「ほのぼの」の味噌かしわ定食

前職の取引先の人が教えてくれたお店「ほのぼの」に行ってきた。

小さめの個人経営の居酒屋さんで、ランチタイムには定食や丼を扱っている。この店の「味噌かしわ」を是非食べて欲しい、と聞いていたのだ。

 

正直なところ、今日まで存在を忘れていた。
四国で暮らしはじめてから、あらゆる「おすすめの店」はGoogleMapに保存している。でも、普段の行動範囲から外れていて、「味噌かしわ」なる料理は知らず、そして「ほのぼの」という店名*1もまたぼんやりとした印象しか残っていなかった。

今日は偶然、近くを通りかかった時にGoogleMapを見ていて「ここでお昼にしよう」と車を停めたのだった。

 

検索結果によると、「味噌かしわ」ではなくて大盛りのご飯で有名らしい。
いわゆる「まんが盛り」が基本の量だった*2。お茶碗自体もかなり大きい。カレーも丼物も大きい。
どうしてこんなにご飯の量にこだわるのか、よくわからない。しかし老若男女*3がわっしわっしと、まんが日本昔話みたいな量のご飯をかき込んでいた。

 

まんがキッチン おかわり

まんがキッチン おかわり

 
まんがキッチン

まんがキッチン

 

 

 

自分はご飯の量を「小半分」サイズにした。
「小半分」でも1合くらいはある。これより少ないと“すりきり”になる。おかずの量とのバランス、そして「せっかくだから」という自分でも上手く説明できない理由で、小さいながらまんが盛りに挑んでみたのだ。

しかし1合ならば、普段の自分では3食分だ。さすがに苦しい。

おかげで夕食は不要となった。おやつも食べなかった。
夕食の時間には、青菜を下茹でしたり、ラムレーズンを仕込んだりと、一応は台所仕事をした*4。その時に少し味見やつまみ食いをしたぶんで、全くお腹が空かない。

正直なところ、取引先の人が言っていた「味噌かしわ」の印象が薄い。
甘めの味噌たれで炒めた鶏肉が、千切りのキャベツにどかりと乗っていた。居酒屋らしい濃い味付けが、自炊と違ってなんとなく嬉しい。

なるほどご飯に合う味だ。「これにナスを入れると、オレンジページっぽいな」と思った。オレンジページなら2〜3人分だ*5
「昨日なに食べた?」ならば「明日も同じやつあるからなー」「あー冷めてもおいしそー」みたいなやりとりになるくらいの量だった。

延々と甘味噌の料理を食べ続けることになるから、途中で七味唐辛子で変化をつけてみた。ちなみに小鉢は鶏肉と蒟蒻の煮物だった。

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他のお客さんは、唐揚げ定食や巨大な丼を注文していた。メニューを眺めている限り「味噌炒め定食」は、多数あるうちの1つでしかない。

 

ところで、取引先の人は、この店の「量」に関して一言も言及していなかった。昼食を外食で済ませる時にはとりあえず大盛りを選びそうな巨漢だったから、量の問題については気にしない質なのかもしれない。
店にはご飯の量について、具体的な(実際の丼と紙を使った)サンプルがあり、残した場合のペナルティー*6も厳しめの文章で書かれていた。

面白い経験ではあった。
意外と食べられちゃうものだなあ、と自分に感心している。
ふと思い出して、ふらりと再訪してしまいそうな予感がある。その時は、別の品を注文しようと思う。「メタボ丼」が気になる。マヨネーズ抜きでお願いできるのならば、食べてみたい。

 

 

 

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お題「今日の出来事」

お題「ひとりの時間の過ごし方」

*1:居酒屋らしからぬ店名だと思う。デイサービスか、素人っぽい手芸の店に似合う。

*2:自分の世代だと、「キョンシー」がこういうご飯を手に持っていた記憶がある。お箸を垂直に刺していた。

*3:やはり運動部っぽい若者が多い。

*4:スマートスピーカーで「J-Popカバーソング集:女性編」をリピート再生しながら、ラムレーズンを作りつつ、同時進行で切り干し大根の煮物を作っていると、自分はどうしてこの時代とこの土地でこんなことをしているのかと、気が遠くなってしまう。赤えんどう豆も茹でたよ。

*5:「フライパン1つで作る夏野菜15分メニュー」特集に登場しそう。

*6:悪質な場合は追加の支払いが発生する。また、残した分は持ち帰る。