三重県と岐阜県に行ってきたよ

日帰りで、三重県岐阜県に行ってきた。
静岡県から出発したので、当然ながら愛知県にも行ったのだが、ほぼ通過。気持ちとしては、三重と岐阜への旅だった。

順番としては、まず岐阜県、そして三重県

岐阜県での目的地はひとつ、「養老天命反転地」である。
早朝に自宅を出て、開園直後に入り、それほど長くは滞在しない。

そして昼頃に三重県へ向かう。目的地は菰野町
知り合いがいるし、お気に入りのカフェもある。ここが今回の主目的。

あとは、美術館(パラミタミュージアム)や、かつて住んでいた四日市市を散策してから、帰路についた。

 



帰る前にはサービスエリアで「赤福氷」を食べた。
赤福氷は、赤福餅を使った宇治金時というべきカキ氷だが、いつも食べてから「甘い!」と少しだけ後悔する。これなら「赤福餅と抹茶のセット」にするべきだった、と。
それでも暑い季節には赤福氷。これはもう「季節ものだから」としか言いようがない。

 

 

久しぶりの遠出で疲れた。
なので、訪問先の詳細は後日書く。

そろそろ空腹になりそう。
変な時刻に赤福氷を食べて、夕食をパスしたから、今になってお腹が空いてきそうなのだ。今日の夜ふかしを避けるのは、今からの空腹対策でもある。

というわけで寝ます。おやすみなさい。ああ楽しかった。

 

お題「大好きなおやつ」

映画「ロスバンド」

映画「ロスバンド」を観た。

今年の個人的ベスト映画になるかもしれない。観たのは昨日だが、また映画館に行きたいくらいには気に入っている。

 

www.culturallife.jp

 

マチュアロックバンドのロードムービーに外れ無し*1
しかもボンクラ少年達と、とびきり不機嫌な9歳の女の子の組み合わせ。
さらに北欧映画。
これで面白いのは当然なのだが、それにしても楽しかった。

細かい解説は省く。
予告編で気になったら、間違いなくおすすめできる。


www.youtube.com

ちなみに静岡のミニシアター「サールナートホール シネ・ギャラリー」からストーリーを引用する。


両親の不仲に悩むドラム担当のグリム(ターゲ・ホグネス)と、親友でギター兼ボーカルのアクセル(ヤコブ・ディールード)は、ロック大会に出場すべく日々練習に励んでいた。グリムはアクセルの音痴が心配だったが、そのことを言い出せない。ある日、ベーシストのオーディションにやって来た9歳のチェロ奏者ティルダ(ティリル・マリエ・ホイスタ・バルゲル)を仲間に加え、バンド「ロスバンド」を結成する。そして近所に住むマッティン(ヨナス・ホッフ・オフテブロ)をドライバーに、4人はノルウェー北部の開催地トロムソを目指す。

 

登場人物がみんなとてもかわいい。
特に、チェロを弾くティルダは終始かわいい。

 


彼ら彼女らの抱える不満もわかる気がしてくるし、応援をしたくなる*2
特別な伏線も、変わった演出もなにもないのに、どんどん物語に惹き込まれてしまう。わりと分析的に映画鑑賞をする自分としては、ちょっと自分自身に驚いている。それくらいに心が持っていかれた。

ノルウェーを舞台にしているだけあって、森も海もとても綺麗で、なんとなく寂しい風景も素敵だった。


冷静に考えたら馬鹿みたいな部分もあるかもしれない。ご都合主義的展開はいくつかある。
でも、スクリーンの前ではそんなことは気づかないし、とにかくハラハラして、最後には爽快な気分になる。

もしかしてロングラン→青春ロック映画の定番になるのかもしれない、とさえ思った。


www.youtube.com

ああ、観てよかった。
私事が立て込んでいてパスしようかと思っていた作品。映画館に行けたのは幸運だった。

 

ところでこの映画、サントラはあるのだろうか。後から探してみる。
選曲もまた最高だった。

お題「ゆっくり見たい映画」

*1:※個人差があります。

*2:「ちむどんどん」とは大きな違いだ。

JR新幹線食堂(静岡)

