iMacを復旧し、スルメでイカ飯を炊く

ここしばらく調子が悪かったiMac、思い切って修理をしたら1時間と少しで直ってしまった。
技術的には大したことはしていない。
電源を入れてもOSが立ち上がらない。稀に立ち上がっても、すぐに不調になって再起動する。
たぶん起動に関する、アクセス権限とか領域の割り振り部分が壊れてしまっている。ユーザーデータ自体は生きている雰囲気がある。

 

 

なので外付けのSDDを買ってきて、そちらにMacOSを新規にインストールしてみた。
最近のOSはリカバリーが本当に楽である。
インストール用のデータは不可視の領域に保存されていて、Macの場合は起動時に「Mac OS復元」を立ち上げればいい。まっさらにインストールされたOSに、今までのデータやアプリを引き継ぐことも自動でやってくれる。

それに、試してわかったのだが、内蔵のHDDよりも、外付けのSDDのほうがきびきび動く。
これは思わぬ副作用(効能)だったが、世の中の多くのiMac使いは、この高速化を目論んでSSDの外付けを行っているようだ。
速度的には、iMacを分解して、古いHDDを外し、新しいSSDを付けるのが最適なのだけれど、手間がかかりすぎる。前に書いたように、外側にネジが1つも見当たらない機械だから、分解も組み立ても面倒だ。
HDDほどの容量ともなるとSSDもずいぶん高くなってしまう。

とにかくSSDは便利。機械的な動作部分が無いぶん、いきなり壊れることも無いだろう。

というわけで、OSやアプリやよく使うデータは外付けのSSDに、アーカイブ的なものはフォーマットした内蔵HDDに入れることで、iMacは蘇った。
あと数年は使い続けるつもり。やりたいことが変わっていないので、機械だって長く使えればそれに越したことはない。 

 

 

そんな感じで、iMacの復旧を無事に終えることができた。
転職のために必要な書類(住民票など)や、健康診断などをして昼間は過ごした。冷蔵庫の中をチェックして、日持ちのしないものから少しずつ消費していく。
次の職場は、土日が休み。平日昼間に行ける場所には今のうちに遊びにいくつもりで、いくつか場所を選定したけれど、なにしろあの新型コロナウイルスのせいで臨時休業の場所も多い。特に、あまり流行っていない公共の場所(静か、ゆっくりできる、安い)は、さっさと閉じてしまっている。

 

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全然関係ないが、乾物のスルメでイカ飯を炊いた。
松山に行ったときも、瀬戸大橋を渡ったときも、サービスエリアではタコ飯の素が売られていた。干しタコを使った醤油味の炊き込みご飯、僕はあれが大好物なのだ。

でもサービスエリアで売られているものは、ちょっと割高。お土産用だから仕方がない。
かといって、スーパーマーケットで干しタコが売られているとも思えない。

なので買い置きしてあったスルメを1晩戻して、ご飯と一緒に炊き込んでみた。干しタコでタコ飯ができるのならば、干しイカイカ飯ができるはずだ。

作り方はこんな感じ。

  1. スルメは刻んでからぬるま湯(米よりも少なめ)に浸し10時間ほど放置する。昆布も1枚入れておく。
  2. 米にスルメと漬け汁を加え、醤油と酒とみりんを入れて、寿司飯くらいの硬さに炊く。
  3. 炊けたら、千切りの生姜を乗せて食べる。
  4. 残りはごま油を付けた手で握って、おにぎりにする。

タコ飯とは違う味だが、これはこれでおいしい。ちなみに、駅弁フェアで買うイカ飯とも違う味だ。味付けは、ちょっと濃い目の五目ご飯レベルが合うと思う。

スルメはイオンで買った、炙って食べる用にあらかじめ割いてあるもの。安物でも出汁には十分。

 

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新しい仕事が決まったから、景気の良い外食でもしようかと考えてはいる。
ただし、4月からは、しばらくの間、寮での研修生活となる。自炊設備がどれほど整っているのか不明(食堂は無いと思う)。
だから今は外食は控えておくべきなのだろう。仕事で疲れたときのために、「景気の良い外食」カードは温存すべきと考える。

