カメラが来た

昼から仕事なので、少し遅くまで寝ていた。
昨日受け取り損ねた宅配便を届けてもらった。
少し前に予約していたカメラ。リコーのGX-100という機種。
デザイン(カメラっぽい形)とサイズ(いつもの鞄に入る)と機能(広角レンズ・ファインダー付)が気に入って、衝動買いしたようなものだったけれど、後で調べてみたら、カメラ好きの人達が騒ぐような機種だった。
昨日までブログなどで情報を集めてうずうずしていた。
実際に手に取ったら、なかなか良い感じだった。

持つところがネオプレン風の手触りで、しっかり持てそうだ。
今まで無かったのが不思議な“液晶ファインダー”も面白い。なかなか特徴のあるシルエットになっている。
友人の店の食べ物の撮影をする際に、デジタルビデオカメラの写真撮影機能を使うことがある。
その際は液晶ファインダーを覗いて撮影するのだけれど、いつも「カメラも覗いて撮りたいなあ」と思っていた。
顔の前で構えると、しっかり対象に向き合える気がするし、ぶれも少なくなるのではないだろうか。

今日は電池を充電しただけで、ほとんど触っていない。
充電が完了してからも、少し操作しただけだ。
レンズも買ったし、明日から使い込んでみたい。

今回のカメラ購入もそうだが、最近は何か嬉しい事や熱中することがあっても、大騒ぎしたり無茶をすることが少ない。
昔ならば、夜であってもとりあえず何か撮ってみただろうし、下手をしたら休暇を取っていたかもしれない。
とりあえず仕事の合間にマニュアルを読んだりはしたけれど、徹夜でいじり倒す気分にはなれない。
わくわくしているのは確かなのだが。

明日に近所の絵本専門店『メリーゴーランド』で開催される江國香織さんのレクチャーも、
「飛び入り参加できれば嬉しいけれど、無理なら仕方が無いな」
位に思っている。
大好きな作品「流しの下の骨」について語るかもしれない(ポスターのデザインがこの本だった)のに、「万難を排して」とまでは思わない。もともと予定があって諦めていたイベントなのだが、それにしても、もっと騒いでもよさそうなものだ。

別に悪い事では無いと思っている。
欲望(情動?)の表現形が前とは違ってきているだけの気がする。
物を手に取ったり、イベントに参加したり、作品を観る事そのものを目的としなくなっている傾向にある。
上手く書けないが、冷めている訳ではない。
でも、知り合いのブログを読んだりして、ライブで熱狂した様子を知ったりすると、ちょっと羨ましくは思う。

 

とにかく、明日は貴重な休み。
色々とやりたいことがある。今日は早く眠りたい。

 

全然関係無いけれど、かわいいなあ。→UselessなCat

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