JR静岡駅にある「新幹線食堂」へ行ってみた。
静岡駅から繋がっているのだろうか、高架下にあるJRの事務所みたいな建物にある、目立たない食堂。
JRで働く人達向けの社員食堂だが、一般の人も利用できる。

goo.gl

以前から場所は知っていたが、なかなか行く機会が無かった。
今日は所用で静岡駅の近くまで来ていたので、せっかくだからと入ることにしたのだ。

麺類は200円台の後半、カレーは300円台の後半、小鉢や一品料理もある。少し遅い時刻だったせいか、それとも元々無いのか、定食の類は見つからなかった。

カレーとほうれん草のおひたしを食べてみた。
あまりに"仕事"っぽい雰囲気だったから、写真は撮っていない。
店(?)の雰囲気も料理の味も、もちろん器も、昔ながらの社員食堂だった。
今どきの学食や、新しめの会社ならば、もう少し気の利いた食堂になっていると思う。

でもとにかく安いし、提供スピードも速い。
今の時代に運転手が早飯を強いられることはないと思うが、のんびり食べている人は皆無だった。

 

 

鉄道会社の社員食堂を一般開放しているところは全国にある。
知らなければ入るのが怖い「関係者用通路」の奥にあったりする。
この価格だと福利厚生費のサポートがありそうで、となると一般客をわざわざ入れる理由がわからない。

法令で決まっているのだろうか。
税や許認可か何かで有利になることがあるのだろうか。JR社員以外にも様々な関係者が利用できるように、ルールを「一般の人も使えます」と決めてあるだけかもしれない。

とにかく、そんな新幹線食堂で今日はお昼を食べたのだった。
僕も、あっという間に食べ終えたし、もう味の印象も残っていない。社員食堂らしい社員食堂は久しぶりだったから、懐かしくは感じた。

それ以外に今日は、家族の見舞い(面会謝絶だから荷物の受け渡しのみ)や銀行、役所へ行くなどして午後の時間を費やした。
空いた時間には映画館にも行けた。これについては明日に書こうと思う。
今日はもう眠いのだ。キーボードを叩きながら寝てしまいそうだ。

というわけで、おやすみなさい。

 

お題「ささやかな幸せ」

タイヤが外れてそのまんま

実は少しだけ、生活が荒れている。
食生活はそれなりに丁寧にできていると思う。
ただ余暇の一部、趣味が手つかずになってしまっている。

特に自転車。
2台の折りたたみ自転車のうち、Tyrellが放置状態。
しかもタイヤを外したままで、もうすぐ半月が経つ。

STRIDAは車に載っていて、きちんと動く。普段から便利に使ってはいるが、ちょっとした距離をすいすい走るにはTyrellでなければ難しい。

そのTyrellが放置状態というのは、どう考えても良くないことだ。そのうち、自転車には厳しい季節が来てしまう。

 

理由はおそらく親*1の入院だろう。
生活のなかで多くの時間を取られている。それは全くかまわないのだが*2、長く考えてしまうことも多い。

自分も日帰り入院をしたりと*3最近は健康に関してどたばたしている。

 

 

そんな中、気晴らしは上手くできているとは思う。
意外と心身を健やかに保てているな、と自分に感心するくらい。ただ、その気晴らしが動物園だったり、外食だったりと、いまいち従来の趣味に繋がっていない。別の言い方をすれば、時間と金を使って気楽にできるものを"消費"するタイプの気晴らしばかり選んでいる。

だから自転車はタイヤが外れたまま、革のポーチは箱型になる寸前、読書も章の途中で止まったままで放置状態なのだ。

タイヤなんて、20分もあれば片付きそうなものなのに。

 

 

でも仕方がない。
全部やろうとしたら、変に焦って疲れてしまう。大丈夫、折り畳み自転車の1台が非稼働状態でも、世界は回る。
それよりも明日の夕食を考えたほうが健全だ。朝に仕込みをして、夕方には火を通すだけにしておきたい。何を作るか考えながら、もう寝ることにする。

 

お題「リラックス法」

*1:

*2:関われる時間が少ない、とさえ思う

*3:日記には書かなかった。でも特に深刻なものではないです。足の親指の付け根に出来た腫瘍を、ちょっと切った。

雨と蜂

自宅に蜂が巣を作った。
先月から大きなスズメバチがベランダや庭を飛んでいて、巣を作ったら困るなと気にはかけていた。
昨日発見した巣がこれ。裏庭側の軒下で見つけた。

だいたい4匹くらいが出入りしている。
一日でずいぶん増築が進む。これから放置すれば、大きな丸い巣になるのだろう。
今はまだ握り拳よりも小さい。

自分で処理をしてもいいけれど、もし刺されたら嫌だ。
それに近所には小さな子供やお年寄りも多い。凶暴になったスズメバチは危険だろう。

 