お題「ひとりの時間の過ごし方」

突然のいろいろ

https://www.instagram.com/p/B-J2ryhgXCy/

 

新しい勤め先が決まった。
学校に通って資格こそ取ったものの実務経験は皆無、その業界の周辺にはいたけれど専門家でもない、というあやふやな自分。それでも「広範な知識と経験」を評価しての採用とのこと。

とはいえ、やはり実務経験やその業種・職種での常識は必要。いまは運転免許だけ持っている状態で、これからドライバーになるためのお勉強がはじまるわけだ。

来月1日からの入社、その日から本社(本州)で研修を受けることになる。寮も完備されていて「ものになる」までは延々とお勉強が続く。試用期間が過ぎても一人前でなければさらに研修。うまく行けば、本来の勤め先である香川の(アパートからわりと近所の)支店に務めることになる。

ありがたい話である。
とりあえず、がんばろうと思う。

 

愛蔵版 動物のお医者さん 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)

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でも月末まであと1週間も無い。
昨日、かなりの量の食材を買い込んでしまった。キャベツや肉類や魚は数日間で食べきってしまうけれど、根菜やカボチャはもう少し中長期的な保管と使用を目論んでいた。

週末にはアパートに戻れる距離ではあるけれど、そういった食材の管理や、細々とした手続きや家事に明日からは忙殺されそうだ。
健康診断だって済ませなければならない。多肉植物は放置するしかないだろう。

先々週の松山市への旅から、なんとなく「静かでのんびりとした場所への一人旅」の気分だったのだけれど、これでは遊んでいる暇など無い。それが一般的な社会人の姿なのだろうが、瀬戸内海の離島も、九州の動物園も、おあずけである。
海外旅行は、2月末の時点で諦めている。

 

 

ちなみに不調だったiMacの復旧に使う品(外付けのSSD)は先ほどようやく届いた。
佐川急便の人は元気いっぱいに「指定日からはっ!いっちにちおっくれましたー!!」と言っていた。引っ越しや、様々な自粛措置で、物流も滞っているのだろう。しかし元気すぎるのではないか。もう少し済まなそうにしても良いとは思うのだが。遅れて受け取った僕まで面白くなってしまった。

 

 

そのiMacだが、このままでは4月からしばらく出番が無い。
そして今回届いたSSDは、研修の寮生活に持ち込めば、大容量の保存デバイスとして使える(元がそういう用途なのだ)。だからiMacの補修・強化部材として活用するか、寮暮らしに持ち込むノートパソコンの外部保存デバイスとして使うか、いま思案しているところ。ノートパソコンに十分な保存容量が無いから、未整理の画像やAmazonで買った電子書籍など、「プライベートなデータ」をとりあえず放り込む場所が欲しいところではある。アパートで稼働中のNASにはどこからでもアクセスできるけれど、寮の通信環境が今のところ全く不明なのだ。

 

 

 

そういえば、昨日は図書館でたっぷり本も借りてきたのだった。
たぶん全部読めずに返すことになるだろう。
ちょっと色々と急すぎる。でも仕方がない。なんとかなるだろう。なんとかならなかったら、また考える。チャレンジ、という観点からは、人生でかなり大きな転機ではある。やや緊張している。

 

帰ってきた 日々ごはん〈5〉

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  • 発売日: 2019/05/28
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お題「今日の出来事」

 

今日のおやつは藤戸饅頭

昨日の岡山遠征で購入した「藤戸饅頭」がおいしい。
小さいので、午前中のおやつに1つ、午後には3つ食べてしまった。

同じようなスタイルのお饅頭は岡山県で何度か遭遇している。大手饅頭がメジャーだろうか。個人的には、ただの求肥を丸めた吉備団子より気が利いていると思う。

 


