今日という日のオムライス(2020/11/16)

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久しぶりにスーツを着て外出した*1
今日はとても暖かくて、ヒートテック的な肌着を下に着ているだけでうっすら暑いくらい。訪問先の室内のほうが寒い。

寒暖差にやられたのか、朝には収まっていた鼻風邪気味の症状が午後から再発した。
念の為、午後の予定はキャンセルして自宅作業に戻る。

夕食はオムライスを作った。自分以外の家族は出かけてしまったのだ。
ケチャップで何を描こう、としばし考え、何も思いつかないので今日の日付(2020/11/18)にしてみた。オプションについてきた細く出せるノズルがとても便利に使えた。

 

オムライスパーティー

オムライスパーティー

 

 

今は元気。熱もくしゃみも無い。
でも、なんとなく寝不足なので、早く寝ます。生活のリズムが乱れてきたから、早寝早起きに矯正しなければ。

おやすみなさい。

 

件 もの言う牛 (講談社文庫)

件 もの言う牛 (講談社文庫)

  • 作者:田中 啓文
  • 発売日: 2020/12/15
  • メディア: 文庫
 

お題「手作りしました」

お題「簡単レシピ」

お題「こだわりレシピ」

 

*1:当たり前。スーツを着て、家でくつろぎはしない。

早く寝ます、くしゃみが出るので。

たぶん寒いなかを歩いたせいで、鼻風邪気味。
微熱もある。

いつもと同じく、小青竜湯を飲んで数時間は鼻の調子も良くなる。
喘息の時のためのアレルギーの薬は温存しておきたいし、この程度で病院に行くのもつまらない。

なので今日はもう寝ます。
少し早めに、おやすみなさい。
神長官守矢史料館については後日書くつもり。

 

東京の子 (角川書店単行本)

東京の子 (角川書店単行本)

 
距離の嘘

距離の嘘

 

 

どうせ今日は大したことはしていないのだった。
友人から請け負ったパソコン仕事を片付けた後に、散歩に行った。
何やらイベントを開催中の市民公園を避けて、高台というか山へ逃げたところ、おそろしく冷たい風に吹かれたのだった。公園を歩くつもりだったから、それほど厚着をしていないのがまずかった。

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僕も調子が悪いが、カマキリもなんだかよぼよぼしていた*1
もうそろそろお別れかもしれない。

 

TUGUMI (中公文庫)

TUGUMI (中公文庫)

 

 

お題「わたしの癒やし」

*1:ついでに書くと、先日アップデートをしたiMacも調子が悪い。そして、たぶん一晩くらいかけてスキャンやら再構成やらの「コンピューター任せの時間がかかる処理」をすれば治るのだった。それもあって、今日はもう寝る。寝ている間、iMacには頑張ってもらう。

八ヶ岳美術館/いちじくのコンポート

いちじくのコンポート(白)

今日のおやつは、藤枝市の「テンテンカシテン」に行って、いちじくのコンポートとコーヒーを楽しんできた。
コンポートは赤と白を選べる。おそらくワインの種類だろう。自分でも赤ワインで煮るし、大抵はいちじくといえば赤ワインな気がする。
というわけで、今日は「白」にしてみた。

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さっぱりした酸味がちょっと面白い。添えてあるチーズにも合う。
アルコール感が無いのに、完全に大人味。
いちじくそのものよりも熟したいちじくの風味が強くなっている気がする。不思議な食べ物だった。

酸味が強いからコーヒーには合うのかな、と最初は思っていたのに、しっかりコーヒーとの相性も良かったのでびっくりした。

長生きはするものだなあ、としみじみ思ってしまった。
奇をてらったわけでもないのに、想像とは違う。おもしろい。

 

季節の果実をめぐる114の愛で方、食べ方

季節の果実をめぐる114の愛で方、食べ方

  • 作者:中川 たま
  • 発売日: 2018/02/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

