玉藻公園と連休の終わり。

旅行やイベントで身体を酷使しようが、大して出かけずにだらだらしようが、連休日の最後は変な疲れかたをするものだ。
今日は「家のこと」を片付けるつもりで、でも全然進んでいない。ひたすら眠く、そしてなんだか頭も重い。

 

JAPA-255 TCA関西・高松(第5版)

JAPA-255 TCA関西・高松(第5版)

 

 

住環境を連休前の「整った状態」にするのはあと30分も家事を行えば終わるだろう。そういう体制を整えてある。
でも、引っ越してから色々と考えて、でも今も進んでいない様々な「計画」が何も進んでいない点は、困る。困るというか焦る。

しかもコーヒーをがぶ飲みしていたら胃が気持ち悪くなってしまった。どうにも良くない感じの最終日である。

さて昨日と今日は「県立ミュージアム」に行ってきた。
昨日は純然たる私用というか趣味。企画展「自然に挑む 江戸の超(スーパー)グラフィック」を楽しんできた。
今日は仕事の関係での訪問。
打ち合わせを済ませた後に、常設展や「香川の歴史」みたいな展示を見た。

企画展も常設展も、とにかくボリュームが凄い。
全部をしっかり見たので、後半は頭がぼうっとしてきた。県立の総合博物館・美術館なので、地元の人間は常設展部分は流し見る程度なのかもしれない。
個人的な事情を鑑みると、新しく住んだ土地の歴史をそれこそ縄文時代から戦後まで一通り(模型や映像で)わかりやすく学ぶことができた点は収穫だったと思う。歴史を知らずとも日常生活は送れるが、知っていると地名や街の成り立ち、大きな意味での土地勘が磨かれる。話のネタとは違う教養の土台があると、私生活でも仕事でも何かしら良い影響があるものなのだ。

 

江戸博物文庫 魚の巻―――水界の王族たち

江戸博物文庫 魚の巻―――水界の王族たち

 

 

「江戸の超グラフィック」は、その軽い題名とは裏腹に、かなり真面目な見応えがある企画展だった。
江戸時代にこの香川県(讃岐)で作られた動植物の図譜を紹介する、というもの。あの時代に、博物学的な視点で動植物画を残すわけだから、胡粉を盛ったり切り絵を駆使したりと、それはもうあらゆる技術を使っている。面白い。

ちょっと不自然なくらいに4Kディスプレイを使った展示があちこちに置かれていて、なるほどNHK協賛と笑ってしまった。
4KをPRする時は、どうしても「だからなんだ」という映像が使われる。ズームの多用やひたすら鮮やかな大自然。これ、大昔のハイビジョンと同じだ。

 


香川県が立派な動画も用意しているのだけれど、YouTubeで見る限りミュージアムへの誘導が無いところがお役所仕事っぽい。

 

ことりっぷ 香川 高松・小豆島

ことりっぷ 香川 高松・小豆島

 

 

今日もまた玉藻公園を歩いた。
ここは元高松城。海水が導入された堀で有名。黒鯛などは放流されているのだろう、餌も売られている。他にはボラやクサフグなどもたくさん泳いでいて見ていると飽きない。エチゼンクラゲも見つけた。

冬に引っ越してすぐに行った時は工事中の場所が多かった。
今は天守閣部分の石垣も整備されて、街も海も見晴らせる。
港湾基地でもある城という存在が見た目でわかりやすく理解できる。

近年まで城跡として個人や企業の持ち物だったせいか、木々も庭もしっかり残っている。市のシンボルとしてしっかり手も入れられた、実に立派なお城だった。

さて、気分的にはもう全てを放り出して寝てしまいたいところ。
でもさすがに19時でそんなわけにはいかない。
この連休中にレザークラフトの制作環境を完成させたかった。瀬戸内国際芸術祭は概ね予定通り楽しめたが、趣味と衣食住に関してはちょっと後悔の残る連休となった。

 

マチボン香川 Vol.1

マチボン香川 Vol.1