なばな

三重に移り住んでから、静岡では見かけない野菜があったら買うようにしている。
新鮮で安価なものがほとんどだ。それに、青菜などは近縁の品種を参考にすれば調理法も問題無い。判らないものも、大抵は調べて対応できる。

冬から春にかけて頻繁に購入するのが“なばな”という青菜。隣町の桑名市の名産品らしい。
春野菜の菜の花と同種だと思うが、若いつぼみと茎を食べる菜の花とは違って、主に葉と茎が売られている。
普通、菜の花といえばしっかり束ねられているが、なばなはほうれん草の様に袋詰めが多い。
価格も安い。
味は淡白で、アブラナ科特有の甘味がある。

 

今朝は何故か早起きできたので、この“なばな”を茹でてみた。
茹でたてを水切りして、冷ましている間にごはんをよそったり、お茶を淹れたりする。
アンチョビ・ペーストとオリーブオイルを熱く熱して、お皿に盛ったなばなに垂らすと美味しい。朝食だけど沢山食べてしまう。

 

 

少し取り置いたなばなと、冷蔵庫に残った惣菜でお弁当を作る。
ごはんに豚丼の具(週末に作って冷凍してあった。豚肉と玉葱と椎茸を牛丼風に煮たもの。)を乗せて、丼にした。
にんじんのマリネは毎日食べ続けているので、フェンネル・シードで香りを変えてみた。
後は知り合いに貰った煮豆と、柔らかく戻したプルーンを詰める。
丼に生姜を添えるのを忘れた。

 

 

昨日は、ごはん(桜の塩漬け)と塩豚とごぼうの煮物、にんじんマリネ、キンピラごぼうゴーヤーチャンプルーという、いまいち彩に欠けるお弁当だった。今思うと、ごぼうとにんじんが多すぎる気がする。

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