豆のシチュー

昨日は肉を食べた。
今日は豆を食べる。

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料理上手の友人から、節約と健康には鶏むね肉が良いと教えてもらった。もとより鶏むね肉は好物だ。冷蔵保存には茹でておくと便利だが、ただの茹で鶏はぱさつきやすい。なので一般に、茹でた後に冷めるまで茹で汁に漬けることがコツをされている。
密封して加熱する、いわゆる「鶏ハム」も同じ原理だろう。

僕としては、ぱさついた鶏肉も好きなのだけれど、後で利用するとなると、とりあえずしっとりさせておいたほうが便利ではある。
だから鶏むね肉を買ったら、しっとりとした茹で鶏にするのが常識なのだと言う。そういえばレシピサイトでも何でも、鶏むね肉といえば「しっとり」を追求している。

 

鶏むね肉100レシピ (ヒットムック料理シリーズ)

鶏むね肉100レシピ (ヒットムック料理シリーズ)

  • 作者:市瀬悦子
  • 発売日: 2018/08/30
  • メディア: 単行本
 

 

基本の作り方は、筋切りをした鶏むね肉を、薄い塩水から茹でるだけ。生姜やにんにく、葱などの香味野菜を一緒に加える。
ここまでは僕も知っているし、日々行っている。

友人はこの時に、かなりしっかりした味付けをするのだという。
塩ではなくて、鶏ガラスープの素やチキン・コンソメキューブを使う。つまり鶏風味のスープで鶏肉を茹でるのだ。
味付けの目安は、少し塩気が物足りないくらい。

どうしても茹で汁に鶏肉の味が逃げてしまうので、逆に鶏味の茹で汁で風味を補えばいい、という発想。

なかなかおもしろい工夫である。
今朝ちょっと試してみたら、確かにおいしい。雑に作っても食べられる味、という表現がぴったりかもしれない。確かにこれは料理上手の技術である。

いつもと同じように、茹でて数時間放置して冷めてから切って保存する。しっとりしていて、塩胡椒でも振ればそのままでも一品になるだろう。

 

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

  • 作者:宮下 奈都
  • 発売日: 2013/01/18
  • メディア: 文庫
 

 

茹で鶏と茹で汁を使ってお昼ごはんは鶏うどんにした。塩味のあっさりしたスープに、細切りにしたネギを山盛り加えて、胡椒を効かせる。

夕食は同じ茹で汁で豆のシチューを作った。
タマネギ、にんじん、別に茹でてあった大豆、レンズ豆たっぷり、大麦を加えて煮込んで、クミンやパセリで調味する。
これは鶏肉を使わない。冷蔵庫にあったソーセージを少しだけ加えた。

 

なんだか質素に過ぎる気がする。
他にはレタスやプチトマトを食べただけ。
スマホの栄養管理アプリで見た限り、熱量(カロリー:不足)以外は適正なようだが、本当だろうか。

 

スープ・レッスン

スープ・レッスン

  • 作者:有賀 薫
  • 発売日: 2018/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

お題「ひとりの時間の過ごし方」

 

 

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