深夜残業

今日こそは定時に帰る!と意気込んでいたが、機械が壊れてしまって帰れなくなってしまった。
不幸な事に、明日は工場のエライ人達のゴルフ大会。近隣の関連会社(機械の修理やメンテナンスを請け負う子会社)の人達も参加するので、今日は早く帰ったようだ。電話をしても誰もつかまらない。
仕方が無いので、自分で溶接や配線をして対応した。

静岡の職場で、ほんの少しだけ溶接を習っていたので、応急処置なら何とかできる。本格的に覚えたら(そして設備を買ったら)、色々なものが作れそうだ。いくつか作業をこなすうちに、楽しくなってきた。

今の職場では、機械いじりの好きな人は少ない。
自分の場合、動く仕組みが判らない機械は安心して扱えないのだけれど、彼らはあまり気にしない。何かあったらすぐに修理業者を呼ぶので普段の仕事に支障は無い。でも、仕組みを知らないと異常を見つけるのにも時間がかかってしまう。順調に動いている時はそれでも構わないのだが、調子が悪くなって、自分達で対応する時に困ったことになる。
この辺は職場の方針とか雰囲気の問題なので仕方が無いのだが、何となく寂しい。

静岡にいた時は、簡単な故障なら自分達で修理していた。もちろん素人仕事なので上手くいかない事も多かったけれど、だんだん上手になっていったし、身についた技術は普段の仕事に生かせていたと思う。

それが携帯電話でも、あるいは発電機であっても、中身の事を全然知らずにものを動かす、というのは恐ろしいことだと思う。

 

あまり関係無いけれど、パソコンに関しては無茶苦茶な対応をする人が工場勤務者には多いようだ。
少し不調になると、すぐに電源ボタンをカチカチと押したり、モニタを他の機体のものと換えたり(画面が固まったから、との事)と、機械に詳しい人であっても妙な振る舞いをする事がある。
“異音がしたら筐体に注油”は複数の職場で見たことがある(ファンが汚れるのでお奨めできない)。
でも、一番不思議なのは、パソコンがそれらの処置で復活してしまうことだ。
パソコンの中身に関しては未だに理解出来ていない(でも使っている)。

 

クリーンルームと溶接作業所の往復で、着替えばかりしていた一日だった。いつのまにか日付も変わっていた。
眠いし頭も痛い。胃もちくちくする。漫画みたいに疲れている。

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