この岡山的なお饅頭は、薄皮饅頭の極致というべき構造をしている。つまり、ほとんど中身の漉し餡が見えている。

これでもしっかり、酒饅頭的な風味がするのだから立派だ。
コーヒーにも合うが、濃いめの緑茶が最高の組み合わせだった。


本店は小さくて古くて雰囲気が良い。竹皮の包みも素敵。

goo.gl


車で少し行くと、工場兼支店もあった。支店は近代的な、地方チェーンの和菓子屋な見た目。もしかすると喫茶コーナーがあるかもしれない。


全国に遍在する「餡は苦手だが、この○○だけは食べられる」という人なら、この藤戸饅頭も試してほしい。品が良いけれど少し昔風の味は、普段食べている小豆餡とは違ったものだから。
漉し餡ジャンキーには強くお勧めする。入手性以外は、ほぼ満点なので*1

 

大手まんじゅう 10個入り

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大手まんじゅう 15個入り

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さて今日も、iMacは不調のまま。
その不調を治すために先日行った種々の対策によって通信量が急増し、数日間の「速度制限」が課せられている状況も変わらない。

仕方がないから、近所のファミリーレストランの隅でこうしてブログを書いている。
コーヒーやハーブティーをがぶがぶ飲んで、店内のWi-Fiを使って「インターネットでできること」を全て済ませてしまうつもり。
Kindle用の本ですら、今の自宅の通信速度では取得がままならない。なるほどネット依存の生活は危うい。

ファミレスでパソコン仕事なんて久しぶり。というか仕事(正確には仕事中の緊急事態)ならまだしも、こうしてプライベートなことでのんびり過ごすのは、どうにも慣れない。周囲にはそんな「Wi-Fi目当ての長居する客」ばかりで、自分だって学生時代は友人たちと安い注文で何時間も滞在したのに(ドリンクバーとポテトフライ!)、今は店員さんの目が気になってしまう。つい、チョコレートケーキなど追加注文してしまった。

ケーキを食べたら帰ります。帰ったらお風呂に入って寝るだけ。家でだらだらと「インターネット」できないと、生活は規則正しくなる。

 

なめらかな世界と、その敵

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  • 作者:伴名 練
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なめらかな社会とその敵

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  • 発売日: 2013/01/28
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お題「今日のおやつ」

 

*1:入手性の低さは、中毒者には辛いけれども、地方銘菓とはそういうものなので。飽きるほど食べては魅力が薄れる。たとえ法多山のお団子であっても、毎日は駄目だ。

瀬戸大橋を渡って倉敷へ

所要により本州の岡山県倉敷市へ行った。
検討の結果、車で行くのが早くて楽で安いことが判明。フェリーは楽だが、本州上陸後に公共交通機関を乗り継ぐ必要があってやや面倒。
電車も同じ。そして電車賃が意外とかかる。
高速道路料金も電車賃もそれほど変わらないうえに帰りには寄り道ができて、そして最も早い方法が自分の車だった。岡山駅周辺なら、違った判断をしたかもしれない。

 それにしてもあっという間だった。瀬戸大橋のある坂出市までは山を一つ超えるだけで気軽に行っていたが、坂出市で瀬戸大橋に乗れば、倉敷周辺なら1時間もかからない。松山市への旅でかなり移動時間がかかったので拍子抜けしている。

 

今日はとても天気が良かった。
昼過ぎには用事も済んだ。倉敷市水島コンビナートをしばし散策する。昔住んでいた三重県四日市市を思い出す風景。四日市よりも綺麗というか、広々としている。

車で四国から瀬戸大橋を渡ったのも初めてなら、倉敷周辺の沿岸地域を走ったのもはじめて。なんとなく、小豆島などを思わせる風景が続いていた。

せっかく本州に来たのに、今日は「街」に行くことはなかった。
代わりに「渋川マリン水族館玉野海洋博物館」を訪問した。
小さくて地味な水族館ではあったが、展示は意外と充実していて、長居してしまった。いいところだ。

 