 

というわけで、すぐに市役所に相談した。
素人の駆除は避けるべしと、市の広報誌にも書いてあった。

連絡してすぐに、市から委託を受けた業者が来てくれた。3分で回収し、書類にサインをして完了。お金は市が出してくれる。

今の時期はとても忙しいのだと業者さん達は言っていた。
毎日どんどん依頼が来るそうだ。
とはいえ、小さいから処理はとても簡単だから、梅雨前までの連絡は有り難いのだとも言っていた。

当たり前だが、蜂も蜂の巣も、同じ時期に新しいものが作られる。
だから今の時期は市内の(そして本州の)あちこちで、スズメバチの巣が発見され、3分で駆除されるのだろう。

 

 

できれば巣は貰いたかったのだが、作業の証拠になるそうで、今回は貰えなかった。仕方がない。親戚の子らに見せてあげたかったのだが。

 

 

 

そんな月曜日。
昨晩から雨が続き、気温も低い。
蜂の巣と何度も書いていたら、イタリア料理のトリッパを作りたくなってきた。
自宅の周りのスーパーマーケットでは、内臓が手に入りづらい。内臓レスの牛や鶏が特産品なのかもしれないし、単に内臓が売れない土地なのかもしれない。レバーや小腸、それに砂肝くらいなら普通に売られているのだが、それより"マイナー"な内臓は、スーパーマーケットでぼんやり歩いているだけでは発見できない*1
競輪場のおでんには肺臓が入っているというし、港町ではカツオの心臓やイルカの皮が売られているのに、不思議なことである。

 

 

では寝ます。
おやすみなさい。

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:四国の高松市では、イオンから地元スーパーまで内臓が山盛り売られていた。鶏の生産地なのかもしれない。1パックの量も多かった。

甲府の「遊亀公園附属動物園」

先日の山梨県甲府市へ行った時には、動物園にも行ったのだった。ときに
今日はそのことを書く。

繰り返しになるが、甲府に行った目的は家族の病気に関すること。検査と診断を1日で済ませる強行軍だった。そして待ち時間が何度もあって、それぞれとても長い。
というわけで、その間に美術館や和菓子屋やラーメン屋や、そして動物園にも行ってきたのだった。



 

というわけで訪れたのは遊亀公園附属動物園。
名前の通り、市民の憩いの場である遊亀公園にある。周囲は古い商店や寺社が目立つ、旧市街といった趣の土地だった。

動物園はとても古い。大正時代からの歴史があり、今は近隣住民の憩いの場といった趣がある。

建物は古びていて、今風の施設は皆無。あちこち補修の跡があるし、手入れが行き届いていない場所も目立つ。でも、とても居心地が良い動物園で、僕はすっかり気に入ってしまった。



小さい動物園ではあるが、アジアゾウもライオンもチンパンジーもいた。

 

マレーグマやブラジルバクといった、毛の短いぬめっとしたシルエットの動物に出会えたのがうれしかった。
他の動物園では寝てばかりの連中だったけれど、ここでは元気いっぱい。曇り空が良かったのかもしれない。

 

ヤギやミニブタなど、人に近い動物たちが多いのは、街中の小さな動物園ならでは。感染症予防(豚コレラ等々)対策で近くまで寄れなかったのは残念。

午後の暑い時間だからか、寝ている動物も多かった。
でもなぜか、どの動物も見やすい。
その理由には後で気づいた。
この動物園は狭い。そのせいか、柵と檻の間のスペース、普通は解説板や低い植栽や空堀がある部分が、とても狭いのだ。
だから昔ながらの鉄檻であっても、動物が隅で寝ていても、とても近くてよく見える。

さらに、起きて元気な動物たちが、檻の手前側に居ることが多かった。
普段それほど好きではないマーモセットの類が、ここでは表情までわかる。手の届きそうなところ*1で毛繕いや食事をしていて、とても感動した。

この動物との距離だけでも、素晴らしい体験だった。
もっと時間の余裕があれば、ひとり観察会を開始していたかもしれない。

売店は閉鎖、あちこちの檻も空になっていて、全体に寂しい雰囲気なのが残念。
でも末永く続いてほしい。また甲府に行く機会があったら、立ち寄りたい。

 

 

 

 

ところで今日は、久しぶりに友達と会ってきました。
公園に行ったり、食事をしたり。
良い日曜日でした。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:実際には届かない。でもカメラ越しだとすぐそこに見える。

