映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 」

仕事を早めに片付けて、同僚おすすめの中華料理店で晩ご飯を食べて、そのままAEONのシネコンに行き映画を観て、帰りにAEONのスーパーで(安くなった)食材を買う、という崇高な計画を実行した。

結果として、中華料理店のご飯はとても美味しかったのだけれど(レバニラ炒めと鶏唐揚げの盛り合わせ+小ライス+たまごスープ)お腹がいっぱいで映画の予告編の時には居眠りをしていた。いつも思うのだが、イオンシネマの予告編は長すぎる。

 

でも映画は最高だった。
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は素晴らしい怪獣映画だった。
キング・コング 髑髏島の巨神」やハリウッド版の「ゴジラ」と世界観を同じくする(モンスターバース、と呼ぶらしい)作品。夫婦怪獣ムートーが出てくる前作の「ゴジラ」が日本の(最近の子供向けSFだった)ゴジラよりもきちんと怪獣映画らしく出来ていた事で話題にもなった*1


ゴジラ 2019【HD】キング オブ モンスターズ 予告 King of Monsters

予告編の如く、怪獣に出し惜しみが無い。
こんなに登場させちゃってこれからのシリーズでどうすんの、と心配になるくらいだけれど、考えてみれば昭和のゴジラ映画だって出し惜しみせずに健全な娯楽映画の道を邁進していたのだから、これで正しい。

今回のゴジラの敵はキングギドラ。きっちり強くて格好良い。
日本のCGアニメ映画(GODZILLA怪獣惑星)のそれはガッカリギドラだったのでより満足度が高い*2。正統派かつ他では見たことがない、怪獣の戦いが楽しめる。

しかしハリウッド映画、いつも思うのだが爆風の威力を過小視していないか。巨大な生き物がビルを倒す時の爆風を、主人公達は伏せるだけでなんとか凌いでしまう。コンクリートやガラスの欠片で死んでいてはお話が進まないのもわかるが、もう少し配慮が欲しいところ。

それから、不満というわけではないけれど、ティルトローター機(ほぼオスプレイ)は最近の映画で便利に使われ過ぎだと思う。
ある程度のサイズがあって、速く飛べて垂直離着陸ができて、さらに後部ドアが大きく開く。うん、確かに使いやすい。怪獣対策の国際機関が使うにも良い感じのハイテク感だ。

人間ドラマは程々で、シンプルなストーリーは頭を空っぽにして楽しめる。それから、モスラが出てくる話なのに妙なウエット感が無いのも個人的には嬉しい。地球からのメッセージ云々、といった託宣とかイメージ映像は、どう頑張っても陳腐になる。

 

GODZILLA 怪獣惑星

GODZILLA 怪獣惑星

 

 

ゴジラにそれほど興味も知識も無い人でも、普通にハリウッドの派手な映画として楽しめるだろう。過去にゴジラ映画を何作か観た人、そしてある程度の「ゴジラ映画の歴史」を知っている人ならば、色々なところでニヤリとして、あるいは制作側に感謝する。

キル・ビル」や「パシフィック・リム」と同じく、かつての安っぽい海外作品(レンタルビデオ店の隅にあったマニアと暇人しか見ない)を浴びるように観て育ったオタクおじさん達が制作したタイプの、素敵な映画だった。粗を探せばきりが無いが、映像自体は大迫力なので、映画館でポップコーンとコーラを手に楽しむには最適な作品だと思う。

 

ちなみに映画の後のスーパーマーケットは、閉店間際ということで「おつとめ品」の多くが売り切れ状態だった。お惣菜を買って明日の朝食を出来合いの品で済ませる目論見が外れてしまった。

 

Pen+(ペン・プラス)『完全保存版 ゴジラ、再び。』 (メディアハウスムック)

Pen+(ペン・プラス)『完全保存版 ゴジラ、再び。』 (メディアハウスムック)

 
AERA (アエラ) 2019年 6/10 増大号 [雑誌]

AERA (アエラ) 2019年 6/10 増大号 [雑誌]

 

 

お題「今日の出来事」

 

 

 

*1:シン・ゴジラは怪獣映画としては別枠というか、漫画作品とそれを原作にした押井守映画くらい違うものだと思っている。ちなみにシン・ゴジラは僕の大好物である。

*2:GODZILLA怪獣惑星は、小説版が楽しい。映画は正直なところ失敗作だと思っています。