昨日から続くプロバイダからのペナルティ「通信制限」により、今日の日記はこれでおしまい。

瀬戸大橋を渡った時に写真も撮ったのだが、それもまた別の日に書こうと思う。
ブラウザ上で動く何もかもがもっさりとした応答なのだ。今のウェブサイトがどれだけ見えない情報のやりとりをしているのかよくわかる。太古の昔は、htmlといくつかの画像さえ読み込めばそれでおしまいだった。カウンターや掲示板だって、通信速度の影響はそれほど受けなかった(代わりに画像は大きすぎると表示に時間がかかった)。

ややこしい時代だ。

iMacのトラブル対応については、昨晩えいやっと部品や道具をAmazonで注文して、さて寝ようかとベッドに入ってから別の方法を思いついて、注文をキャンセルした。新たに他の通販サイトで買った必要なものは、明日以降に届くだろう。たぶん直る。でないと困る。

 

パタパタ絵本ぐるーりすいぞくかん

パタパタ絵本ぐるーりすいぞくかん

 

 

お題「今日の出来事」

iMacは動いた。しかし私はコメダ珈琲に行くことになる。

色々がんばってiMacは起動するようになった。
まだ調子は悪いが、いちおう使える。仕事関係以外の知人が皆無な生活をしていると、こういう時にとても困る。
Macに詳しいSEさんが県内にいたなあ、と連絡をとってみたら「三豊市にいる。今から行こうか?」と返信があった。いつもビデオチャット越しに仕事をしていた「県内のIT屋さん」が意外と遠い。夜中に来てもらうのも悪いし(本当に来そうな人なのだ)こちらからiMacを担いで会いに行くのも変なので、今回は自力で頑張った。

ただし現在、インターネットへの通信がほとんどできない。
これは一昨日からの修理・調整作業において、かなり通信量が増えたからだ。

MacOSのインストール用データや、友人からもらった修復用ツールのダウンロード、そして復旧後には様々なサービスの同期が行われ、プロバイダが設定する「一日の上限値」が超えてしまったのだ。

というわけで、今日から明後日までは通信速度が制限されてしまう。
通信速度が下がってもテキスト中心のサイトチェックやSNSはできるだろう、と軽く考えていたのだけれど、最近はセキュリティを意識した通信は、実感以上に通信量が増えるのだ。それに少し待たされると、時間切れで認証が通らない。
困ったことだ。

明日は諸事情あって本州の岡山県水島・倉敷周辺に行く必要があるのに、下調べすらおぼつかない。

 

 

https://www.instagram.com/p/B-BydcQpQOK/

 

かくして今は、コメダ珈琲に来ている。
近所であること、寝坊と諸事情により昼ごはんを食べそこねたこと、いただきもののコーヒー・チケットがあったことが選定理由。

お店でおすすめという「メンチカツバーガー」を食べてみた。
味はまあ、普通かもしれない。予想の範囲内で美味しい。
サイズはコメダらしく、大きい。昼抜きで今の時刻(16:30)に食べて、たぶん夕食は不要になる。こういうのを「お得」というのかどうかは判断しかねる。

食べごたえのあるメンチカツバーガーと、あまりおいしくないコーヒーを食しつつ、「インターネットがあったらいいなあ」と思えることを片っ端から進めている。
家で使うと不便極まりないモバイルノートパソコンだけれど、外ではとても頼もしい。コメダ珈琲ではスターバックスコーヒーよりもパソコン使用率は低いようだ。ただし多くの人が、テーブルにスマートフォンを置いて、真上から覗き込むようにして操作している。彼らの頚椎を守るために、スマートフォン・スタンドを用意したら顧客満足度も上がると思う。

 

 

 

 

というわけで、数日間だけだが、iMacは昔懐かしい、スタンドアロンな据え置きパソコンになってしまった。まだ変なタイミングで調子が悪くなってしまう。
このトラブルの再発防止には、ハードディスクまたはSSDの交換が効く予感がしている。でもiMacは接着剤や両面テープでぴったり組み立てられていて、外から見てもネジなんてひとつもない。こだわりすぎだぜスティーブ、と嘆きながら今は(コーヒーを飲みながら)iMacの分解方法を調べている。できないわけがないのだ、アップルストアの自称「Genius」ができるのだから、同じ2本の手と10本の指を持つ自分だって分解できることは道理だ。組み上げる方法もたぶんあるだろう。

