春野菜と素麺と夜の散歩

桜が終わった途端に、夏みたいな気候になってしまった。
今夜は父が外出していて、夕食はひとり分。
手抜きと冷蔵庫の片付けを兼ねて、ずいぶんと雑な夕食になってしまった。

なにしろ、タケノコ*1のピクルス、アスパラガスのおひたし、煮豚、鶏つくね、さやいんげんとシラスの炒め物。それに素麺という雑多なもの。

せめて煮麺にすれば"まとまり"ができた気がするけれど、気温が高いから素麺にしてしまった。

おそらく素麺を食べる時期としては、人生で最も早い年だろう。今後、この記録が更新されなければ良いのだが。

 

 

今から夜の散歩に行ってくる。
冬から春にかけて、あまりにも運動不足だった。花粉症とは人をここまで出不精にするのかと驚く昨今。ようやく花粉の影響が薄れてきたので、寝る前に少し近所を歩くことにした。

最近、少し坂道を歩いたり、自転車に乗っているだけで足の衰えを実感する。身体を鍛えるにも、そのための最低限の筋力が足りない感じ。日常生活や仕事に不自由はないにせよ、不健康である。
そして、おそらくは旅行の際に悪影響がある。
動物園や美術館で息切れしたくない。

以前、海外旅行の前に意識して身体を動かしていた時があったが、まさか具体的な予定もない国内旅行のために基礎体力をつける必要があるとは。
人生は予想外の連続である。

 

そんな金曜日も、もうすぐ終わる。おやすみなさい。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:近所の人からいただいたもの。余っている。

バーガーキングで思い出す

打ち合わせのためバーガーキングへ行ってきた。
普段の行動範囲に店が無いため、数年ぶりの訪問となる。
学生の時は「おおっアメリカ!」と興奮したものだが、今となっては多数のファストフード店のひとつ。それでも、少し癖のあるコーヒーや、なんだかよくわからないキャンペーン・メニューによって、バーガーキングらしさを感じることができた。

夕食前だったのでコーヒーのみ注文したが、久しぶりにハンバーガー(ワッパー)も食べてみたいものだ。

 

 

 


大学生の時には長期休みのたびに、箱根のホテルで泊まり込みのアルバイト*1をしていた。ドアマンや売店、そして夜はバーでも働いた。
社員食堂もあったけれど、忙しい時にはホテルに隣接した観光施設にあったバーガーキングで食べることが多かった。バーガーキングのほうが早いし、メニューも"若者向け"だったのだ。
そして、どういうわけか僕は職場の人達にかわいがられていて、週に何回かはバーガーキングで食事を奢ってもらえたのだった。

特別に同情を引く境遇というわけでもないのに、僕ばかり"ワッパー"をごちそうになっている状況は面白くなかったらしく、同じ時期に寮に入った他の学生アルバイト達には嫌味を言われたりもした*2

なにしろ車が無ければ交通の便が悪い場所で、寮生活では食事の選択肢が少ない。
休日に遊覧船(海賊船!)に乗ってコンビニのある繁華なエリアまで行っても、観光客どものせいで棚が空ということもあった。仕方がないからホテル内の店で割高なプリッツやおつまみや土産菓子を買うしかないのだった*3

僕は同じ部署の人達にはバーガーキングの昼食を、そして売店の補充でベーカリー部やフランス料理部へ行った時には即席のサンドイッチを、そして夜にはバーテンダーさんからクロックムッシュをごちそうになった*4。あのアルバイトで山羊のチーズやアーティチョークやフォアグラの味を知った。

あのホテルでの、食事限定の"モテ期"は、なんだったのだろうと思う。おそらくは一生の謎だ。


社員の方々だって30代から20代の若者たちだ。仕事に慣れない学生だった僕に対して良い格好をしてみたかったのかもしれないと推測はするが、ではなぜ僕*5にだけ親切だったのか。

同期のアルバイト学生でも、厨房関係の部署(ベーカリー部や和食部、フランス料理部)へ配属された人達は「地獄だ」と言って長く続かなかった。
おそらく、単に運が良かったのだろう。そう結論づけるしかない気がしている。


僕は結局、大学4年間のうち3年はこの箱根のホテルで働いた。そして、その全ての期間で、"食"に関してはちやほやされていたのだった。

 

 

今でもバーガーキングに行くと、あの箱根のホテルでの暮らしを思い出す。
文化財的な建築に増改築を繰り返し迷路じみた従業員通路と、閑散期の暇な時間と、寮の温泉と、バーガーキング