八ヶ岳美術館

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先日行った場所について書く。
山梨から長野に入り、諏訪湖に向かう途中にある美術館。
ここも建築目当ての訪問。

視界の大半が紅葉という素敵な別荘地を進んでいった先の森の中にある。
元から、森の中の美術館として作られていて、駐車場から少し歩いて建物に向かう。
森の中にも彫刻が点在していて良い感じ。

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主な展示品は、清水多嘉示氏のブロンズ像。
多くの人が「ブロンズの裸婦像」とイメージして浮かぶもので名を馳せた昭和の芸術家だ。
戦前、若くしてパリで学び、帰国して有名になり精力的に制作を行い、80年代に没した。そういう人。

建物自体、とても変わっている。
白いドームが連なったかたち。美術館としては、角や平面が少なくやわらかな印象がある。天井も白い布で覆われていて、直接の光源が目立たない。

この奇妙な建物に、かなりの密度で、氏の作品(裸婦像やデッサン)が置かれている。一般的な基準からすると、いささか”ぎっしり”過ぎる。
でも、過剰なまでに裸婦像が並ぶ光景も、なかなか面白いものだ。そのへんの公園にあっても見向きもしないブロンズ像でも、改めて(そして大量に)眺めてみると綺麗なものだと思う。もちろん作品の質も良いのだろうが、個人的にはこのブロンズ像の洪水みたいな展示は悪くないと思う。

 

yatsubi.com

 

とはいえ、この美術館は半分が村の資料館的な役割を持っていて、せっかくのブロンズ像が3/5くらいのスペースに押し込められているのではないか、と疑わせる感じの”ぎっしり”でもある。

この美術館のある原村は、縄文式土器などの出土品が多い。
教科書に載っていたような有名な土器の産地(?)なのだ。
その縄文式土器や石器などの展示施設でもある。

確かに土器は立派だった。これだけでも見る価値はあるだろう。
ただし、展示方法や説明パネルのデザインや、説明文の内容は、いかにも小さな自治体の博物館といったもの。
田舎町にどーんと出現する「生涯学習推進センター兼図書館分館兼にぎわい創出館」みたいな大きくて豪華な建物によくあるタイプの資料館を思い出させる。

しかも、裂織のグループ展*1も開催していた。

格好良い美術館だが、村の様々な文化要素を詰め込んでしまったうえに設計も古いため、手狭で貧相に見えてしまうのはもったいない。
先に書いた「作家一人の立体作品がぎゅうぎゅう詰め」状態も、結果的には面白く感じたものの、なんだか残念に思えるのだ。

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でも、古くて手狭であっても、とてもとても気持ちが良い「美術館体験」ができたことは確かだ。たぶん外の環境が素晴らしかったせいもあるだろう。

静岡ではまず見られない、黄色とオレンジ色の落葉樹の紅葉。
きりっと冷えた空気。たまに老人が歩いているくらいの、寂しい遊歩道。
別荘地ができるのもわかる素敵な土地だった。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

 

*1:裂織も、この村の名産らしい。全国の裂織ファン憧れの土地だそうだ。

Big Surが来た!

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午後から親戚家族が来て、皆で夕食を食べた。
ものすごい「実家感」がある。

ちびっ子達は、最近は大人同士の話が増えたと不満そう。仕方がない、そういう時代だ。僕達にはどうすることもできない。

というわけで、書くつもりだった山梨の日帰り訪問については明日以降に延期。

 

macOS Big Sur パーフェクトマニュアル

macOS Big Sur パーフェクトマニュアル

  • 作者:井村克也
  • 発売日: 2020/12/19
  • メディア: 単行本
 

 

