パソコン教室をしたり、「オオカミの家」を観たり、モンブランを食べたり。

代休の日。
静岡市の中心街へ行き、知人達と会合。というかパソコン教室を行った。僕の副業である。
飲食店で働いている人達なので、感染予防は万全。今日もがっちりとマスクをしていた。
パソコンやタブレットの操作を教える分には、マスクや手洗いは何の問題もない。空調の効いた貸し会議室だから特に不快という程でもないし、不便といえばせいぜいコーヒーを飲む時に気を使う程度だ。それだってコーヒーのために集まったわけではないから我慢できる。

 

マスクといえば面白い話を聞いた。
英会話教室に通っている人が、マスクを着用してから発音が上手になったのだという。教師はモニター越しに喋るから口の形がわかる。
そして生徒達はマスクがあるほうが、大胆に口を動かせる。加えて、はっきりと発声するために声の出し方を工夫する必要がある。
だから知人の通う英会話教室では、マスクを付けていたほうが発音が上手になったのだという。リモート授業は便利だが、多くの生徒が「素顔」「カメラ写りが悪い構図」「低いマイク性能」のため、こと発声に限っては不便に感じたそうだ。
ならばマスクを着用してリモート授業を受ければ良いのではと提案したが、そうなると「誰が喋っているのかわかりづらい」のだという。なかなか難しい。

ともあれ、人の目を気にする質ならば、そういうこともあるのだろう。
感染対策とは直接の関係は無いうえに推奨する理由にもならないけれど、思わぬ副作用だ。

 

昼からは自分の時間。
ミニシアターの「静岡シネ・ギャラリー」で映画「オオカミの家」を見た。
併映で短編の「骨」も付いてくる。
どちらもとびきり素敵な作品。ただ、とても疲れる。

予告編を見れば、どういう疲れ方をするのかわかると思う。


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とびきり情緒がかき乱される、爽やかさも明るさも無いおどろおどろしい映画だ。でも、2回目を見に行こうと決めた。
悪趣味だからくせになる…というわけではない。様々な仕掛けを、もう一度確認したいと思ったのだ。

個人的な2023年 映画ランキングには確実にノミネートされる作品だ。
しかし、心がぐわんぐわんと揺らされ、なんだか体までおかしくなりそうな作品だった。

うーん、すごい映画だった。夢に出そう。

ミッドサマー(吹替版)

ミッドサマー(吹替版)

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そんな風な心身を癒やすために、「笠井珈琲店」でモンブランを食べた。
しっかりと栗の味がする、やわらかいモンブラン
それにたっぷりのあたたかいコーヒーと、冷たくて甘くて濃いアイスコーヒー。

すばらしい。
おやつが、こんなにも人を癒やすのか。
滞在時間は短かったけれど、映画の疲れをずいぶんと取り去ることができた。

 

 

帰宅してからは煮物を作ったり、税金や銀行の書類を片付けたりするなどして過ごした。それと、パソコン教室の教材作りなども少しだけ。
自分としては珍しい、タスクてんこ盛りの休日だった。なかなかに充実していたと思う。

 

お題「わたしの癒やし」

示談成立の木曜日

線状降水帯とまではいかないけれど、強い雨が断続的に降り続いている。
今日は自宅作業日だったから雨でもかまわないのだが、ごく狭い範囲の大雨だったので、なんだか損をした気分ではある。

 

さて、先月の追突事故について、示談が完了した。
夕方に相手の保険会社の担当者から電話があった。今回の事故に関するコストが決定したと言う。口頭で伝えられ、僕が了承すれば示談完了になるそうだ。
100:0で相手が悪いというシンプルな事故とはいえ、簡単なものだ。

ちなみに修理にかかったお金は57万円と少し、代車(レンタカー)のお金が16万円くらいかかった。トヨタの廉価な小型車(シエンタ)にぶつかるだけで、74万円近くの出費となるわけだ。確かに後部バンパーやリアゲートは潰れてしまったけれど、それでも「意外と多い」というのが率直な感想。事故の後に販売店で出された概算見積もりは40万円程度だった。
昨今、任意保険に入っていない車も増えていると聞いた。こんな簡単な衝突事故でさえ数十万円の出費となるのだから、やはり無保険は危険すぎる。

 

ともあれ、これで一連の事故に関する諸々は終了したわけだ。
全て保険会社にお任せとはいえ、全てが片付くというのは気持ちが良いものである。それが完全に他人任せなら、なおさら気分がいい。

