島の南の天国「食堂かりか」 -沖縄旅行-

今週から始まった講習、今日は3日目。
6ヶ月続くこと、学校施設を借り受けた授業もあることから、僕たち受講生は「学校」と呼んでいるけれど、主催側としては「学校ではなく講習・講座」と認識して欲しいとのこと。これは受講生の多くがお手当をもらっていることとも関連している、らしい。なるほど。

ところで今日のお昼はこんな感じ。

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  • 枝豆と昆布と緑豆ごはん
  • にんじんマリネ
  • 小松菜の酢漬け
  • 卵と鶏肉ともやしの炒め煮
  • 茄子の南蛮漬け

タンパク質が足りない気がする。
めんつゆに漬けて作る煮玉子は1.5日ほど浸漬したところかなり塩辛くなったので、今回は炒め煮の具材にした。変な料理になった。

夜はカレーを作った。
最近よく作る、人参を数本まとめて刻んで作る具だくさんスープというか、人参で増量したボロネーゼ・ソース*1にカレールウを少し追加してカレーにしてみたのだ。ルウは少なめ、唐辛子や胡椒で辛味を増すと美味しい。

 

リトル・フォレスト 夏・秋
 
インスタント沼

インスタント沼

 
リトル・フォレスト 冬・春
 

 

 

 

 

カレーといえば、沖縄旅行で行ったカレー屋さんが最高だった。
有名な「食堂かりか」というお店。

 

自分が信頼するカフェやケーキやレストランの人達が揃って「ここは素晴らしい」と言っていた。「君なら気に入るだろう」とも。
だから「いつか行かねば」と思いつつ“沖縄本島の南側”に行く機会がなくて、ようやく今回の旅で訪れることができた。

 

 

駐車場から石灰岩切通しを通るとサンゴでできた白い砂浜が広がる(声が出そうになる。)。
小さな桟橋ではマリンレジャーの受付をしている。水中に突き出た小さな島、あるいは大きな岩が目を引く。
遠浅の海と、広いビーチ。
そして「食堂かりか」がある。

 

お店のカウンターでカレーや飲み物を注文して、砂浜に置かれた席で食べる。テントこそあるが、本当に海のすぐ近く。

 

カレーは本格的なネパールカレー。辛いものはしっかり辛いが、全体的に爽やかな風味がして暑い日にはぴったり。

ロケーションも料理も飲み物も、「爽快」という言葉が当てはまる。お酒が飲める人ならばビールやワインが進むだろう。


平日昼間はお客さんも少なくて、心ゆくまでのんびりできる。
場所が良くても料理が残念、料理が良くても店の雰囲気がちょっとアレ*2といったネガティブ要素が無いところも気に入った。店員さんは手慣れているし親切だけれど、基本的に放置してくれる。

 

いつか日没の頃に行ってみたい。
カフェブーム、そして「かもめ食堂」等のフィクションの行き着く果てがこの店だと思う。
「ここに住みたい」と思わせる店はそれほど無い。まさに「かもめ食堂」的な発想だけれど、旅をここで終わらせたくなる店があるとしたらまさにここ。


 

ちなみにこの日は、ちょっとした(前職に関係する)イベントに顔を出したこともあって、白い襟付きのシャツに折り目のついたパンツ(アンクル丈だけど)と、いちおう綺麗めの格好で訪れた。
場違いだけれど、フィクション的な「訳あり感」が、それはそれでしっくりきていたようにも思える。

沖縄本島の南端に近いが那覇からのんびり30分と少しで到着と、意外と近い。平和祈念公園などに行くにも便利なので観光ルートとしても便利。

天国みたいな場所だった。あるいは夢のような場所。
個人的な「素敵な飲食店ベスト10」が更新された日だった。

 

 

 夏なので水着で遊んでいる人もいた。
磯もあって魚や海棲生物の観察もできる。少し歩いただけで、ウミガメの卵が孵った穴もあった。小さなヒレの跡が海まで続いていた。

沖縄旅行では、1回は海に触れることにしている。今回はここだけとなった。それでも満足。

書いていて、また行きたくなった。困った。

 

かもめ食堂

かもめ食堂

 
しあわせのパン

しあわせのパン

 
めがね

めがね

 

 

お題「もう一度行きたい場所」

今週のお題「わたしの自由研究」

お題「海派? 山派?」

*1:昭和天皇ご健在の時代は“ミートソース”と呼ばれていた。

*2:雑なスピリチュアル&ネイチャー趣味とか、レゲエっぽいものを押し付けてくるとか、意識の高い居酒屋のような琉球趣味とか。

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