冷たい肉蕎麦

肉蕎麦なるものが小さなブームになったのは何年前だっただろう。東京に出かけた際に、中央線沿いで何店か見かけた。

そのうち静岡にも似たようなお店ができて、「なるほどこれで全国展開が終わったのだな」と思ったことを覚えている。静岡に到達したら、何であれそれは終焉に向かっているのだ。ハワイアンパンケーキしかり、白い鯛焼きしかり。

ほどなくして静岡の肉蕎麦店は軒並み閉店し、今は探さないと見つからない状況となっている。

脂っこい肉と濃いめのつゆが蕎麦の風味に合う、ジャンクな蕎麦という面白い食べ物だったのだが*1、最近すっかり減ってしまった。

 

 

 

でも香川県高松市には新しいお店ができていたのだった。
最近は新装開店直後の行列もなくなり、行きやすくなった。
今日は仕事で近くを通ったので、お昼に寄ってみた。

店名は「肉蕎麦専門店 僕が僕であるために」という。
変な名前だ。
名前はともかく*2食べ物はきちんと美味しい。

 

https://www.instagram.com/p/Bua043VguQk/

 

ここの肉蕎麦は、つけ麺スタイルで、ラー油が入っている。
肉とネギがたっぷり、味は濃いめ。
何種類かある唐辛子も追加で入れることができる。

テーブルやカウンターには唐辛子や薬味を途中で追加するべしと“指南”が書かれているけれど*3自分の行く時刻にはテーブル上には空のトレイのみ置かれていて、食べながら随時追加することはできない。セルフ式讃岐うどんのお店のように、丼を受け取った直後のみ加えることができる形式。まさか食べている途中でレジの横に戻るわけにもいかない。

ともかく、今日は冷たい蕎麦を選んでみた。
ちょっと遅い時刻に食べたせいもあって、夕食の時間になってもそれほど空腹にはならない。なので夕ご飯はヨーグルトと不知火そして野菜ジュースで済ませてしまった。

今になってほんのりと空腹感がやってきている。
ここで何か食べるのは明らかに不健康なので、もう寝ます。おやすみなさい。

 

 

*1:鴨南蛮が近いかもしれない。蕎麦というと一般に鄙びた味わいだが、蕎麦粉の風味は強い味にも意外と合うのだ。

*2:極めて個人的な好みでいうと、こういう店の名前は好きではない。自意識は別の形で発散して欲しい。田舎にある「ブス」という店名のスナックと発想の根は似ている。尾崎豊という“臭み”もあざとい。

*3:こういう部分はラーメン屋っぽい。