さらに代車と修理車との燃費に差が大きくガソリン価格も高騰しているので、「その他・交通費」が後日届く。大した額ではないけれど、せっかくなのでおいしいものでも食べに行こうと考えている。

 

お題「わたしの仕事場」

 

スーパーマーケットで待ち合わせ

今日は振替休日。
というわけで映画館に行ったり*1、家事をしたり、事務仕事をしたりと、なかなか忙しく過ごしていた。

 

15分後に、友人と会う約束がある。
iPadに不具合があるというので、修繕を請け負ったのだ。
待ち合わせ場所は近所のスーパーマーケット。だから今から急いで出かけなければならない。

せっかくスーパーに行くのだからと、買い物も済ませてしまう。以下にメモを記す。

  • 牛乳
  • 納豆
  • 油揚げ
  • 青菜の類
  • さつまいもorかぼちゃ
  • めんつゆ

以上で今日の日記はおしまい。
iPadはそれほど手間をかけずに修復可能だと思う。
めんつゆは、安ければ買う。

 

お題「ゆっくり見たい映画」

*1:「アリスとテレスのまぼろし工場」を観た。すごく好きな作品。また後日きちんと感想を書きたい。


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映画「アステロイド シティ」

久しぶりのウェスアンダーソン映画。先ほど映画館で観てきた。



最高だった。
期待通り、いやそれ以上のウェスアンダーソン作品だった。グッズは無く、パンフレットも品薄状態。僕はパンフを買う習慣が無いのだが、これは買うべきか悩んだ。

映画の構造は、少しややこしい。
劇中劇…というのか、新作演劇「アステロイドシティ」ができるまでを1950年代っぽいモノクロTV番組内で語る、という体裁。この演劇そのものはカラフルな現実世界で描かれており、基本的に舞台やスタジオ内ではない。
こういう箱の中あるいは枠を使った作品はウェスアンダーソン作品では良くある。最初は面食らうけれど、最後まで見るとなんとなくだが枠が必要な映画だとわかってくる。



映画の筋や、妙に癖のある登場人物の言動、それにウェス作品ならではの美術も、なんだか難解に思える。ただ、無関係な人物達を描いた群像劇ならば小説では珍しくない。通して見ると、ぼんやりとした「印象」が浮かんでくる。
自分はそれで良いと思っているし、考察や分析は特に必要としていない。

 

 

かわいらしくて毒があって、綺麗で隙がなくて、洒落ている。
気になる台詞*1がたくさんあってメモしたいけれど、もちろん鑑賞中はできない。そして、映画館を出る時には大半を忘れている。
それでも、良い作品を観たという実感は強烈にあって、帰路の風景がちょっとだけ特別に思えてくる。

そういう作品。
すっかり気に入ってしまったから、もう1回は映画館で観ておきたい。
地方では上映館が少ないのが悲しい。でも万難を排して、2回目の鑑賞を楽しみたい。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:例:「起きたいのなら、眠れ」

くまのクッキー付きチーズケーキ:週末のお菓子屋 Atelier Petit*Calin

久しぶりにオープンしていた「Atelier Petit*Carin」へ行ってみた。
週末のみ開店かつ不定期なので、機会を逃すとなかなか行く機会が無いケーキカフェ兼焼菓子屋さん。

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今日は運良く、売り切れ間近のチーズケーキを食べることができた。
持ち帰りもいいが、お店ならば素敵な具合に盛り付けてくれる。

くまのクッキーはかわいいし、コーヒーもチーズケーキもおいしい。このおやつの時間のおかげで、100点満点で100点の休日となった。

それ以外にも色々あったけれど、ここに書くほどの事ではない。
以前に比べてケーキ*1やカフェに対しての興味が薄れてきた昨今の自分だが、やはりおいしいおやつは追い求めるべきなのだと再認識した次第。
というわけで、明日からもがんばろう。

 

お題「わたしの癒やし」

 

*1:特にチーズケーキ

富士宮市で本を買う

出先でのちょっとした移動に重宝していた折りたたみ自転車「STRIDA」だが、この夏は全く出番が無かった。
猛暑で自転車どころでは無かったこと、そして追突事故のせいで代車となっていたことが原因だ。速度が出ない小径車で35℃の街を走るのは危険だ。
代車のヤリスは荷台が狭く、STRIDAを載せると仕事道具が入らない。

