肉味噌と女疑惑

 

昨日買っておいた鶏挽肉で肉味噌を作った。
夏場は麺の登場が増えるので肉味噌があれば安心感が倍増する。
讃岐の地はうどんが安い。実は素麺だって安い*1

肉味噌は夏野菜に合わせて味噌を強めにした。麦味噌で甘くして赤味噌で味を強くする。

8割ほどは保存用にする。
2割はシメジ(2パック分)と炒めてしまう。
そのシメジ肉味噌の一部を今日の昼食とした。こうして色々と継ぎ足しながらお惣菜を作っていくと、洗い物は減るが冷蔵庫が密閉容器で一杯になる。

 

素麺は古いものが良いとされる。製造時の植物油が酸化して油っ気が抜けたものが喜ばれる。実際のところ油分なんて感じないのだがそういうものらしい。
でも茹でて洗った素麺に胡麻油を垂らしてぐるぐる混ぜるととても美味しい。めんつゆよりも醤油を垂らしたほうが合う。

 

 

365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」: とっておきの保存食レシピが満載! (王様文庫)

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白崎裕子の必要最小限レシピ ――料理は身軽に

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午後には図書館と工具屋、それから書店に行ってきた。
書店のあるショッピングモールで、前職でお世話になった人達と遭遇した*2

いわゆるアラサー、そしてアラフォーと呼ばれる女性達。とても元気だ。
自分のような、他県から来て独り暮らしをしている独身男性が珍しいのだろう*3、近況を話しましょう、と皆で喫茶店に行くことになった。
小規模かつ酒抜きの女子会じみた時間、同席して質疑に応えているだけで疲れてしまった。平成になってから「元気を貰った」という表現がもてはやされたが、このお茶の時間はその逆だったと思う。

でもまあ面白い人達である。自分は今の生活で、ともすれば1日ずっと誰とも話さずに過ごすこともあるので、他人とお喋りができることはそれだけで有難い。

 

話の流れで、僕の部屋に皆が来る事になった。
なんというか、好奇心の塊が遠慮を無くしたような人達なのだ。

 

断る理由も無いので部屋に入れる。
幸いなことに片付けも掃除も済ませていた。昨晩まではレザークラフトや自転車の道具が床に散らばっていたのだけれど、朝にえいやっと箱詰めしてクローゼットに放り込んでいたのだ*4。散らかった部屋を見せるよりは良いだろう。幸運だった。

 

studio m' ボウル 食器 ボール ホワイト《16691》

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そして彼女達の検分が始まった。
「男一人の部屋とは思えない」「女の匂いがする」と全員に言われてしまった。
そりゃあ冷蔵庫は作り置きのお惣菜や保存食が並んでいるし、冷たいジャスミン茶もすぐに出せたし、食器籠にはStudio Mのカフェオレボウルが2つ伏せてあるし、洗面所には歯ブラシだって2本ある。

でもカフェオレボウルは朝の炒り卵ごはんと野菜スープに使ったもので、歯ブラシは電動と非電動を使い分けているだけだ。お茶は節約をしているだけ、朝に作って冷やしておいたものだ。

独り暮らしを始めて半年以上、1年未満。そして転職にあたり今はとても暇なので家事に邁進している。
そういう状況だから、昭和生まれの男性にしては小綺麗にしているだけ。
自分の経験からいえば、独り暮らしの部屋は性別よりも性格が出ると思う。洗面・化粧用品の分だけ女性のほうが物が多いけれど、それ以外は本当に人それぞれ。

 

 

というわけで、一体彼女達の周辺にいる男性はどれだけ乱雑に暮らしているのかと問いかけてみた。あなたたちの夫や彼氏だって独りだったころはそれなりに生活をきちんと営んでいるはずだ、と。

しかしまあ、その後の「旦那がいかにだらしがないか、彼氏が無茶苦茶か」の話が長くなってしまったので、この問いかけは失敗だった。

 

いつまでも美しく暮らす住まいのルール (エクスナレッジムック)

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今になって思うと、酷い話である。
書棚から冷蔵庫までチェックされて、帰省の際に静岡と三重で買いこんできた自分用のお土産(ちょっとずつ食べるつもりだったお菓子たち)まで出して、それで「こういう自足した暮らしをしているから死ぬまで独りなのだ」とまで言われてしまった。
年下の人もいたのだが、全体として「母あるいは親戚のおばさんが家に来た」感があった。

天災といっていいかもしれない。中年男性にも多様性がある*5。でもそういう事を言うと話が(さらに)長くなるので黙って拝聴し、楽しくお菓子とお茶の時間を過ごした。

 

小屋大全 夢の手作り小屋を実現しよう! ~小屋作りの実例と超実践的ノウハウ集~

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別に彼女達に言われたからではないけれど、もう少し「趣味の中年男子っぽい部屋」には変えていきたいとは思っている。
自転車を壁に吊ってみたり、鋳物の鍋を常用したり、その鍋を掴むのに厚い革のミトンを使ったりするのだ。

でもその前に今夜はラムレーズンアイスを食べる。
大きめのバニラアイスが特売だったので、これに自作したラムレーズンを混ぜて再び凍らせた。ベランダのミントも少し添えた。
これが今日の夜のおやつ。
とても美味しい。

 

男の隠れ家 別冊 夏の気ままなひとり旅。2019

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お題「愛用しているもの」

お題「ひとりの時間の過ごし方」

お題「今日の出来事」

お題「これって私だけ?」

*1:いちばん安い素麺はイオンのトップバリュ、だから全国同じ価格なのだが、地元産の素麺がその次くらいに安い。これは「四国移住民」の先輩方が驚きと共に教えてくれた。ちなみに冷や麦も安い。ちなみに小豆島の人達は日常的にオリーブ素麺を食べている訳ではないようだ。

*2:日本は狭く、香川県は最も狭い県であり、このような意図せぬ遭遇は珍しくない。

*3:仕事ではちょっと珍しい関わり方をしたので、彼女達の職場でも印象に残っているらしい。

*4:とにかく床を片付けよ、効率の良い収納はその次の問題である、というのが母の教えである。

*5:さらに言うと、自分が男友達と連れ立って独り暮らしの女性宅を訪れ、冷蔵庫やドレッサーまでチェックしたらと考えると、これはもう社会的には準犯罪である。