今思えば、あれも「青春の1ページ」だったのだなあとわかる。
当時は「こんな隔絶された場所でアルバイトなんてしていて良いのだろうか。僕の青春はどこにあるのだ」なんて思っていたのだが。

それがバーガーキングの思い出。思い出すだけで、もう楽しくも悲しくも、懐かしささえも無い、ただの記憶ではある。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:研修生、という名目だった

*2:寮の同室には催事のために呼ばれた占い師の男性がいて、「気にするな」と慰めてくれた。

*3:電子マネーの無い時代かつ寮生活では全くお金を使わないため、嗜好品を買っていると現金不足に陥る。そしてATMはホテルに存在しない。

*4:売店では、クロワッサンや土産物の饅頭をいただいた。

*5:と、同じ部署で働いていた女子大生

いちごのパフェ

諸事情あって朝からどたばたして、昼過ぎにようやく一息つけた。
そのどたばたの結果、自分をしっかりと労う必要ができたため、いちごパフェを食べることにした。
ありがとう自分。どういたしまして自分。

 

というわけで立ち寄ったのは、志太地区は藤枝市の洋菓子店「ル・ポティロン」。
知人にパフェのことを相談したら、この店を勧められたのだ。

maps.app.goo.gl

僕も何度か行ったことがある。
こぢんまりした喫茶室がすてきなお店だ。何を食べてもおいしい、良い店である。

 

というわけで、藤枝駅の南口からほど近い「ル・ポティロン」に立ち寄る。
そして、いちごのパフェを注文した。

生のいちごが山盛り。
そして、いちごのシャーベットやアイスクリーム(手作り)やメレンゲがどっさり。
さらに生クリームやチョコレートケーキ、小さなエクレアやクッキーなども仕込まれている。

まるで洋菓子店の余り物を詰め込んだように見えるが、よく見るとエクレアやロールケーキは小さい。こういうデザートのために用意されたものだ。

そして、やみくもに詰め込んだわけではないことは、食べ進めているうちにわかる。
それぞれのパーツがちょうど良い量で現れるので、最後まで飽きない。チョコレートや琥珀糖といったストロベリー的ではない品でさえ、すばらしいアクセントになっているのだ。

そんな、出来の良い映画みたいなパフェを食べたので、今日はごきげんである。
家にあと10分で辿り着くというところで事故渋滞に巻き込まれ帰宅が30分も遅れたけれど、全く気にしない。その事故がただの接触事故で、怪我や設備の破損ではなく当事者同士の喧嘩で道路が封鎖されていたと後で聞いたけれど、特別に許してあげる。

でも疲れた。
というわけで、今から寝ます。おやすみなさい。

 

お題「ささやかな幸せ」

カレーとナンとビスケット:ヒマラヤンハラルバザール&ザ・ヒマラヤンステーション

所用により昼頃まで東静岡駅近辺にいた。
お昼をどうしようかと歩いていたら、同行者が「ここがいい」と立ち止まる。
看板には「ヒマラヤンハラルバザール&ザ・ヒマラヤンステーション」とある。店の前にはびっしりと自転車が並んでいたが、店はそれほど混雑していない。
どうやら中古の自転車は、売り物のようだ。

店の半分は、看板通りにハラルフードと輸入食材の店となっている。
乾物や冷凍のものも多いが、お菓子など手軽なものもある。

見た目からしてインドっぽいビスケット(130円)を衝動買いしてしまった。

 

残り半分が、いわゆるインネパ系カレー店。
最近、この日本に出店するネパール人が営むインド料理店についてのおもしろい本を読んだので、インドカレーは大歓迎である*1。ちなみに僕が読了後は同行者達に本を貸していた。彼らがこの店を選んだのも、本の影響だそうだ。

 

 

カレーは「今日のおすすめ」のヒヨコ豆と挽肉のカレー。
巨大なナンは軽い食感で、多めのカレーとちょうど釣り合う量だった。これにサラダと飲み物がついている。
こういう系統のお店としても安価なほうだと思う。店員さんの日本語が本当にたどたどしかったので、在静岡のネパール人やインド人も多く利用しているのかもしれない。