 

 

お題「今日の出来事」

お題「コーヒー」

お題「ひとりの時間の過ごし方」

リュックにキャベツ

いきなり暖かくなって、今日はシャツと厚手のカーディガンだけでも外出できた。

海沿いをぐるりと散策した後にスーパーマーケットに立ち寄る。
休日だというのに人は少ない。このあたりでは一番大きな店だから閑散とはしていないけれど、ほとんどレジに並ばずに済むのは、やはり異常事態といえよう。

今年は白菜やキャベツが安かった。
最近はよくキャベツを買っている。何も考えず適当に切って、そのへんにある肉類やサバ缶とスパイスと塩で蒸煮にすることが多い。これさえ食べていればなんとかなる、という最底辺の料理。

キャベツなどは自転車で運ぶのが難しい。小さなカゴしか付けられない自転車なので。
というわけで買い物が決まっている時はリュックサックを使う。

容量18L以下のKankenだが、四角いかたちで思いのほか荷物が収まる。
ネギは買えないけれどキャベツならなんとかなる。

今日は背負って自転車置き場を出たところで、すれ違いながら追い抜いてきた原付バイクがいた。バイクのミラーか何かが、勢いよく背中のリュックに当たった。
バイクはそのまま行ってしまった。バランスは崩したものの、怪我もしていないしリュックに傷もなさそう。

まったくもう、と不愉快に思いつつ帰宅したら、リュックの中でキャベツが潰れていた。
キャベツが潰れても料理には使える。損失は5%(重量比)も無いだろう。
ただしリュックの中がたいそうひどい状態だった。潰れて擦れたキャベツの葉は実に汚らしい。

仕方がないので先ほど丸洗いした。せっかくパラフィンを刷り込んで、いい感じの防水加工をしたのに、まさか内側が汚れるとは。

 

 

 

 

この香川県は、わりと車やバイクの運転が荒い。特に今回の自転車置場のようなところで、かなりフリーダムな運転をする人が目立つ。

そういえば昨日の愛媛県も運転マナーの悪さでは有名だった。
香川県に慣れているせいか、あるいは路面電車が走る中心街とその周辺域しか走っていないせいか、それほど酷いようには思えなかった。四国中央市のあたりは、産業道路が生活道路や地域の幹線も兼ねていて、スピードを出せる状況でもなかった。
ただやはり、2車線あればどちらも使って追い越しをするのは、高松市と変わらない。追い越しの際に方向指示器を使わないのはどういう理由なのか。老若男女、ベンツからワゴンRまで、ちょっと隙間があれば車線変更を繰り返して出来るだけ前に出ようとする。すぐ先に信号があっても、である。本州の太平洋ベルト地帯では一般車の脅威となっているトレーラーや大型トラックが、四国では急制動を強いられていることすらある。

四国の人々が瀬戸大橋を渡って本州に行ったら交通事故続出ではないか、と思ってしまう。いや瀬戸大橋の接続点である岡山県も交通マナーは褒められたものではないと聞くが。

今日もiMacの故障は直せなかった。最後の1手のための下準備がようやく7割まで終わったところ。そこで思わぬトラブルが発生し作業が止まっている。困ったので、もう今日は寝る。おやすみなさい。

 

 

お題「ひとりの時間の過ごし方」

松山 おいしかったもの

松山市への旅が終わった翌日。
まだiMacは起動しない。
自分でできることを色々と試したが駄目だった。あと1手はありそうだが、今日は無理。明日またがんばる。

 

そんなわけで、遠出もしないで読書ばかりしている日だった。メインのパソコンが使えないから、仕事と旅用のノートパソコンを使っているのだが、これがまるではかどらない。もとより仕事の道具だったからか、だらだら楽しむ気分になれない。モニターも小さいし。

 

ところで先日の松山市旅行ではおいしいものをたくさん食べた。
主に甘いものについて書いておく。

とんかつパフェ

 