昼は公園を散歩したり、電話やメールをして過ごした。それから、古い紙類を庭で燃やすなど家事も行う。
iMacのOSはついにVer.11(Big Sur)になった。
アップデート時間は短かったが、見た目はずいぶんと変わった。まるでiPadのようなアイコン、そして各種ボタン。
昔に比べて画面の広さも解像度も上がり、表示領域は増えたが、そのぶんボタン類は小さくなった。今回のアップデートでは操作に関わるボタンや表示がわかりやすくなって、使いやすさが増したように感じる。
今のところトラブルもない。操作が遅くなったりもしていない。

親戚が来た時は、まず間違いなく夜が遅くなる。
もう眠い。おやすみなさい。

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夢の端々(上) (FEEL COMICS)

夢の端々(上) (FEEL COMICS)

 
夢の端々(下) (FEEL COMICS)

夢の端々(下) (FEEL COMICS)

 

 

お題「ささやかな幸せ」

清春芸術村

筋肉痛で足が痛い。昨日は強風のなか自転車で走ったし、斜面も歩いた。
なので今日はできる限り運動は控える。といっても、何もしないよりは、市民公園を一周くらいの運動量があったほうが回復は早い気がする。というわけで午後には少しだけ歩いてきた。

 

 

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さてその昨日の山梨県と長野県(少し)の話だが、私事多忙にて今日は清春芸術村の事だけ書く。他のことは後日。

仕事を午前中に終えて、そのまま山梨県を少し走ったところにあるアートの施設。
私設かのか公営なのか、僕は知らない。誰がどのような目的で、いつ頃に作ったのか、今はどのような立ち位置にあるのかも、よくわからない。

グーグル・マップにピンが刺してあったから、行ってみようと思い立ったのだった。
たぶん「有名な建築家が手掛けた建物がある場所」として、展覧会*1の後にチェックしたのだろう。気になる場所は片っ端からグーグル・マップとToDoリストのアプリ*2に保存しておいて、機会があったら立ち寄るのが最近の基本方針。うっかり、なぜその場所を選んだのか忘れることもある。

 

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でも、この場所は行って良かった。

まず、人がまるでいなかった。
広い敷地に、自分が確認できたのは3組の老カップル。
スタッフは2人。僕が向かう先の建物に小走りで先回りして、簡単な説明や監視をしてくれる。空いた時間は落ち葉掃除などをしていて、とてものんびりした場所だった。

 

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いちばん動いていたのは、芝生を刈るロボット。
2台の大きなルンバみたいな機械が、静かに芝をチェックしていた。刈るべき長さの芝は既になく、広く整った芝生の庭をひたすらランダムに進んでいく。人間がいなくなった後のユートピアじみていて素敵な光景。

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寂しさと心地よさが、ちょうどよい感じの上質な場所でもあった。
パンフレットによると、この土地を戦後に「芸術家たちの楽園にしよう」と考え、美術館や集合アトリエ、教会など、そしてもちろん芸術作品を整えていったとある。
なるほど建物はお金がかかっているし、広い敷地に点在するアート作品も見応えがある。芸術村を名乗るのも納得だ。

 

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特にこの建物はすごい。円形にアトリエが並んでいて、お金を出せば借りることができるらしい。古くはあるが、とても居心地が良さそう。
雰囲気が箱根のプリンスホテルに似ている、と思っていたら同じ建築家だった。僕は学生時代に箱根プリンスホテルで住み込みのアルバイトをしていたことがあるのだ。

 

アトリエ棟は関係者以外は入ることができない。
ただ、上のほうの階では誰かが何かを作っているような音が聞こえる。ほとんど見えないガラス窓からは、簡素ながら飾り付けがされていて、物語の世界のようだった。

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上述の「グーグル・マップに登録」した理由は、おそらくこの「光の美術館」。
安藤忠雄設計。いかにも安藤忠雄!というデザイン。すごい、どこを切っても安藤忠雄だと笑ってしまった。
しかし自然光のなか、白樺や落葉樹の林のなかに佇む本物は、とても恰好が良かった。あちこちの展覧会で再現模型や写真が公開される安藤建築ではあるが、やはり実物を見なければ話にならない。