塩気もほどよく、とてもおいしいカレーだった。
この種の店では珍しく、ランチセットは1種類。そのかわりカレーの種類によって価格が変わるシステムで、カレーの数やサイドメニューが増えるセットは無いようだ。ただし、常連らしき人達は普通のメニューから選んでいたので、ナンとカレーにこだわらなければ、ランチセット以外を注文すれば良いのではないか。

 

しかし、このナンの写真はなんなのだろう。
ナンという食べ物は、日本語でよく使われる「何:なん」と同じ"読み"なので、文章が駄洒落じみてよくない。
しかし自分はどうしてこんな写真を撮ったのか。今になって思い返しても、全くわからない。

 

午後はひたすら忙しく、そして暖かな日だった。
許されるならば半袖Tシャツでも良かったくらい。
試しにマスク無しで外を歩いてみたが、薬も目薬も無しで花粉症は発症していない。でも黄砂は酷いし、人が多く行き交う場所にも出入りするので、やはりマスクはかかせない。困ったものである。

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:久しぶりに買った新書。さらりと読めて、とても楽しかった。

 

 

鶏肉の梅あじ

特筆すべき事が無い日。
というわけで、夕食に作った「鶏肉の梅あじ」について書く。

ずいぶんおかしな名前だと思う。
子供の頃に給食センターへ見学に行って、その後の家庭科の授業で教わった料理だ。授業参観か何かで親にレシピが伝わり、今でも時々は作る"我が家の味"になっている。
とにかく名前が印象的で、なかなか記憶から消えない。
大昔の「暮らしの手帖」あたりに載っていそうな名前でもある。

手順は簡単。
材料費も安い。

  1. 梅干しは種を除き、刻む。
    チューブ入りの梅肉ペーストが手軽。
  2.  1.にみりんと醤油あるいはめんつゆを入れる。醤油味は控えめに。
  3. あれば青紫蘇を刻んでおく。
  4. 鶏むね肉(皮なし)は筋を取り除きながら一口大に切る。
  5. 胡麻油を熱したフライパンで、4.の鶏むね肉を5分ほど焼く。
  6. 裏返して中心に火が通るまで焼く。
  7.  2.をフライパンに投入し、照り焼きの一歩手前まで加熱し続ける。
  8. お皿に盛り、青紫蘇を乗せる。あれば削り節も乗せる。
  9. 梅肉の残りがあれば添える。

梅肉の塩気があること、焼色をあまり付けたくないこと、味が物足りなければ梅肉を添えて供すれば良いことから、醤油(あるいはめんつゆ)は色付け程度にする。
弱めの中火でじっくり火を通すことだけ気をつければ、失敗もないだろう。
鶏むね肉の食感が苦手ならば、ささみを使うと食べやすくなる。

平成になって柚子胡椒が我が家にも導入されてからは、柚子胡椒を使った同様の料理も作るようになった。

特別においしいものではないけれど、思い出して作る。
家族も喜ばないし、誰かに作って感心された記憶もない。

 

 

ところで、こうして書き出してから気づいたが、どうして学校給食でこんなものを出していたのだろう。小中学生に梅干し風味の鶏肉を出して喜ばれるとも思わない*1
しかし、学校給食というのはとにかく種類を増やす傾向にあったので、時々は妙なものが混ざっても不思議はない。給食センターでは出来合いのタレとオーブンを使ったのかもしれない。

 

 

さて、書くことがないからと料理について書いていたら、髪も乾いた。
そろそろ寝ます。おやすみなさい。

 

お題「簡単レシピ」

 

*1:それこそ、暮らしの手帖に「急なお客様にはチョット作ってお酒とお出しすると喜ばれます」とか書かれてそう。

ARTS&CRAFT 静岡手創り市 2024春

静岡市葵区護国神社で開催中のクラフトイベント「ARTS&CRAFT 静岡手創り市」へ行ってきた。

さらっと回れば0.5時間程度の小さな会場だが、静岡県中部では貴重なクラフト系イベント。ここ数年は天候や疫病対策や私事都合により行かないことも多かったが、今日は頑張って参加してみた。
最近、手芸や工作の"熱"が冷めているような気がしていて、それに県外の大きなイベントも知ってしまうと、どうにも積極的に参加する気が起きなかった。でも、そういう時だからこそ、自分のモチベーションなんて無視して行動するほうが良い。こと趣味の領域においては、思いがけない変化とは良い方向に転がるものだ。

 