かつてネットで知った面白メニューである、松山のとんかつパフェ。遠方の知人からもおすすめされた。
僕は知らなかったけれど、ゲーム「桃太郎電鉄」にも登場したそうだ。
見た目よりおいしいだろう、と想像していたので味にはおどろかない。さくさくとした衣と、匂いや脂が控えめな豚肉、乳脂肪である生クリームに、アクセントとしての抹茶アイス、そして酸味と食感の生りんご。同じ材料で高級フレンチができそうではないか。

かなり細かく丁寧な食べ方指南が添えてあった。
その通りに食べると普通においしい。たぶん一人でのんびり(平熱で)食べるタイプのメニューではないのだろう。とはいえ、りんご以外のフルーツ(缶のサクランボやミックスフルーツ)を食べると、ちょっとだけ混乱する。

話題にはなるがそれほどゲテモノともいえない。お店自体も、新しいことを積極的に進めていく雰囲気あって、セットメニューやランチの種類も多く、下手なチェーン店よりも気が利いた感じ。近所にあったら通うかもしれない。

 

 

松山ラーメン

なにかの本で「甘い」と書かれていた。
そして「瓢」の字を継いだ暖簾分けがされている、とも。
たまたま正午過ぎに到着し、適当に停めたコインパーキングの近くにあったお店が、老舗だった。
居酒屋でもあるラーメン屋、といった雰囲気。昼なので家族連れも多かったけれど、夜は完全に居酒屋になるのではないか。
おでんがあるのも特徴的。僕は普通のラーメンと、おでん(タケノコ、きんかん(鶏の卵管と未成熟卵))を注文した。


スープは「九州の甘い醤油を使っているのかな」と思える甘さ。徳島ラーメンのような出汁の味と相まって、たしかに甘い。麦味噌的な甘さ。

1片だけ浮かんだ肉はさらに甘い。とろりと甘いスイーツに塩気を効かせました、といった雰囲気の甘み。これは少しびっくりする。中華街でぶら下がっている叉焼の外皮だけ集めてとろとろになるまで煮込んだ感じ。

どうしてこういう味付けにしたのかは、よくわからない。西日本の麺類は塩気が強い印象があるので、少し面食らった。
でもとてもおいしかった。機会があれば、他の「瓢」系のお店にも行ってみたい。

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マチボン愛媛vol.12「ぼくらの松山グルメ。」

マチボン愛媛vol.12「ぼくらの松山グルメ。」

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タルト

松山銘菓の「タルト」は、香川県のスーパーマーケットでも普通に売られている。パン売り場の横にある和菓子コーナーの定番といってもいい。お年寄り用のお茶請け菓子の印象。
今まで何度か食べた記憶があるけれど、べったり甘い餡に柚子の風味が混じっていて、それほど好きな味ではなかった。

でも今回、 id:cimacox さんに教えていただいた「六時堂」の品はちょっと違う。お茶に合わせるとぴったりの味になる。

本店は松山城に登るロープウェイ・リフト乗り場のすぐ近くにある。
バラ売りのものを1個買って、松山城で食べた。この選択は自分で自分を褒めてあげたい。暖かな3月の日差しの下で、ペットボトルのお茶とタルト、眼下には松山市街が、そしてすぐそこには松山城がある。

運良く、月に何回かあるという(たぶん6が付く日付)、タルトの端っこを売り出す日だった。自宅用に購入。しばらくタルト生活となる。

 

四国懐菓子88

四国懐菓子88

 

 

 

労研饅頭

ろうけんまんとう、と読む。
これも松山名物。
ふた昔前のku:nelや暮らしの手帖で”再評価”された、なつかしくてほっこりする系の、素朴な地元菓子。

要は蒸しパンである。二酸化炭素の発生は酵母によるもの。
いかにも大正・昭和の真面目な雰囲気があって好ましい。長径15cm弱の大きくて平たい、ふかふかした饅頭だ。
14種類の半分が、「餡なし」な点は珍しい。中国のマントウが好きな僕としては嬉しい限り。今回は「うずら豆」「よもぎ」「よもぎ(餡入り)」「バター」「つぶあん」「かぼちゃあん」を買った。これは帰宅後、今日から食べている。
「バター」は生地にバターが練り込んである、とあるけれど、現代の基準でいうとかなり弱い「バター味」だ。しかしそれがとてもおいしいのだ。

