手を洗ってうがいをして、キャベツを食べて。

家を出る時は曇り空。でも地面が濡れていたので車を使った。
泥除けは買ったが、取り付けてみたら格好悪い。
泥除け付きの小さな折りたたみ自転車もあるけれど、速度が出ないので遅刻が怖い朝は使いたくない。車の場合はコインパーキング*1を使う。
せっかくなので帰路に寄り道をしてきた。自転車では運びにくい玉子やヨーグルトや植木鉢を買うことで、「駐車場代の元をとったぜ」という気分を誘導した。

 

21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考

21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考

 

 

 

ところでドラッグストアやスーパーマーケットではマスクが品切れのようだ。ヤンキー寄りの中高生が行くような雑貨店で、黒字にショッキングピンクの薔薇模様のマスクが売られていたけれど(クロムハーツっぽいものもあった)さすがに買う気はしない。似合う服が無いのだ。

当面のところ自分はマスクを必要としていないのだけれど、花粉症の知人から「見つけたら買ってくれ」と頼まれているのだ。知人は花粉症とは別の理由で遠出ができない身体になっているので、これくらいの依頼は受けることにしている。

しかし自分の観測範囲でもこんな声がよく聞こえてくる。

「罹患者がウイルスを広めない為には有効だけれど、健康な人間がマスクをしていても効果は見込めないそうだよ」
「なるほど。でも、そうはいっても少しはあるでしょう」
「確かにね。これだけみんなが買っているものね」
「つい買っちゃうよねー」

花粉症の人達や、何らかの理由で免疫が落ちている人、万が一の肺炎で確実に命を落とす人*2にとっては、たまったものではない。

思うに、こういった「理屈はわかる。でも気分としては…」という雑な考え方こそ、東日本大震災原発事故では巡り巡って多くの人を傷つけたのではないだろうか。今回のウイルス禍において、ずいぶんみっともない状況になっているな、と思う次第である。

人それぞれの考え方も大切だろう。でも、やはりここは科学や医学や社会性に則って「本人にとってもそれほど深刻ではない感情」は我慢して欲しいなあ、と考える。相手はウイルスであるのだから。

 

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫)

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫)

  • 作者:藤井 太洋
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2020/01/29
  • メディア: 文庫
 

 

 

今日のお昼ごはんはこんな感じ。

https://www.instagram.com/p/B9BCifpJOoQ/

  • 五穀米ごはん
  • よくわからない青菜のおひたし
  • 新ジャガと豆とベーコンのオムレツ
  • キャベツとクミンシードの漬物
  • プチトマト

よくわからない青菜は、本当に名前が不明だった。スーパーマーケットの「地場産品朝市コーナー」にあった。ラベルもレシートも「葉野菜」としか書いてない。青梗菜の葉だけ水菜に接ぎ木したような雰囲気。そして茹でたらほうれん草のように柔らかくなった。

今週もキャベツが安い。なので、塩もみして各種の短期間保存食にしてある。今日はクミンと酢とオリーブオイル味。

たんぱく質のおかずが皆無と朝に気づいた。急いで、冷蔵庫にあったものに卵液を加えてオムレツにした。作り終えた頃に、冷凍庫に小さなハンバーグがあった事に気づいた。人生に似ているな、とふと思った。

 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

 
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

 

お題「今日の出来事」

 

*1:250円。ちょう安い。

*2:母がいまそういう状況。薬の影響で免疫が落ちているのだ。

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