実際に、久しぶりの静岡手創り市は、なかなか楽しかった。
最終日の午後ということで全体に落ち着いてはいたけれど、活気もある。
日々、YouTubeやブログで制作方法を知る機会は増えたけれど、実物の完成品は作り方を知っていても(知っているからこそ)眼福なのだった。

 

 

 

後で知ったことだが、僕が会場を巡っている時に、友人夫妻がすぐ後ろを歩いていたそうだ。
僕の所作は「まるでバイヤーや記者に見えた」という。
そして、そのことを幾人かの出店者さんと話して笑っていたのだそうだ。

全く気づかなかった。
会場を出る時に声をかけられて、たいそう驚いたのだった。

しかし、僕がバイヤーあるいは記者といった「プロ」に見えた理由はわからない。
僕が特別に厳しい目や専門用語を駆使しているわけではない。
ただ、作家さん、出店者さん達には丁寧に接するようには心がけている。
周りの人達が手にとっている器でも、一応は声をかけるし、良いと思ったところは伝える。焼き物ならば、ぐるりと全体を眺めるし、かばんなら裏地まで確認し、重さ(軽さ)を確かめる。

自分でもレザークラフトを楽しんでいるし、両親は陶芸を趣味としていた。
仕事で金属加工や化学処理も学んだ。
そういった"場数"が、会場での振る舞いに、そしてプロっぽい印象へとつながったのではないだろうか。

そういう点では、茶道の経験は、大きな要素だろう。たった数年、勤め先での部活動みたいな習い事だった。もう茶杓の持ち方すら忘れてしまった。
でも、お茶の席で交わされた言葉や、手の添え方、相手への気遣いは、今の自分にもきちんと残っている。

静岡護国神社までは自転車を使った。
まだ花粉症が怖いが、マスクをしている限りはなんとかなる。むしろ、帰宅してから薬が切れてからが辛い。大丈夫だと思っていたのに、いきなり花粉症状態に陥るのだ。

ともあれ、暖かく穏やかな、良い休日だった。
自転車でずいぶん長い距離を走ることができたし、家事も捗った。
手創り市で買ったピンバッジも、いい感じだ。

お題「気分転換」

スリランカ・カレーとイチゴのラッシー(カルダモン入り):手越原 サボイア

今日は自宅作業日。
午前中は家事と趣味に充て、午後から夜に仕事を行う。

 

その午前中に友人とカレーを食べてきた。
静岡市駿河区手越原のあたりにある「サボイア」というお店。
国道1号線で西側から静岡の中心街を目指した場合、手越原交差点を超えてリバーシブルレーンが始まった直後にこの「サボイア」はある。
以前から丸い看板だけは視認していたが、どんな店かは友人に教えられるまで知らなかった。

 

週に3日のみの営業、店舗が見えず、大きな看板もない。そんなわけで「他人に教えると驚かれるのだ」と友人は言う。

スリランカ料理の専門店のようだが、見た目はカフェのよう。小綺麗で優しく、隅々まで手が入っている雰囲気。

 

カレーは4種類。豆、鶏、豚、エビ。豆カレーは辛くない、エビのカレーは最も辛いと、それぞれ具材に合わせた辛さとなっている*1
豆カレー以外は豆カレーも少し添えられていて、他に和え物やピクルス的なものなどがご飯と一緒に盛られている。

僕は豚のカレーを注文した。
街のインド・ネパール料理店のスリランカカレーよりも全体的に丁寧。料理が評判のカフェで食べるカレーみたいだ。でも、スリランカカレー店らしく、混ぜながら食べていくと、しっかり異国味になっていく。
実においしいカレーだった。

 

食後に注文した(お店の人がおすすめの)イチゴのラッシーも良かった。
泡立ったラッシーの底に、半分凍ったようなイチゴピューレが沈んでいる。そして、うっすらとカルダモンの香りがする。
このカルダモンが良い感じ。イチゴの味は好きだがやわらかな風味が苦手という人なら、きっと気に入るはず。
スリランカカレーでも満足したが、このイチゴのラッシーには驚かされたし*2、他のメニューも選んでみたいと思えたのだった。つまり、お気に入りの店になったのだった。

 

そんな素敵なランチを楽しんだ土曜日だが、午後はひたすらパソコンに向かっていて、全く素敵ではないのだった。
気分転換にスーパーマーケットへ行ったら、世の中が完全に「行楽モード」になっていてつまらない。気温24℃も明るい日差しも、家の中にいる限りは無関係。