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他にも、洋画家のアトリエ(東京から移築)や、ツリーハウスみたいな茶室なども点在している。モダンで素敵な教会もあった。

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どう見ても岡本太郎氏の作品もある。

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パンフレットには錚々たる名前が並んでいるけれど*3そのあたりは割愛。検索して調べて、びっくりすると良いです。

 

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敷地内には、こぢんまりとした美術館もある。
ここも居心地が良い空間。
半分は「白樺派」に関係したコレクションが並ぶ。白樺派は文芸運動だけれど、あの激動の時代には文学も油絵も焼き物も、みんなつながっていたのだった。展示数は決して多くはない。でも、白樺派なる人達が志向したものがぼんやりと見えてくるような良い展示だった。

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もう半分は、ゴッホリトグラフなどがある展示室。こちらは企画展だろうか。
大きなゴッホの「ひまわり」が展示してあってびっくりしたけれど、これは複製。しかも、雑誌かカタログからの複製とのことで、近寄れば印刷物であることがよくわかる。こんな展示があるのか!と思ったが、戦前に日本で唯一あったゴッホの「ひまわり」が戦火で焼失し、印刷で再現したとの由来があるらしい。
何の心構えもせず目にした瞬間には「人生初の『ひまわり』だ。なんでこんなところに!」と興奮したのだが。でも、14時30分の黄色い日差しを浴びた「ひまわり」は、たとえ印刷だとしても、とても良いものだった。
何もかもが整った、静かで裕福な時間があった。

 

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そんな感じの清春芸術村。
白樺派とそのパトロン達の執念が、戦後に結実した心地よい空間。紅葉真っ盛りの時期に行けたのも良かったのだろう。いささか寒かったけれど、山梨県の人達*4が、人の少ない素敵な場所に行きたかったら、おすすめします。
山梨県は近くて遠い(山があるから。)。
でも、こんなに良いところがあるなんて知らなかった。

 

 

では寝ます。おやすみなさい。

お題「わたしの癒やし」

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:東京の新美術館で開催された安藤忠雄

*2:行きたい場所カテゴリで整理してある

*3:「開運なんでも鑑定団」の常連である洋画家や、カーサ・ブルータスでおしゃれ建築の特集があると必ず登場するような名前があった。

*4:県外移動は推奨されない

君は太平洋を見たか。僕は日本海を見たい。

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仕事のため県境を越えた。
山梨県の西側、ほんの少し長野県まで車で行ってきた。
仕事の後には、色々と寄り道もした。

 

山梨県といえばトウキョウジン(COVID-19濃度が高い)がうじゃうじゃいるかと警戒したけれど、今回は僻地と過疎地しか行かなかったこともあり、ほとんどすれ違うこともなかった。
食事も「地元の食堂」で食べたし、トイレ休憩などで立ち寄った場所でのナンバープレート・チェックでも地元ナンバーばかり。これが富士五湖山梨県の中央以東なら、また違ってきたのかもしれない。

 

越境 (ハヤカワepi文庫)

越境 (ハヤカワepi文庫)

 

 

高速道路から離れた目的地、そしてドライブには気持ちの良い山間の道路ばかり進むので、のんびりと"下道”を使って移動した。

確かに紅葉は素晴らしかった。富士山も、雲ひとつなく、くっきりと見えた。
でも、いまグーグル・マップのタイムラインを確認したところ、往復で7時間30分は車移動をしている。その多くがハイペースのバイパスや山道。

なるほど疲れるわけだ。
帰宅してお風呂に入ったら、身体がふわふわしてきた。
長時間、目を使った作業をした時と同じ頭痛もしている*1

なぜか最近、渋滞でもなければ長距離運転が楽しくなっている。
今日のように景色が良ければ、あえて下道を選ぶことさえある。
たぶん時間が余っていて、独り身で、暇だからだろう。