冷凍すれば日持ちするらしい。しばらく労研饅頭生活となる。今回のお土産としては、これがいちばんの収穫だろう。

 

地元菓子 (とんぼの本)

地元菓子 (とんぼの本)

  • 作者:若菜 晃子
  • 発売日: 2013/05/30
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地元パン手帖

地元パン手帖

  • 作者:甲斐 みのり
  • 発売日: 2016/02/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

「みよしの」の、五食おはぎ

ここは必ず行きたかった。
あんこ好き必携の書籍である「何度でも食べたいあんこの本」で知った。
おはぎとしては小さめ、一口か二口で食べられる寸法のものが5個、経木に包まれている。残念ながら今は持ち帰りのみ。売り切れ必至、とのことで開店直後に行った。

こしあんつぶあん、ごま、青のり、きなこ、で5色を成している。

これは本当においしかった。びっくりした。
動物園の隅で包みを広げて、お茶とともに食したあの時間はこの旅のハイライトだったかもしれない。

労研饅頭とこのおはぎをもう一度買うためだけに再訪しても良いくらい。
「みよしの」は松山市の宝だ。

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何度でも食べたい。 あんこの本 (文春文庫)

何度でも食べたい。 あんこの本 (文春文庫)

  • 作者:尚美, 姜
  • 発売日: 2018/03/09
  • メディア: 文庫
 

 

わかくさ珈琲

こういうお店が高松市には無いのだ。
店主が好きなものをちょうどいいバランスで配していて、押し付けがましくない都会ののんびりしたカフェ。場所もいい。お城をぐるりと自転車で散策する途中にある。
観光ルートからほんの少し外れた、でもお堀も石垣も路面電車もすぐ近くという、旅人の休憩にはもってこいの立地。近所にあったらなあ、と松山市民をうらやましく思う。

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パンケーキ

朝ごはんを求めて商店街を彷徨っているときに見つけた喫茶店
数年前、頻繁に東京出張をしていたときに、神田か秋葉原か、あのあたりで入った記憶がある店の本店だった。

厚いパンケーキも、やや苦めのコーヒーも良い感じ。

 

 

 

鯛飯

宿の近くにあった店で食べた。鯛飯(2種類あるらしい)は出張時の接待で、何度か食べた記憶がある。なぜか高松市でも県外者を接待するときに、コース料理の最後に鯛飯が出るのだ。
好物*1だけれど、今回は割愛。というか写真を撮り忘れた。
炊き込みタイプの鯛飯なら最近よく作る。今回は「正解」を知ったので、後日きちんと再現してみる。

 

春夏秋冬 おいしい手帖

春夏秋冬 おいしい手帖

 

 

 

食べたものに関してはこんな感じか。
観光キャンペーンでミカンジュースを試飲させてもらったり、宿のお茶請け菓子が「せとか」だったり、大判焼き的な「日切焼」の白あんが普通に柚子風味だったりと、柑橘県らしかったところも印象に残っている。

goo.gl

ひとり旅、かつ目的地といえば城と動物園くらいなので、始終食べていた印象がある。
街中は自転車で移動したから路面電車に乗れなかったこと、宿に温泉はあったけれど有名な道後温泉には行けなかったことが心残りだ。

しかし心残りも含めて、隣県に「また行きたい場所」ができた旅は、良い旅といえるのではないだろうか。うん、良い旅でした。

お題「行きたい場所」

お題「もう一度行きたい場所」

*1:JR静岡駅で買える鯛飯弁当は新幹線旅行のお楽しみのひとつだ。売り切れていると悲しい。

旅は無事に終わったけれど

松山市への旅は無事に完了。

今日は県立とべ動物園を堪能してきた。素晴らしい動物園だった。

しかし帰宅したらiMacが壊れていた。
そういえば、出発直前にいきなり再起動をはじめて、まあ1泊だからと放置していたのだった。起動中のリンゴマークの画面、シークバーはあと少しで100%、というところで止まってしまっている。

