パプリカ 亀山 ふじっこパン

天気が良いので自転車で街に出る。
上手い具合に上映開始時刻だったので、滑り込みで映画『パプリカ』を観た。
酔いそうになるくらい目茶苦茶な映像が続くが、きちんと最後には終息していた。素晴らしい映画だった。もう一度、可能ならば映画館で観たいと思ってしまった。
原作本は未だに読んでいないけれど、どんな話かは聞いた事があった。
好きなジャンルの本だと、そういう事がたまにある。
特別な理由は無いのだが、筒井康隆の本は読む機会が少なかった。
今のところ映像で大満足したので読まないと思う。いつか(おそらく古本屋で)手に取るだろう。

自転車を車に乗せて亀山市に移動。
既に夕方近かったが、とても暖かい。コートも着ないで大丈夫だった。
自転車で古い街を探検した。
起伏の多い古い城下町で、ただのんびりと廻っているだけで楽しい。
雑貨屋さんを発見したが、置いてあるものが少し可愛すぎたのでクッキーを買っただけ。
残念なことに、商店街は訪れる毎に寂れている。
いつも寄る本屋も閉まっていた。

今日の目的地は“ふじっこパン”。
ここのパンは美味しいし、割と日持ちがする。
パンも好きだけど、古い建物を使ったお店も気に入っている。
今日は歯応えのありそうなパンと、チーズを乗せて焼いたパンを買った。
お店に上がって、紅茶も飲んだ。
少し店主とも話した。
お店にある本や家具、雑貨に至るまですごく素敵で、こういうお店を作り上げたことに感心してしまう。

亀山市から菰野町まで訳の判らない山道(カーナビに任せた)を通って移動し、Snugでお茶を飲んだり、Noviに寄ったりして夜を過ごす。こうして振り返ると、四日市市、特に国道一号線沿いは用事が無ければ避けているような気がする。渋滞も多いし、興味の持てそうなお店も少ない。でも、近所なので、もう少し暖かくなったら探検してみたい。

こうして週末が終わった。
合間に本を何冊か読み進めた。
それでも読みたい本は溜まっていく。

先程まで少し寝てしまった(気がついたら机に突っ伏していた)ので、今は目が冴えている。
明日の朝食を準備してから眠ることにする。

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