び出してきた。
敷地内に何台もの警備会社のパトロールカーが走り、社設の消防隊が集まり始める。
至る所で化学反応が起こっているので、工場内での爆発だって大いにありうるのだ。
一気に緊迫した夕方になった。

 

結局、少し離れた化学工場で起こった爆発事故だったらしい。
数人が怪我をしただけで済んだのなら、幸運だったかもしれない。

外にいた僕達はともかく、建物内では地震でも起こったのかと大騒ぎになっていたようだ。
数年に一度はこんな事故が起こるので、四日市市も対応は手馴れている。
何時の間にか、携帯のメールに臨時広報が配信されていた。
「どこそこの工場で粉塵爆発があって、近くの車屋のガラスが割れた」なんて話もよく聞く。
こういう経験は、化学コンビナート地区に住んでないとなかなかできない。

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