でも身体が、体力が、それを許さない。ああ気持ちが良いなあと車を乗り回していると、あとで疲れがどっと出るのだ。
ままならないものだ。

数年前に出張や旅行で使った「中部縦貫自動車道」は、まだ全線がつながっていない。しかし、この道のおかげで、静岡と山梨の行き来はかなり早くなった。よく通したなあ、と驚くようなルートを高架とトンネルで繋げていて面白い。

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昼前には仕事は片付き、午後からは自由時間ということで、主にアートと建築関係の施設を巡った。
それらについては明日に書く。今日はもう眠い。

 

空色勾玉 「勾玉」シリーズ (徳間文庫)

空色勾玉 「勾玉」シリーズ (徳間文庫)

 
あまねく神竜住まう国 (徳間文庫)

あまねく神竜住まう国 (徳間文庫)

 

 

 

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お昼ごはんは「山梨県ぽいもの」として、「もつ煮定食」を食べた。
小さな駅の前にある、昔っぽい定食屋さん。
カツ丼(キャベツにトンカツとソースのタイプ)が有名な土地ではあるが、今日はあえて「もつ煮」を選ぶ。ちなみに「ほうとう」は観光客向けの店をスルーしていたら、店が無いエリアになってしまった。

 

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もつ煮も、小鉢のきんぴらごぼうも、とても甘辛い。
実家は薄味傾向、前に住んでいた四国は出汁と塩の土地だったから、この砂糖と醤油(または味噌)の味付けは新鮮。
ごはんが多いなあ、と思って箸をつけたのに、ちょうどよい配分で食べ終えることができたから、甘くてしょっぱい日本食は強い。たぶん自家製の漬物も、ずいぶん量が多かった。お客さんの大半を占める地元のお年寄りも、この味の濃いおかずを大量のごはんでわしわしと食べていた*2

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正午過ぎはともかく、15時には冷蔵庫みたいな寒さになった山梨県
温暖な黒潮に育まれた静岡県民にとって、いささか厳しい気候である。
風邪をひくと嫌だから、今日は暖かくして寝る。少しだけサイクリングをした時に、身体がすっかり冷えてしまった。

 

安藤忠雄 仕事をつくる―私の履歴書

安藤忠雄 仕事をつくる―私の履歴書

  • 作者:安藤 忠雄
  • 発売日: 2012/03/10
  • メディア: 単行本
 

お題「気分転換」

 

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:この頭痛に関しては、市販の解熱鎮痛剤がよく効く。みるみるうちに痛みが消えるのは、快感ですらある。

*2:あるいは大きな丼の、チャーシューメンや肉玉うどんを食べていた。

大きな郵便局で

郵便物の受け取りに、大きめの郵便局に行った。
年賀状の列はほとんど無い。郵便窓口は混雑していた。

保険のカウンターでは、大きなカバンを持ったお婆さんとおばさんが、なにやら局員ともめていた。局員達が「郵便貯金や簡易保険で、急いで大金のやりとりをする事は無い。どうか落ち着いてください」と説得しているけれど、2人は聞く耳を持たない感じ。2人ともずいぶんと高齢で、頑固そうだった。
もしかすると、あのカバンには現金が詰まっているのかもしれない。オレオレ詐欺か何かにひっかかってお金を用意して、郵便局で止められているのではないか。

郵便窓口の列に並んでいた人達は、僕も含めて同じような想像をしていたのではないだろうか。皆でカバンをじっと見ていて、なんだかおかしな雰囲気だった。
日常の風景なのに皆が同じものを黙って見つめている光景、まるで前衛的な演劇みたいだ。

 

現代アートとは何か

現代アートとは何か

 

 

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それ以外は、そこそこ平和な1日だった。
先週、虫に刺されて赤く腫れていた腕は、ようやく元通りになった。
蚊にしては酷い。
刺された日は、ちょっと変わったもの(山菜や川魚を貰った)ばかり食べていたから、腫れたのは別の要因だったのかもしれない。