そんなわけで、この夏は折りたたまれた状態でストライダは倉庫に放置されていた。
自転車にとって夏の倉庫は最悪に近い環境なのだろう、元から不安だったタイヤやシーリング周りがずいぶんと劣化した。汚れを含んだグリスはべたべたに溶けているし、全体的に埃っぽい。そもそも自転車は適度に乗らないと駄目なのだ。

だから昨日はSTRIDAを徹底的に綺麗にした。
設計上はグリスが必要な箇所が少ない(ベルトドライブ&変速無し)から、作業は楽なものだ。念のためタイヤとチューブは交換したが、他は磨いてシリコンオイルを薄く塗っただけ。

そのSTRIDAの試運転も兼ねて、今日は富士宮方面でサイクリングをしてきた。
富士宮市の町外れにある公共駐車場に車を停め、とりあえず浅間神社を目指す。神社や富士山の博物館は混雑しているようなのでパス。かき氷のお店も人が並んでいるのでパス。なんとなく立ち寄ったイオンで水を補充し、さらに古い街を散策する。

途中で古本市のようなイベントに遭遇した。
見たこと、行ったことのある古書店がいくつか出店している。規模は小さいが、なんだかとても雰囲気がいい。隣ではムード歌謡のカラオケ大会的なものも開催され、のんびりとした雰囲気。
「猫に縁側」や「虹ブックス」の方々とも会うことができた。
文庫本やZINEを数冊購入した後、ふたたび自転車での散策を再開する。

 

 

それほど長い距離を走ったわけではないけれど、足が疲れている。
運動不足がひどすぎる。最近の自分は、特に脚力の衰えがひどい。日常生活における不摂生はそれほど気にしていないけれど、ちょっとした旅行で疲労困憊してしまうのは不便で仕方がない。少しずつ涼しくなってはいるから、短距離でも定期的に足を動かしていきたい。

今はもう、帰宅してシャワーも浴びて、さっぱりしている。
しかし1日中ずっと日向にいたせいか、足に疲れが溜まっているせいか、なんだか体から熱が逃げていない感覚がある。明日になれば筋肉痛に変わるのかもしれない。

 

 

これは帰路に立ち寄った富士市の昼食。
排骨入りのタンメン、だそうだ。知人に勧められていた店だった。味は悪くないが、量が多い。そして細々とした注文(排骨は別の皿にて提供、薬味におろしショウガを追加、等々)が完全に無視されたのが、ちょっと解せない。一般的なタンメンとは味も色も違うから、タンメンそのものが間違いだった可能性すら考えている。
店員さん達は元気に声を張り上げていたが、何も考えていないような不気味さが少し感じられた。いわゆる「悪い店じゃないんだけどねー」と言われそうな人気店だった。

 

お題「気分転換」

洗ってばかりの土曜日に

休日。
冷蔵庫の掃除をして、自転車の分解清掃をして、ベランダのウッドデッキを磨いていたら午前中が終わってしまった。洗ってばかりの土曜日である。

これではいけないと静岡の街に行ってみた。
そして父から頼まれていた、祖父母の墓の清掃をした。家族(母)が眠る場所ではないが、地元の親戚が高齢化しているので、手入れを任されているのだった。
こういうものは後回しにすると冬になってしまう。墓のある寺は中心街に近いから、今日のような暇な休日に立ち寄るのが一番なのだ。

 

ついでに「Bikini」で焼菓子をいくつか買う。ここも久しぶり。
つい浮かれたハロウィンのオバケクッキーなどを買ってしまう。

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なんとも穏やかな日ではあった。
通り雨にも遭わず、忘れ物も無駄遣いもしていない。もちろん追突事故も無い。
しかも、いろいろなところがぴかぴかになった。手は荒れたけれど、それなりに良い休日だったはずだ。

 

お題「これ買いました」

おかえりシエンタ

修理に出していたトヨタシエンタが、ようやく戻ってきた。
購入してから半月ほど乗ったところで追突されて、修理中は代車のヤリス。走行距離・運転時間を考えるとヤリスのほうが長く乗っていると思う。

ロボットアニメならばパワーアップしての再登場が定番ではあるが、トヨタはそういう事はしない*1。実に堅実に、以前と変わらない姿に修復されている。新車の状態で壊れたのだから、文字通り新車同様の仕上がりである。
車内の臭いも、なんとなく新車臭い。

