RICOH GX100

新しいカメラが来てから半月。
遊びに行く時はいつも持って歩いていた。やっと使い方や言葉の意味が判ってきた。

 

 

初めはデジタル一眼レフカメラの小さいの(E410という機種)を狙っていた。
とにかく小さくて、ファインダーがあって、手ぶれに強い機種が欲しかった。知り合いのお店でデジタル一眼レフカメラに触らせて貰って、なんだか楽しかったのだ。

実際にカメラ屋さんに行って、いろんなカメラを見てみたけれど、自分の使い方からすると一眼レフカメラは少し大きい。でも欲しい、と悩んでいた時に、偶然見つけたのがGX100だった。

 

散歩の最中に風景を撮ったり、食事やオヤツを記録するのが主目的なので、小さくて広角なのが丁度良かった。
買った後に気付いたのだが、なかなかマニア向けというか、拘りを持った人のカメラだったらしい。
見栄え重視で買ってしまったのが、何だか申し訳なく思えてきた。

 

買ってから上手い具合に連休に入ったので、持ち歩く機会は多かった。
旅先で思いついてストラップを購入したり、実家の物置に転がっていた(昔のカメラの)部品を組み合わせたりして、それなりに自分なりの使い方が掴めてきた。

 

 

ビデオみたいな動かせる接眼ファインダー(何で今まで無かったんだろう)や、使いやすいボタン類は満足している。
唯一の不満が、使う度にレンズキャップを外す必要があることだった。
時々鞄から出して使う際には問題無いのだけれども、散歩の時に急に取り出したりすると、すぐに外すのを忘れてしまう。
レンズ剥き出しも怖いし、外した後のキャップも気になる(ストラップでぶら下がっているので落ちはしない)。

使い続けているうちに慣れるかもしれないけれど、ちょっと工夫してみた。
本体と同時購入したオプション・レンズ用の筒(名前忘れた)と、実家で拾ったフィルタ(サングラスみたいな色。光の加減から見ると偏光フィルタかもしれない)やリングを組み合わせて、キャップをしなくても首から安心して下げていられるように工夫してみた。
散歩とか、自転車に乗っているときはこの“散歩”形態が多い。
東京で思いついて、透明なフィルタも買ってみた。
レンズ周りの筒に手を添えると、なかなか持ちやすいうえに、よりカメラらしい形なので声をかけてくれる人も増えた。

 


 

平日とか、あまり使う機会の無い時は、かさばる筒は外してレンズキャップをつけておく。
意外と薄いので、鞄に放り込んでも気にならない。接眼部は付けたまま。

 

 

 

これも後で気付いたのだが、同じような使い方をしている人が何人かいるらしい。
全然判らないまま試していたので、無茶な使い方かもしれない、と不安だったが、大丈夫そうだ。

 

 

 

家に届いた晩にカメラを弄繰り回していたら、レンズの上のブランド(?カプリオと書いてある)の部分に薄い傷があるのを発見した。メーカーに送り返すのもつまらないし、でも何となく気になって、手持ちのコンパウンドやスポンジで磨いていたら、文字も下地の塗装も剥げてしまった。
仕方が無いのでさらに磨きこんで、赤外線受光部のようにツルツルに仕上げてみた。
ますます正体不明なカメラになってしまった(カメラ屋さんは「こっちのほうが素敵だ」と褒めてくれたが)。

塗装を痛めずに研磨する方法もあると思い出したのは、勿論後になってからだ。
個人的には、レンズの上には白い文字があるほうが“らしい”と思う。

人によって、高級品だとかトイカメラだとか、(質感に対する)評価が違うのが面白い。
東京の本屋で、店員さんからロシアのカメラに間違われてしまった。
ともかく、デザインはなかなか気にいっている。

車で運転中とか、印象的な風景を見つけた時に、
「一番広角寄りで正方形フォーマット」
で切り取れる範囲を、ぼんやりと考えている時がある。
正方形で、ファインダーを覗いて撮るのが、今は楽しい。

 

ストラップは近いうちに換えたい。
旅先で必要にかられて純正品を買ってみたものの、ちょっと首筋が痛いのだ。
革で自作しても良いのだが、壊れたら悲しいので躊躇している。

 

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