新しく自転車を購入した。「Tyrell FX」という自転車。
香川県の「Ive emotion」という会社が作っている、「Made in 讃岐」な自転車だ。
実はずいぶん前からこの会社の自転車が欲しくて、どの種類にするのか悩んでいた。もう少しお手軽な価格で、かつ折り畳み状態でコンパクトになる「IVE」というモデルもあるのだ。
しかし、今回の新車導入にあたり、基本使途は通勤と決めていた。通勤あるいは市内への移動のみ。輪行は「出来ればいいな」程度の希望。折り畳んだ状態でトランクには入らないが、輪行バッグに入れれば後部座席に収まる。だから帰省の際にも何とかなる。
つまり、今の愛車であるSTRIDAは今後も自転車−自動車の複合的な活用をしていく。簡単に折り畳めて、短距離を移動するのにはSTRIDAが(自分にとって)唯一無二なので。
そもそもこのTyrell FXは、かなりロードバイク寄りというか、「走る」ことに力の入った設計となっている。
折り畳み手順は複雑で、しかもそれほど小さくならない。
荷台を取り付ける余地もほとんど無い。泥よけも無いしタイヤだって溝が少なく細いタイプだから、基本的に晴天用だ。
でも、だからこそ、本当によく走る。
初めてロードバイクに乗った人はその走りやすさに驚く。軽く漕いだだけですいすいと進めてしまう。あの感覚が、折り畳みのミニベロで味わえるのだ。平気で100kmくらい走る人もいるらしいが、僕でも30km程度のサイクリングができる気がする。
今日は保安部品の取り付け(ベルやライト)と、簡単な走行前チェックと、近所への試走のみを行った。
STRIDAとは真逆の前傾姿勢に慣れるまでしばらくかかったけれど、なにしろ走っていて楽しい。頑張れば時速30km/hくらい出せそうで、でもその半分でも気持ち良く走れる。
たぶんにこにこして走っていただろう。
色は艶消しの濃いグレー。MacBookのスペースグレイっぽい落ち着いた感じで、他のパーツも黒が多いから全体としてはシンプル。Tyrell社の常としてあちこちにロゴが入っているのがちょっと気になる。ヘッドパーツというのか、ハンドルの根元にあった「袖付き:UCガンダム」っぽいエンブレムは外してしまった。
アクセントとして真鍮のベルを付けた。色はこれ以上増やさないつもり。このベルは形がシンプルで音が抜群に良い。付けるならこれ、と決めていた。
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実は諸事情あって、お店では市価よりずいぶんと安くしてもらった。
しかも副業というか知人達のお手伝いの報酬として、車体価格については引っ越し祝いも兼ねた“プレゼント”なのだった。長く色々なことに関わっていると、こういうこともある。有難い。感謝。
高い自転車ということもあり、今は部屋に置き場を設定しているところ。ハンドルの一部のみ折り畳めば壁際に寄せて置くこともできるけれど、できればサイクルラックが欲しい。あれ、自作できないのだろうか。
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