ところでトヨタ・ヤリスとシエンタは似ているところが多い。
特に運転席まわりはスイッチは共通部品が目立つ。ハンドルは完全に同じだった*2
発売時期も近く、トヨタの小型車というカテゴリーでは近縁関係にある。

そのせいか、運転に関しては迷うことは無い。
シフト操作とサイドブレーキの位置は全く違うので最初だけ戸惑ったが、すぐにシエンタの感覚を取り戻した。ナビやオーディオはシエンタが最新なのだが、古いヤリスから移る分には気にならない。

久しぶりにシエンタに乗って気になったのが、余計な荷物のこと。
追突事故だったせいで荷室の細々した荷物はそのまま修理に出したのだが*3、改めて見ると普段は全く使わないものばかりだ。

新しい車が来て、ちょっとテンションが上がっていたのだろう。
あるいは夏の間にキャンプにでも行くつもりだったのかもしれない。
修理の過程でそれらの荷物は綺麗に整列させられていた。そうやって荷室にちんまりと積まれている「あったら便利な品々」を見ると、とても気恥ずかしい。7月後半の自分は、ちょっとはしゃぎすぎだった。

 

 

ともあれ、これで面倒事の1つは片付いた。
お金に関しては相手の保険会社が100%賄うそうなので、僕はもう何も関わることがない。今回は代車のほうが燃費が悪く、かつ石油の高騰もあるため、その充足分として少しだけお金も貰えるようだ。ただ保険の補償にガソリン代という規定は無いため、相当額を他の名目で用意するのだという。
なかなかに複雑な時代ではある。

 

そんな金曜日だった。
今は猛烈に眠い。とりあえずシャワーを浴びます。おやすみなさい。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:僕のシエンタには玩具会社のスポンサーがついているわけではないのだった。

*2:手に触れるところの素材が違う。ヤリスはゴムっぽくて、シエンタはレザー。

*3:リヤゲートが開かなくなっていた。

リンゴの価格・シエンタ再び

リンゴの価格

スーパーマーケットの青果売り場に、110円くらいのリンゴが売られている。最近は冬でも125円くらいが底値だったと記憶しているから、これは明らかに安い。
手に取ると必ず傷があるから、いわゆる「訳あり品」なのだと思う。

しかし、静岡市の商店街にできた、訳あり品ばかりの八百屋では、もっと傷が多くて変色もしているリンゴが100円で売られている。訳あり品にもランクがあるのかもしれない。

ともあれ、農家にとっては大変な一年だ。
ずいぶんな設備投資をしてブランド野菜を育てていたのに、猛暑や豪雨で計画通りの出荷ができていない…なんて話は実家の近所でも聞いている。
こういうトラブルは、農家が法人化しても避けられるものではない。

スーパーマーケットではレタスやキャベツの値段も気になっている。安いときもあれば、品薄かつ高いときもある。なんというか、安定しないのだ。

我が家では朝は必ずキャベツやレタス、トマトを使ったサラダを食べる。父はパンを食べ、僕はヨーグルトとオートミールまたはシリアルを食べる。でも、パンやヨーグルトを抜くときはあるけれど、サラダは必ず食べるのだった。
朝は果物も欠かさない。1年のうち9割程度は朝に果物を食べる。

だからスーパーマーケットの青果売り場は注視せざるを得ない。
地元の農産物直売所や無人販売、それに道の駅などでも買うけれども、スーパーでは買わない野菜まで気になってしまうのだった。

 

 

シエンタ再び

先ほど車の販売店から連絡が来た。
先月に追突され修理に出していたトヨタシエンタが戻ってきたというのだ。
実際には明日の朝に販売店に届く。先ほどアプリで確認したところ、まだ静岡県西部の整備工場に保管されているようだ。

電話をかけてきた営業担当者氏のテンションが少しおかしかった。
「へへっ。いま残業中なんですよお」など、妙に親しげ。「どうせ来るなら、ご家族用の新しい車も見てってくれませんか」とも言っていた。
誰か他のお客さん*1と間違えているのではないかと推測している。せっかくなので、僕も口調を合わせてみた。

明日に販売店に行ってみたら別人のシエンタだったらどうしよう。
追突はもちろんのこと、その後の諸々でトラブルが続いているので、つい不吉な想像をしてしまうのだった。

 

お題「気分転換」

 

*1:おそらくは大口のお得意様

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