甲府の「山梨県立美術館」で、フランソワ・ポンポン展を。

昨日の体調不良は、夜中に口内から唇にかけての腫れが、そして朝には特大の口内炎が発生し、収束した。その口内炎も午後には気にならない程度に落ち着いた。嵐のような、アレルギーあるいは食あたりだった。



さて、数日前に行った甲府について、引き続き書いていく。
この「甲府行き」の目的地は病院で、家族の診察や検査が目的だった。待ち時間がとても長く、病院で待つのもつまらないから、以前から行きたかった美術館や動物園に行くことにしたのだった。

折よく県立美術館では「フランソワ・ポンポン」の企画展をやっていた。
新型コロナの大流行で移動が制限されていた頃に知って、行けなかった巡回展。すっかり忘れていたが、山梨県立美術館で開催中だった。

とはいえフランソワ・ポンポン氏について、僕はほとんど知らない。
つるりとした質感のシロクマやペリカン、しかも実物大のブロンズ像が有名。
僕はこの企画展ではじめて、彼がアール・デコの時代の芸術家だと知った。

なんと彼はロダンの右腕だったという。ロダンの次の世代の、遅咲きのアーティストだった。19世紀の人だった。

僕はもっと後年の、1970年代から1990年代の現代美術の人だと思いこんでいた。つるりとした動物なんて、本当に現代っぽい。

でも、ロダンのアトリエで(アーティストというよりも職人として)働いていたと知って、なるほどなあと繋がりも見出だせた。
ちょうど、先月に静岡県立美術館の常設展示「ロダン館」で、ロダンの彫刻を満喫していたから、なおさらのこと。

 

そして山梨の県立美術館といえばミレーなどバルビゾン派の作品も有名。
「落ち穂拾い」が有名だけれど、他にも色々な作品が並んでいる。
かなり広い建物で、とても静か。建物自体はいささか古臭いが、いかにも昭和のモダニズムといった風情は素晴らしい。大きな作品を巨大な部屋で見ることができて、とても贅沢な気持ちになれる。

外には散策にちょうど良い公園もあり、なんというか「近所に欲しい!」と思ってしまった。近所だったら年間パスポートを買っていただろう。

隣には文学館もあって興味を惹かれたが、時間が無くて断念。

 

Station

Station

Amazon

 

良い美術館だった。
次は諸事が落ち着いてから、じっくり散策したいものだ。

 

 

というのが山梨県立美術館での思い出(?)。
天気も良くて、最高の気分転換になった。時間的には無理をしたのだが、それでも行けて良かった。

 

お題「ささやかな幸せ」

貝が悪いのか?

パソコンも体調も悪い。

いや、昼間は絶好調だったのだ。家族の入院に関する手続きも済ませた。面会(ガラス越し)もして、いくつかの懸案事項も片付いた。
昼食には冷たい蕎麦とサクラエビかき揚げも食べた。



でも1時間ほど前から喉が腫れていて、なんだか熱っぽい。
風邪や肺炎や喘息とは違う。アレルギーで粘膜表面が炎症をおこし、ぱんぱんに膨らんでいる感じ。蕁麻疹からぶつぶつを抜いた雰囲気というか。
鏡で見てもほとんど気づかないが、皮膚を押すと固い。一体なんなのだこれは。

夕食に食べた貝が怪しい。
父の知人が、どこかの観光市場で買ってきた煮貝。
オキアサリを甘辛く煮た、今までにない味と風味のものだった。素人っぽいビニール包装も今となっては怪しい。ちなみに父は食べなかった*1

熱っぽいと書いたが、体温を測ると、ほぼ平熱なのだ。これもよくわからない。
水で薄めた漆でも飲んだようだ。

とにかくそんなわけで、先ほどから集中できないでいる。
取り急ぎ抗ヒスタミン剤を飲んで、寝ることにした。

 

 

ちなみにパソコン(MacBook Air)については、日本語変換が滞りがち。
これも面倒くさくてたまらない。

なので、一昨日の美術館と動物園については、後日書きます。
おやすみなさい。

 

 

 

*1:いま体調を崩すと色々大変なので、リスクの大きい海産物などは2人のうち1人だけ食べる方針をとっている。それに、この貝は噛み切るのが難しいため、父は手を付けなかった。

甲府の元祖ラーメンについて

今日は順調。自分の病気に関して通院&検査を済ませてきた。このことについては、いずれ書くかもしれない。

というわけで、昨日に行った場所について少しだけ。
今日書くのは昼食について。動物園や美術館については後日に繰り延べる。

 

