涙の効用

月曜日から残業。
トラブルの対応と会議の連続。
心身ともに疲れた。

せめて美味しいものでも食べようと、あまり行かないコンビニエンスストアに行ってみたのだが、特に欲しいものが無くて困った。
スナック菓子を食べる習慣は無いし(でも時々食べるととても美味しい)、ゼリーを買う気分でも無かった。
散々迷って、カロリーメイト東ハトオールレーズンを購入した。

どんなに疲れていても、オールレーズンならば食べられる。
飲み物が無くても、暑い日でも寒い日でも大丈夫。
オールレーズンは、僕にとってそういうお菓子だ。
毎日でも食べられる。主食として採用したい程好きなのだ。

 

帰宅して、オールレーズンをつまみながら、30分程居眠りをした。
気がついたら机で寝ていた。
寒くて起きたのだけれど、その後は目が冴えて眠れなくなった。
もちろん疲れは取れない。体が強張ってしまったようで、変な寒気もしてきた。

暇潰しに、明日の食事を準備する。
連休までに冷蔵庫の中を整理するつもりで、具沢山のスープを作った。
塩漬け豚と玉葱とじゃが芋と人参のスープ。
笠が開きかけていたマッシュルーム(特売品)も入れる。
具が多すぎて、童話に出てくる煮込み料理みたいになった。

玉葱を切る時に、いつも以上に目にしみて、涙が出てきた。
「玉葱は軽く電子レンジで加熱してから切ると目にしみない」と聞いたので試してみたのだが、効果が無かったようだ。
あるいは、熱せられたせいで揮発成分が一気に目に入ったということも考えられる。
とにかく、ちょっと珍しい位に涙が滲んだ。
そして、不思議なことに、作業を終えてからは、疲れていた目が(いくぶん)すっきりと楽になっていた。
泣いたほうが楽になれる、というのは時々聞く台詞だが、こういう化学的な刺激でも効果があるのだろうか。
また試す気にはなれないけれど、得をした気分だ。

 

オールレーズンの美点の1つとして、“少量でも満足できる食べ応え”が挙げられる。
今日は4枚食べて、牛乳を飲んだら満腹になった。
仕事が忙しくて夕食が食べられなかったので、これが晩餐ということになる。
とにかく、今度はしっかりと眠りたい。

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