でもそんなパソコン作業も、ようやく終わった。
あとはお風呂に入って寝るだけである。おやすみなさい。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:玉子料理や様々な添え物をオプションで追加もできる。

*2:イチゴとカルダモンの組み合わせは、ジャムなどで試してみたい。

おおむね整った日

外出中に細切れの待機時間があったので、懸案事項を1つずつ手掛けていった。

 

  • 遠方の友人の子らに手紙を書いた。
  • 切手を購入した。
  • ホームセンターでティッシュペーパーとトイレットペーパーをまとめ買いした。
  • 防災用の食料品を買い足した。
  • ガソリンを早めに入れた*1
  • 靴紐を買い、薄汚れていたスニーカーの紐を交換した。
  • 使っていないスマホのアプリを削除した。
  • 各種アカウントのパスワードを再確認し、ランダムな文字列のものに切り替えた。
  • お酢や料理酒の予備を買った。
  • ウッドデッキ用の塗料と刷毛を買った。
  • 病院を予約した。
  • 髪の毛を切った。
  • コーヒー豆を買った。
  • 爪を切った。

帰宅してからも、ひたすら家事に邁進している*2
色々なことが整って、今はとてもすっきりした気分だ。

私事の懸案はToDoリストのアプリを使って記録・整理する習慣がついている。
しかしどうしても後回しになりがちで、特に今回は髪の毛が放置気味だった。

髪が伸びたと思ったがの先月。2週間前から床屋あるいは美容院に行くつもりでいたのに、その機会を逃していた。

切ってしまえば、その効果は覿面である。
なにしろ風呂上がりが楽だ。髪の毛が乾くのが早い。

視界に髪が入ることもない。耳のまわりが軽い。

 

 

 

暇な時間がたっぷりある時は、懸案なんてやってられない。
たっぷり寝たいし、趣味もある。今日のような、隙間時間のほうが、小さな懸案は片付きやすい。

 

そんなわけで今は良い気分でいるが、これは結局のところマイナスをゼロに近づけただけなのだ。それでも大満足なのだから、我ながら基準が低い。

つまるところ昨今の生活が乱れ気味であるわけだが、諸事情あって仕方がない。
何であれ、プラス方向へ進んだのなら、満足してもかまわないはずだ。

 

お題「気分転換」

*1:連休前から高くなるかも、とガソリンスタンド勤めの知人が言うのだ。

*2:タケノコを茹でた。皮の厚い柑橘類は、後日マーマレードにするため皮を冷凍した。

ソーキナカタのバウムクーヘン

今日のおやつはバウムクーヘン
知人からのおすそわけ。

ラベルを見ると「ソーキナカタ」とある。
藤枝市にある機械設備のメーカーだ。工場や厨房向けにオーブンや撹拌機、充填機などを設計製造するBtoBの会社だったはず。大昔に製薬会社に務めていた時に、この会社の銘板を見た記憶がある。

調べてみると、そのソーキナカタ*1の主力商品であるバウムクーヘン・オーブンや調理機器で作った品を売る、小さなお店が工場に付属しているようなのだ。

なかなか珍しいタイプの「工場直売」である。


知人からはデラックスだったかスペシャルだったかいう良いものと、ごく普通のもの、2種類のバウムクーヘンをいただいた。
見た目ではよくわからない。違いはあるが、どちらが甲でどちらが乙なのかが判別できない。とりあえず片方を開封してみたが、判明したのは「とてもおいしいバウムクーヘン」というだけ。

日本各地にバウムクーヘンで有名なローカルチェーンの洋菓子店があるが、そういう店でもソーキナカタ社あるいは類似の企業が作った機器で焼いているのだと思う。
このバウムクーヘンは、そういう「おいしい店」のそれと同レベルの質のように感じた。もちろん機器メーカーなのだから、生地の配合などは、あくまで"標準"なのだろう。でも、目を閉じて食べたら、有名なお店のバウムクーヘンと区別はつかないと思う。

そんな良いおやつを食べたので、今日は良い木曜日だった。
もちろん色々と煩わしいこともあったけれど、バウムクーヘンが手元にあるから気にしない。「大変だなあ」と思っても、すぐに「でも良いバウムクーヘンがあるんだぜ」と自分を鼓舞できる。
素敵なことだ。

 

お題「大好きなおやつ」

*1:奇妙な社名だ。Webサイトによると、先代まではナカタ氏が社長だったらしい。操機ナカタの意だろうか?

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