昨日は山梨県甲府に行ったわけだが、市街地の土地勘がまるで無かった。目的地が病院だから、観光旅行のように下調べなどしていない。
駅に行けば名物のほうとうや鶏料理もあるだろうが、中心街から外れた場所で何を食べていいのか、まったくわからないのだ。

しばし悩み、そういえばと思い出す。
たしか甲府はラーメン発祥の地の一つとしてPRをしていた時期があった。中国料理の麺入りスープを日本式のいわゆるラーメン・中華そば・支那そばに改良し売り出した店が甲府市にあり、今も当時の味を伝えている、そんな文章をどこかで読んだ。
ジーンズの元祖と同じく、おそらくは日本中で同時多発的に発生したのが本当なのだろうが、でもいちおう甲府に「元祖ラーメン」を名乗る店があるはずなのだ。

こういうときはGoogle Mapに頼るのが手っ取り早い。すぐに元祖の店が見つかった。しかも訪問先の病院から徒歩15分。つまり折り畳み自転車なら、すぐそこの距離だ。

 

 

昼休みの時間帯ということもあり、店は少し混雑していた。並ぶ必要はないが、テーブル席なら待たされるくらい。僕はカウンター席にすんなり座ることができた。

この「蓬来軒」の建物は、ずいぶんと新しい。モダンと言ってもいい。
お揃いの濃色Tシャツを着たスタッフがたくさん働いていて、なかなか活気がある。

支那そばを全国で初めて復元した」というのが正直よくわからないのだが*1、でも昔ながらのラーメンが売りとされている。

周りの人達が迷わずチャーシュー麺を注文していたから、僕も同じものを選んだ。
でも、次に隣の集団はメニューを見ずにチャーハンと餃子を注文していた。名物のラーメン(支那そば)だけではなく、街の中華料理店として”何を注文してもおいしい”店なのだと推測する。

 

そしてこれがそのチャーシュー麺
肉がとびきり大きかった。
肉質はしっかりしている。とろけるタイプの煮豚ではないけれど、筋っぽくて歯に挟まるようなこともない不思議な食感。ハムやベーコンのブロックを温めた感じが近いだろうか。
肉だけでお腹いっぱいになりそうだが、麺もなかなか食べごたえがあった。細くてしっかりした麺が、濃い出汁を効かせた醤油味のスープに浸かっていて、なるほど古典的。ナルトも隠れていて、子供の頃に食べた蕎麦屋のラーメンを思い出した。

別に節制しているわけではないが、普段は動物性タンパク質として肉を多く食べていない。だから、この量はずいぶんと(胃に)衝撃的だった。

でもおいしかったから、大満足。旅先の食事として正解かどうかはわからない。
しかし、特にほうとうが好きなわけではないのだ。ほうとうならば、甲府よりは頻繁に訪れる富士五湖周辺でも食べることができるし。

結局、昨日はこの昼食でお腹がいっぱいになって、夕食は抜いて、夜食に千切りのレタスとヨーグルトを食べた。全体的にリーズナブルといえるかもしれない。あるいは不健康だったかもしれない。

 

 

ちなみに、おやつの時間には、この「蓬来軒」の近くにある桔梗屋甲府本店で「信玄餅ソフトクリーム+」を食べた。

ここは桔梗屋創業の地とのこと。茶室や、現代アートのコレクションや、和菓子の道具のギャラリーがあった*2。お客さんが誰もいなくて、ひとりで心静かにソフトクリームを堪能できた。

この蓬来軒や桔梗屋信玄餅のあるあたりは、散策して楽しい土地だった。
古い建物が多く、全体的に落ち着いている。時間があれば、もっと散歩やサイクリングをしたかった。

 

 

ここからさらに歩けば(あるいは自転車を走らせれば)、遊亀公園に至る。
主たる目的地である病院、そして、ついでに行きたかった県立美術館に次いで三番目の目的地である動物園のある公園だ。

そして、最初に書いたように、県立美術館と動物園については、後日きちんと書こうと思う。それぞれ本当に素敵な場所だった。我が家の近所に移転して欲しいくらいだ。

 

 

では寝ます。
おやすみなさい。

お題「昨日食べたもの」

 

*1:調べればわかるけれど、特に調べない。元祖の味を今に復元した…のではないかと推測している。

*2:ちょっと懐かしい感じの”メセナ”っぽさ。

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。