ともあれ今は元気。
出すべき書類は提出し、メールは返信し、テレビ会議も終わった。MacOSWindowsのアップデートも完了したし、バスボム*1入りのお風呂にも入った。
まあまあ順調な火曜日だった。

 

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

 
The Indifference Engine

The Indifference Engine

 

お題「気分転換」

 

*1:誕生日プレゼント。夏に貰って、使いどころが無いまま放置してあった。

キャノンのチーズバーガー

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焼津市の古い商店街にある喫茶店「キャノン」に行ってきた。
ここは絵に描いたような古い喫茶店焼津市の名店といっていいだろう。

今日は少し遅めの昼食を食べた。

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選んだのは、チーズバーガーとフライドポテト、そしてホットコーヒー。
セットメニューのようなものは、この店には存在しない。

チーズバーガーは、パンもハンバーグもやわらかい。手作りのハンバーガーって感じがする。この店は銅板で焼くホットケーキが有名だが、このパンも同じように焼き目を付けているのではないか。
肉汁もアボカドも無いけれど、僕はこの店のチーズバーガーが好きだ。

フライドポテトも少し変わっている。
潰して練り上げたじゃがいも*1を細く絞り出して揚げたものに、謎の黒いスパイスをふりかけながら食べるのがキャノンのスタイル。謎というか、まあ普通に黒っぽい胡椒である。

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もう稼働していないコインゲーム(麻雀ゲーム)のテーブルで、こういうものを食べていると不思議な気持ちになる。「レトロ喫茶巡り」みたいなテンションではなくて、ただ昼食の時に近くを通ったから「たまには」と選んだだけの店。
でもやっぱりいい店だ。コーヒーもおいしい。

店主のおじいさんが丁寧に作ってくれる昼食ではあるが、それでもファストフードである。お腹いっぱいになって、夕食(鯖鍋)がちょっと大変だった。

ずいぶん涼しくなった。
焼津市から見える富士山も山頂は白っぽい。まだ秋の花も咲いているが、街はクリスマスの装飾も始まっている。

 

 

お題「わたしの癒やし」

*1:マッシュポテトが近い

秋の探書会2020 鈴木邸

静岡市の鈴木邸(古い民家:文化財)で開催中の古本イベント、秋の探書会へ行ってきた。

 

マフィンおばさんのぱんや (こどものとも傑作集)

マフィンおばさんのぱんや (こどものとも傑作集)

  • 作者:竹林 亜紀
  • 発売日: 1996/01/20
  • メディア: 単行本
 

 

似たようなイベントは各地で見てきた。この静岡の探書会も3回目の参加。
規模はいささか小さく、サブカル方面に内容が偏っている気もするけれど、こぢんまりして楽しい催しだ。

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最終日の午後ということもあるのか、今日は客のほとんどが顔見知りみたいな雰囲気。
客の大半は大きなデイバッグを背負い、黒っぽい服を着て、猫背。あるいは森ガールの成れの果てみたいなだぼっとした個性的な服を着ている。個性的といえば、会場を走り回る小学生の男の子達も、大人のイベントに慣れた感じで元気いっぱい*1というか、我が物顔な感じ。

こう書くと敷居が高くなりそうだが、しかし貴重な静岡県中部の古書イベント。行けば存分に楽しめる。
今日は絵本1冊と小説2冊、そして親への土産に古いガイドブック*2を買った。

 

 

山里の森の中、紅葉と落ち葉も存分に楽しめた。
雨だったら行かなかった。午後に行けたのも、かなり気の迷いの要素が大きかった。
気まぐれに従って本当に良かった。今夜は本を読んでから寝る。

 

ポケットに静岡百景

ポケットに静岡百景

 
静岡百景

静岡百景

 

 

お題「気分転換」

お題「これ買いました」

*1:声がうるさい

*2:静岡のシティガイド。1985年版だった。

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