仕方がないので色々と知っている手順を試している。が、うまく行かない。
こういう時は、一晩置くのがいちばん。コンピューターは一晩置いても大して変化は無いけれど、人間は変わる。特に旅の後なのでそれなりに疲労している。今夜、頑張っても身体に悪いだけだ。

というわけで日記はおしまい。
ブログは他の端末で書くこともできる。例えば昨日のブログ、そして今こうして書いているのはノートパソコン(Windows10)からで、使い勝手も機能も変わりはない。しかしもう面倒なので、iMacに比べて小さな画面で、iMacに比べて慣れないキーボードで、日記なんて書く気がしないのだ。

だから今日は書かない。しかし良い街と動物園だったなあ。
クロサイの親子も、市内で買ったおまんじゅうもおはぎも最高だった。

明日、がんばってiMacを回復させたら日記に書き留めておこうと思う。
では、おやすみなさい。

 

愛媛県立とべ動物園ガイドブック

愛媛県立とべ動物園ガイドブック

 
大好き! シロクマ・ピース

大好き! シロクマ・ピース

 

 

お題「もう一度行きたい場所」

松山市への旅

愛媛県松山市に来ている。
先ほどまで温泉に浸かっていた。もう少ししたら、またお風呂に入る。

一度は、四国の海岸線沿いをのんびり走ってみたかった。
いつも県外に行く時は、高速道路で多くの町を通過してしまう。名前だけ聞く「四国中央市」や「今治市」がどんな土地か、その途中の道がどんな雰囲気なのか知るのも楽しいだろう。
そう考えて、かなりの距離を普通の国道で走ったのだが、途中で飽きた。
いつも素敵な瀬戸内海が見えているわけではないし、交通量こそ少ないものの気持ちよくドライブできる道ばかりでもない。甲州街道をひたすら走っても、たぶん山梨県の東部で飽きるだろう。そういうことだ。

 

だから最後は高速道路を使った。目的は松山市の観光なのだから、車の運転で時間を費やすのはもったいない。

お城も行った。
とんかつパフェも食べた。
鯛飯も食べたし、タルトもおまんじゅうも食べた。コーヒーも何回か飲んだ。

松山市、とても良い街だ。すっかり気に入ってしまった。
前職で関わっていた高松市在住の中小企業の社長さんたちは、松山市を「古く停滞した、終わった土地」と言っていた。しかし僕が自転車で半日と少し走った印象としては、高松市よりも若い人が元気で、おしゃれで、面白いお店がたくさんある。だから予想と違って、正直なところ面食らった。なんだ高松市より”都会”じゃん、と。
高松市は商いの街、おじいさんとおばあさんと、おっさんの街。探検して興味深い場所もたくさんあるけれど、それはあくまでサブカル的な、ある種の廃墟趣味に近い楽しさだ。「四国の商都」とはいうけれど、街を楽しむという意味で「都」ではない。
松山市は古いビルの3階に面白い雑貨屋さんがあったり、個人営業の素敵なカフェがあって、まっとうな「都会の若者文化」がある。

静岡市松本市を足して0.6を掛けて、路面電車を追加すれば松山市になる感じ。
坊っちゃんと「山の上の雲」に頼りすぎのきらいはあるが、街が綺麗でコンパクトなので、観光名所以外を散策しても十分に楽しめた。

お城を中心にして構成された街は、ほどよい広さ。
構造もわかりやすくて、数時間で、地図に頼らず目的地に行けるようになった。

 

明日は動物園に行く。今日のことは、また後日書く。
おやすみなさい…の前にお風呂だ。広くはないけれど雰囲気がある良いお風呂、しかもお客さんが全くいない。ちなみに宿代も普段の半額程度だった。

 

 

坊っちゃん

坊っちゃん

 

 

お題「ひとりの時間の過ごし方」

お題「ちょっとした贅沢」

お題「行きたい場所」

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